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ことばにして はじめてわかる じぶんのきもち(じあまり)

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ことばにして はじめてわかる じぶんのきもち(じあまり)

最近の記事

ひとりじゃない。

誰も助けてくれない。 いつもそう思っていた。 こんなに辛いのに、こんなに大変なのに、いつも私はひとりで頑張ってる。 ずっとそう思ってた。 ひとりで戦っているような感じ。 いつも一人で、でもそれが当たり前だと思っていた。世の中なんて、人生なんて、こんなものなんだって、諦めの気持ちもあった。 でも。 今になって、ふと、思うことがある。 私は一度でも、きちんと、誰かに助けを求めたことがあっただろうか。 助けてほしい。 助けてください。 みんなの力が必要です。 そんな

    • 妊娠日記、一旦終結です

      <2020.03.31.投稿> 妊娠6週ごろの2月初旬から、2/24まで投稿した「妊娠日記」。 実は妊娠12週を目前に「稽留流産」の診断を受け、3月中旬に流産の処置を受けました。 とっても残念ではありましたが、この流産は妊娠初期には良く起こることだそうで、仕方ないことなんだと気持ちの整理は完了しています。 家族からも、そして職場の上司からも、労いと励ましの言葉をもらいました。 これを読んでくださる方々に悲しい報告を聞かせなきゃいけないのが心苦しく、リアルタイムで妊娠経

      • 自惚れた勘違い

        <2020.02.24.投稿> 体調が悪い時、何かを食べるとしたら何を食べるだろうか。 おじや、うどん、卵スープ、ゼリー 色んな選択肢が思いつく。 その中で、自分の身体の感覚に集中しながら選択する。 これは、これまでの自分の経験や知識の蓄積が役に立っている、ということになる。 しかし、ここ最近、私の知識や経験がことごとく覆されている。 吐き気が強いので卵スープを選んだところ、即座に吐き、それなのに白身魚のフライをタルタルソースをたっぷり付けて食べると胃が喜ぶ。 意

        • 1ヶ月間の自宅療養

          <2020.02.19.投稿> 妊娠6週に入った頃から、つわりらしき症状が出てきた。 寝起きの空腹感が恐ろしく気持ち悪い。ムカムカする。 妊娠してない時の「お腹空きすぎて気持ち悪いー」とはレベルが違う。ガチでただただ「気持ち悪い」。気持ち悪すぎて、もはや食べて良いのか迷うレベル。 そんな中、2週間ぶりに産婦人科へ行った。妊娠7週と3日。 ここ最近の胸のムカつきを訴えると「つわりが出てるってことは、今日赤ちゃんの心拍が聞けるかもねー」と言われた。 ここ1週間の耐えがたいム

        ひとりじゃない。

          TSUWARI-2020-

          <2020.02.11.投稿> 今まで何回信じて、そして何回裏切られただろうか。 あなたの顔色を窺って、私はいつも、出来ることは全部やった。 美味しいものをあげて、高級なものをあげて、安らぎをあげて。 私は、私にできる、最大限のことをやってきたつもりなの。 なのに。 いつもこうやって裏切られる。 あなたはいつも、何も悪びれずに平気で私の心を裏切る。 もうね。 怖いの。 どうせまた裏切られるんだろうなって。 私のこの行為が、自分の首を絞めるんだろうなって。 あなたのた

          TSUWARI-2020-

          逆境を楽しむとは…

          <2020.02.10.投稿> 旦那さんの趣味は多い。 その一つがプロレス観戦だ。 旦那さんと一緒に過ごすようになって、私は初めてプロレスというものをテレビで見るようになった。 初めてプロレスをみた時は、あまりの痛々しさに見てられなかった。この人たちはどうして殴り合っているのだろうか。今、逃げれたよね?!なんで逃げないの?!あーー痛いーー!!本当に死んでしまうのではないかとヒヤヒヤした。 昨日、久しぶりに旦那さんと2人でネットでプロレス観戦をした。痛々しさにはもう慣れた

          逆境を楽しむとは…

          「心地良い範囲」の圧倒的狭さ

          <2020.02.08投稿> 妊娠6週。 まだまだ妊娠初期で、お腹の子も、そして母体も、全く安定しない時期。 妊娠が発覚して1週間が経とうとしているが、この1週間のあいだで変わったことがある。 それが、「心地良い」と思う範囲が急激に狭まったということである。 たとえば食事。 【今までだったら】 ご飯を食べてて、終盤くらいに『あー、結構お腹いっぱいになってきちゃったなー。でもなぁー…あと2口くらいだしなぁ。食べちゃえ♡』って食べて、まぁ確かにお腹はちょっと苦しいんだけ

          「心地良い範囲」の圧倒的狭さ

          天使のお告げ?「エンジェルナンバー」という小さな幸せ

          <2020.02.16.投稿> 朝、トイレで目が覚めた。 外からは、鳥のさえずりも車の音も何も聞こえず、まだ起きるには早い時間だということが分かった。 トイレからの帰り、お風呂の給湯器のスイッチが付きっぱなしだったことに気付いた。スイッチを押すと、真っ暗だった画面がパッと光った。画面には時間と給湯温度が記載されている。 「44℃  4:44」 不吉通り越して、もはや奇跡だった。 こんなにも「4」が一面に広がる光景を、私は今までに見たことがない。 実はここ数日体調が優れ

          天使のお告げ?「エンジェルナンバー」という小さな幸せ

          プレッシャー

          みんなありがとう。 「あなたは出来るよ」 「これから先、必ず成功するよ」 「何かを成し遂げてくれる人だよ」 そうやって期待してくれて、ありがとう。 でもね。 私、そんなんじゃないんだよ。 全然、賢くないんだよ。頭良くないんだよ。 いつも目一杯背伸びして、それを顔に出さないでいるだけで、 家に帰ったらいつも充電が切れたみたいにぐったりしてるんだよ。 元気そうに見えるかもしれないけど、 そう見せているだけで実際はボロボロなんだよ。 不器用だし、 記憶力も良くないし、 努

          プレッシャー

          妻の顔

          珍しく今夜は妻が先に眠ってしまった。 ついさっきまで隣で一緒にスマホで動画を見ていたのに、気付いたらすやすや寝ている。 彼女の寝顔は、いつ見ても間抜けだ。 普段は二重でくっきりとした顔立ちをしている。一言で言うと美人だ。そんな印象を損なわせない、はっきりとした性格。きっと妻の仕事先の人たちは、彼女のことを「仕事の出来る人」とか思っているに違いない。僕から言わせれば、彼女は毎日とてつもなく分厚い鎧を身に付けているだけだ。 実際の彼女は、そうだな、なんか抜けてる。 『あ、そ

          妻の顔

          この旦那、やりおる…!

          「#私のパートナー」 そんな言葉を見て一番に思い浮かんだのは、一年前に結婚した私の旦那だ。 つい先日、10月12日から13日にかけて日本列島を襲った台風19号。 たくさんの雨と強すぎるの風を引き連れた台風は、過ぎ去った今も土砂災害や河川の氾濫、浸水や停電といった形で姿を変えて猛威を振るっている。 「命を守る行動を」 「特別警報が発表される可能性があります」 そんなニュースは台風が来る前日からひっきりなしにTVで流れていた。 ただ事ではない雰囲気を察知し、私と旦那は一緒に

          この旦那、やりおる…!

          初めて献血ルームに行った時の話

          みなさんは献血ルームに行ったことがあるだろうか。 ちょっと大きめの駅とかに行くと結構な確率で「献血おねがいします」という声が聞こえる気がする。私はO型なのだけど、O型はA型さんやB型さんにも輸血が出来るらしい。私ってば、なかなか融通の利くタイプである。献血ってあんまりリスクがなく、それでいて社会に貢献できるようなイメージがあって、機会があればやってみたいなぁと常々思っていた。 しかも、最近の献血ルームはハーゲンダッツが食べれたり、ドリンク飲み放題で漫画や雑誌も読み放題、みた

          初めて献血ルームに行った時の話

          「午後の紅茶」の思い出

          人の記憶ってすごい。 昔のことを思い出してほんわかした気持ちになったり、幸せな気持ちになったり、逆にありありと思い出しすぎて怒りの感情が増幅されたり。 ずーっと昔に聞いた曲を思い出して、その当時の状況を思い出したり。 普段は特に思い出すことはないが、ふとしたことがきっかけで頭の奥底に眠っていた記憶が呼び覚まされるということはよくある。 このあいだ、ふと立ち寄ったコンビニで飲み物を選んでいると「午後の紅茶」が目に入った。 大人になって紅茶をストレートで飲むことの良さを覚えてか

          「午後の紅茶」の思い出

          私の中にひそむ一人の悪魔

          自分でいうのもアレだけど、 私は基本的には穏やかで、明るく、フレンドリーな人間だ。 喧嘩をしている人がいれば仲裁に入って場を収めることだってするし、なるべく皆がストレスなく過ごせるように配慮したりもする。 平和が一番だし、ほんわかした雰囲気が一番だと思っている。 でも、たまに、自分でもびっくりするくらい酷いことを考えてしまう時がある。 そう。私の中には一人の悪魔がいる。 そんな悪魔が出てくるのは、決まって「大好きな人」との喧嘩の時だ。 大好きな人と喧嘩になる。 する

          私の中にひそむ一人の悪魔

          生きてる意味なんてない…と思った時の私の話

          全然暗い話ではないんだけどね、 死にたいって思ったことある? 辛いことがあったとき、悲しいことがあったとき、 『こんなことが続く人生なんて…』と悲観して、『もうイヤだ』と手放したい気持ちになるとき。 こんなつらいことばかりの人生に、何の意味があるんだろう。 そう思う時って、誰でもあるんじゃないかと思う。 私は一度だけ、本当に心の底から死にたくなった時がある。 嫌なことが続いて、対処法もうまくいかなくて、 これがもう自分の限界のような感じがして、 とにかく生きている

          生きてる意味なんてない…と思った時の私の話

          同じ。違う。

          世の中には、いろんな意見があって、いろんな考え方があって、いろんな見方がある。 みんなで同じものを見ているつもりでも、すこし角度が違うだけで全く違うものに見えていることもある。 隣に立つ人から「あれを見て」って指をさして示されても、どれを指しているのか分からないことがある。 すぐ横に立っているのに、“ほぼ”同じ位置なのに、それなのにどこを指さしているのか分からない。 “見えているもの”でさえこれほどの誤差があるのだから、 価値観とか思想とかいう“見えないもの”となると齟

          同じ。違う。