Luv (sic) Grand Finare 和訳

カッコ内は訳註です
以下の動画を非常に参考にしています


抽象的な世界で、ぼくは隠喩のような女の子に会った
君はいま丸まって白昼夢にふけっている
呼ぼうとして彼女の名が舌先に触れれば、ああ、すがしい味だ
いつでも彼女は現れて、僕のからっぽなコーンにぐるりとソフトクリームを巻いてくれる
僕はビー玉を口に詰めたみたいに下手なラップしかしてなかったけど
ようやくビー玉たちは宝石になって出てきたんだ
宝石たちは、お金じゃ買えない深い思想の糸で繋がってた
止まるな、体を揺らせ、ビーバップの次はヒップホップだ
宝石は氷のように冷たくて、僕はそれらが溶けて床に垂れるのをただ見ていた(言葉は固いけれどもそれが緩やかに自分のものになっていったことを唾が床に垂れるのと掛けて表現している?)
残ったのはすぐに無くなるだろうわずかな予算だけ
それから新しい音楽たちがやってきた
同工異曲を作ろうとか、次のヒットはなにかとか、みんなハイになってる
注目されてた写真もエアブラシでぼかしたみたいにいつか色褪せて歳をとる
そして君は歳を取って鈍くなったことを思い出す
やりたかったことを成し遂げても
どうやってそれを続けるかなんて知らなかった
カッコいいけど足に合わないスニーカーみたいに(カッコいい靴を手に入れてもそれを履き続けられるかは別の話ってことが、目標の達成とそれからを続けていくことは別ってことの類比)
箱に入れてガムテープで封をするみたいに、見ないふりしかできなかった
箱はベットの下にしまったけど、ほんとうにたまに開けてみるんだ
早すぎる終わりを迎えた物語のために、なし得なかったかっこいい終わり方を夢想しながら(作り続けられなかった曲の断片のテープを箱にしまって見ないようにするけど、断ち切れない思いを表してる)
あの頃の気持ちを思い出さなきゃ
絶望に浸っている状況からなんとしても抜け出すんだ
歌詞を紡ぐペンは患者を切り開くメスよりも鋭い
心を開かせるって意味なら、僕たちの仕事も医者と同じさ(誰かの心を開かせることと、心臓の切開手術を行うことの類比)
パート6の次には7,8と続いていく
それが天国の門の暗証番号になる(天国の門は栄光の架橋のような意味)
みんな天国は待ってくれると言う
でも君は運命とはなにかを教えてくれた
これは友への祈りのフィナーレ
天使たちがこの地へ幕を下ろすのが見える
ワインが葡萄の魂である地へと
始めたことを終わらせるため、僕はテープ切る(完成させる)
そして僕たちのレコードはいつまでも回り続ける(聴き続けられる)

君は円を完璧な形だと言う
全ての点は中心から同じ距離で
弧の上で、始まりも終わりもなく
円弧は重さを運んでゆく
貨物を積んで止まらず走り続ける
僕の目から景色が消える
詩は到着したり発ったり
まるで君のいたずらのように
まだ生きてる そう約束したから
死ぬまで僕らに命は宿る
僕らの名がエンドロールに乗るまで
愛することは愛の奴隷になるみたいだ
甘くて芳しいことだけどね
バルコニーでクレープに包むみたいに、言葉を錬金術で操って
君に触れられると純真な魔法にかかったみたいだ
愛はいつの時代も優しくて盲目なものらしいよ
僕の人生のゲストになってください
幸せはやっかいでずっとは続かない
だから曲みたいに誰かに渡していくんだ
僕は落ち着いてるように見えるかもだけど
君と繋がってない時は虚無を感じる
待つのはやめて動いてみよう
手が寂しいとすぐデジタル機械をいじっちゃうのをやめて
創造力を育てるには閃きが欠かせない
僕の心は刺激を求めてる
宇宙ステーションまで音楽を届けて
ペントハウスで満天の星空を見よう

みんな天国は待ってくれると言う
でも君は運命とはなにかを教えてくれた
これは友への祈りのフィナーレ
天使たちがこの地へ幕を下ろすのが見える
ワインが葡萄の魂である地へと
始めたことを終わらせるため、僕はテープ切る(完成させる)
そして僕たちのレコードはいつまでも回り続ける(聴き続けられる)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?