日記8月18日の

久しぶりに親に連絡した。
私は今フィルムカメラにハマっており、フィルムの写真を撮りたいと思っている。実際に最近有名なインスタントカメラの写ルンですや、Kodak M35といういわゆるフィルムを入れ替えられる写ルンですのようなチープなフィルムカメラを使って写真を撮っている。でも趣味を続けていくとクオリティを上げたくなる。フィルムの一眼レフが欲しい。カメラは今までやったことがなくてわからないが、やはり素敵だなと思う写真はそれなりの機材で撮られており、一眼レフが欲しいと思った。

そんな時、あることを思い出した。父親がカメラオタクなことを。

実家で暮らしていた頃、休日には一眼レフを持ってどっか行くのが父の日常であった。今もそうだ。
しかし今はデジタル一眼レフ全盛期の時代、さすがの父でもフィルムカメラは持っていないだろう。そう思い、今までフィルムカメラを持ってるかなんて尋ねていなかった。帰省した時も、私はKodak M35とKodak Ultra Max 400を持って帰省したが、親には何も言わなかった。まさか持ってるとは思っておらず、中古のフィルムの一眼レフを自分で買うつもりだったからだ。

ただ、この間なんとなくLINEで尋ねてみた。「家にフィルム一眼レフとかもうないよね」

返事は「あるよ」だ。

なんと、実家にはフィルムカメラがあった。父はNikonのカメラしか使わないのでNikonだが、可愛いフォルムで人気のカメラ、Nikon F3だ。


正直、初心者でも操作がわかりやすいと聞いたCanonのEOSシリーズや、オートフォーカスの使いやすそうなカメラを買う予定だったが、F3は操作は手動だが人気機種でネット上の情報量が多く、これなら安心だなと思った。


それからほどなくして厳重に包装されたNikon F3が送られてきた。私のフィルム一眼レフとの出会いは思っていたより早く、簡単に訪れた。早すぎたともいえる。迎え入れる覚悟もなかった。私は一眼レフのことが何もわからなかった。


それがちょっと前の話。

価格高騰、入手困難の苦境に立たされている35mmネガフィルムは、手に入れることが容易ではなかった。いつもフィルムを買ってる写真屋さんに行ったら売り切れと言われた。そんな!誰が!買い占めた!!!!!!!!
また入荷してくれるだろうか?

結局Amazonで27枚撮りのものを注文し、やっとフィルムを手に入れた。置き配指定していたからだがポストに投函できそうなものを置き配されていて、もし盗まれたり飛ばされてたらヤバいじゃないかあああ!!と受け取る時ヒヤヒヤした。それから初心者向け解説動画でフィルムの装填方法をみながらフィルムを装填しようとした。完璧だと思った。わかりやすい動画があったからだ。

しかし、カメラは動画のようにうまくフィルムを巻き上げない!どうして!!

私はスマホで動画を撮り、どういうことなのか親にLINEで送りつけた。


それが今日のことだ。



私はLINEを通して父にカメラのことを教わった。カメラがフィルムを巻き上げなかったのは単純なことで、電源が入ってなかったからだった。盲点だった。フィルムカメラに電源を入れなきゃならないなんて!
電源の入れ方を調べて電源を入れたら問題なく装填ができた。部屋の写真を一枚撮った。服をかける家具(なんていうの)(ハンガーラック?)にかかった服たちの写真だ。現像したらきっとスーパー・クールだと思う。

父とはあまり話さない。なぜか会話のキャッチボールがうまくいかないのだ。私は父のLINEを持っておらず、今日も母のLINEに連絡した。父子は母を通してつながっている。




今日はイカゲームも観た。
1話ではまだよくわからなかったが、2話でぐんと面白くなった。デザインが秀逸だよね!同じテーマの作品はあれど、あんなデザインはなかった。ストーリーも面白そうだった。

グァ グァー グ