勢いで決めた移住先

『子どもは田舎で育てたい』と、結婚当初から話していた我々夫婦。しかし現実的な話は全くせず、田舎へ移住した人の実体験を検索したり古民家の宿に泊まったりで、理想を語るだけでした。そのため、妊娠中は保育園の見学にも積極的に参加したり、この激戦区でどうやったら保育園に入れるか会社の先輩方に聞いたりと、今の生活を継続していくことを漠然と考えていました。

ところが、子どもが生まれて一変。いや~、可愛いですね(←親バカ)。全くもって保育園に入れる気が失せました。そして田舎への移住話が現実的になりました。

移住するならよく行っていた京都の宿の近くが良いねと、始めは京都の空き家バンクで家を探していました。

我が家の家探しの基準は、①すぐに住める(改修の必要のない)家、②農業ができる、③狩猟ができる、④交通量の多い道から離れている、⑤学校が程良く近い、この5点だったように思います。

そして空き家バンクに良い家を見つけたので連絡を取ったものの、オーナーさんと連絡がつかないと言われ断念。そこで、本当に自分達は京都に住みたかったのか話し合いました。

結果、本当に住みたい場所は九州だねということになりました(笑)

ということで、九州のどこにしようとなりました。私の実家が九州なので、そこから遠い県(近いと頻繁に来そうなので…)で、猪や鹿の解体施設のある自治体にしようとなりました。空き家バンクを見ていると、古民家だけど水回りリフォーム済み、果物の樹もある家を発見!その週末に現地へ見に行き、そこへの移住を決めました。

長々と書きましたが、これは2週間位の話で、九州の家は1~2日で決めたように記憶しています。

知り合いも親戚もいない、今まで1度も行ったことのない(解体施設の検索で初めてこの自治体を知りました)土地ですが、楽しく生活しています。

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