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『ベクトル』の合わせ方

何ヶ月ぶり?記憶にないくらい久々のnote。
書いてみたい時、書ける時間ができた時、これからまた少しずつ書いていきたいな。

さて私は障がい分野の福祉を生業としてます。
が、管理者でも管理職でもありません。
そして、今後もなる予定はありません。
そしてそして、そんな器ではありません。笑

ただ、新規事業を任せてもらえることは多くなりました。任せるというか、ぶん投げられるというか‥
#言い方

6月からは法人が生活訓練という事業を立ち上げ、そちらで主に働いています。といっても就労移行支援事業との多機能型なので、就労移行の利用者さんの支援も行っています。

今感じていること。
「人に教える」をどれだけしてきていなかったのか。もうビックリするくらい下手くそ。笑

生活訓練をはじめて、共に支援をするスタッフは障がい分野の経験が浅かったり、専門的でない立ち位置だったりの方々。

自分が凄いわけではないけど、一応10年この分野で結構な熱量で働いてきた。
#長けりゃ良いってもんじゃないけど

今回の事業所立ち上げに際してもぶん投げて、いやいや、任せていただいてます。笑

支援についてまだまだ自分自身成長せねばと思ってますが、いい加減人に教える立場?年?になってきたんだと思い知らされてます。

そしてまぁ、壁にぶち当たってます。笑

まず、うちの生活訓練には引きこもの方が多く来られてます。あえてそうしたわけではないけど、口コミ?というか人伝てでそのような方からのご相談が多くなった訳です。
#やっぱ人が信用するのは個人の口コミなんだな

ちょっと話はずれますが、本来なら新規事業を始めたら、関係機関に挨拶に行ったり、PRにいったりして、「利用者さん紹介してください!」なんてするのでしょうが。うちはほとんどしてません。

その分、普段から上司はSNSやこのnoteなどで発信を続け、人脈を広げています。私も微力ながら発信と繋がりを広めています。
そのおかげもあって、困りごとを抱えている方やそのご家族からご相談をいただいてます。
ここは上司に感謝ですね。上記の流れを作ってくれていること。そして、そんな方々を任せてくれていることに。
#ここはて

ただ一つ。
本当に困っている人には、情報は伝わったとしても、「相談に出てくる事ができない。」という状況がある。だから待っているのではなく、こちらから出向くなり探すなり、そういうことが必要になってくる。
#ここは本当に実働していかないと

私のモットーは、「困りごとを持った人に出会ったら、一人として放っておかない。」です。出会った全ての人を助けたい。

ここで話は戻りますが、それなら「私だけ」が支援できるではダメなんです。そう、私だけじゃ足りない。出会った人全員なんて到底無理。ならば、やはり自分くらいの熱量と支援力持った人育てないといけない。

なので、「こういう時はどう伝えたら分かりやすいか。」「答えを求められた時、答えは自分で探さないと支援力つかない。と言っていいものか」。などなど、上司にめちゃ相談してる。そして自分でも考えてスタッフに伝えてる。

毎朝上司を含めスタッフ全員でミーティング。利用者さん一人一人について現状や支援について共有。わからない事は質問してもらってる。上司にも助言をもらいながら。

支援者を育てること=救える方が増えること

苦手だったけど、そう思えばやるしかない。
そして、利用者さん一人一人について支援のアプローチはスタッフそれぞれでいいけど、ベクトルは同じでないといけない。

なので、毎朝のミーティングやそれ以外でも、私はそのことを何度もスタッフに伝えている。
「辿り着く先は同じでないといけないけど、アプローチは自分なりでやってみて欲しい。」と。ただし、わからない時や困った時は都度相談してほしいとも。

だって、ベクトルが違ったら利用者さんはどうしたらいい?てなるでしょ??
支援の目的を見誤ってはいけない。あくまで支援は利用者さんのため。我々の答えのためではない。

そんなこんなで1ヶ月が経った。
少しずつスタッフは相談に来てくれる。私は管理職ではなく同じスタッフ。「同僚」なので、指示的なことはしない。相談にものるし、提案もする。新しいことしようとする時は必ず意見を求めている。利用者さんもだけど、スタッフも「置いてけぼり」にならないように。

結果上手くまとまらないけど、「支援のアプローチはそれぞれでいいけど、ベクトルは同じてないといけないよね。」て話でした。
#大切なことだから2回目

今日の私のつぶやきはこんな感じ。
それでは、今日も皆様にとってほっこりする一日となりますように。

ではまたー。

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