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24.02.01 『アンナ・カレーニナ』

トルストイの『アンナ・カレーニナ』を読んでいる。

ロシア文学あるあるだが、耳なじみのない名前が多いために、キャラクターの把握が困難を極めている。
正直、中盤まで読んで、関係性が良くわからない状態になっている。
しかし、ここから読み返すにはもうあまりに後半まで来すぎてしまった。
もうあきらめてこのまま進もうと思う。

内容については、現代のWeb恋愛小説にもあるような話だと体感している。きっと丁寧に読んだら違う感想を抱くのだろうが、流し読みでは名作であると言われている理由が分からない。

最初の一文がとてもよかった。
まだ読了していないが、この文がこの作品の本質であり、頂点だと感じている。

幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある。
(トルストイ著 望月哲男訳 『アンナ・カレーニナ』光文社古典新訳文庫 2008年)


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