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リベンジ

以前、ネギキムチを作りましたが、美味しいは美味しかったのに、なんかちょっとピンとこず。

今日、親しくなった就労継続支援A型事業所「よろこびの庭」のスタッフさんから、またネギを購入しました。正確には、利用者さんの為の「野菜セット」をお願いしていたんです。

私の所属先では、一人暮らしを目指す、もしくは家庭から自立し、より地域に根差した生活を実践したい方のための、生活の場をご用意させていただいてます。
そこで暮らす利用者さんに、他の福祉事業所にもご協力いただいて、料理においての自活を促そうと考えてお願いしてました。

生活支援をする者として、食材だけを安く提供するのは私の役割ではありません。ですので、もちろん私も彼らと同じものを購入。そして実際に調理して、それを彼らに伝えたり一緒に作ったりしようと考えてのことです。

今回届いたのはこちら

ネギ、国産ニンニク、スナップエンドウです。

まさかの、私の過去のブログが役立つ時がきました。「絹さやの保存法」をプリントアウトし、彼らに野菜と一緒に手渡しました。

ネギについては小口切りにして、小分けにしラップかジップ式の袋に入れ、冷凍庫に保存するよう伝えました。

ニンニクはビニールから出し、キッチンの風通しのいい日の当たらない場所に置いておくようにと伝え、週明け調理指導に行くから何の料理に使いたいか考えておくよう話をしました。

夕方18時過ぎだったでしょうか、業務用携帯に電話が。「プリントしてもらった紙をみて、スナップエンドウの下ごしらえしてるんですけど、これって塩ですか?砂糖ですか?」や、「ニンニクチップ作りたいです!」なんて内容でした。

正直嬉しかったです。ブログが役に立ったこともですが、何かが回りはじめたことが。他事業所と連携したこと?利用者さんがそれを調理したこと?そこに私が求められたこと?上手く言えませんが、回りはじめた実感がありました。

数人で一緒に料理していたようで、電話の向こうで「塩?どのくらいかけるの?」なんて楽しそうな声が聞こえました。

あぁ、続けよう!そう思いました。
まだ手探りではあるけれど、なぜだか「いける」私の直感ですが、そう思いました。

ブログにこんな使い方あったんだ、、気づかされましたね今回は。そして、やはり初めての投稿に記したように、今の目的や主旨でブログを続けていこう、そう再確認した日でした。

さて、ネギキムチの話に戻りますが、今回は前回より手を加えてみました。

本場韓国では、ネギキムチは切らずに長いまま作り、食べる時に切るそうです。今回は長いまま作りました。

【 調理 】

根っこだけ切り落とし、白い部分は太いので切り目を入れます。

塩をふり、塩漬けします。

国産ニンニク、めちゃくちゃみずみずしくていい香り。

半分はスライス。

もう半分はすりおろします。

他の調味料などはこちら

本来はアミエビの塩辛なのですが、手に入らないのでいかの塩辛で代用。細かく刻んでおきます。

私はもともと辛いもの好きなので、この類いの調味料は冷蔵庫に常備。日本のコチュジャンでもいいと思います。

白玉粉を耐熱性カップに水と入れ、レンジで温め溶かします。溶けたら煮たたない程度に、再度レンジで温めます。
あとは砂糖と一味唐辛子、ごまを加えたらヤンニョムの完成。
ネギの塩漬けを軽く水で流し、水気をしっかり切ってヤンニョムと混ぜます。

ジップロックヘ入れ、空気をぬいて↑このように。冷蔵庫に入れて寝かせます。2時間後には完成。

明日まで待ちきれず、、

食べちゃいました。
納得の味。ただ辛いのではなく旨い!
これは是非お試しいただきたいです。

ネギとニンニクは私流の調理になってしまいましたが、スナップエンドウは利用者さんでも簡単に安く作れる料理を考えます。

料理をしている矢先、私の暮らしている、職場や利用者さんが暮らしている、我々の市にもとうとうコロナの患者さんのニュースが‥
直接指導には行けないかもしれない。でも、電話でもメールでも、オンラインで伝えることはできる。

そのような状況で、、と思われるかもしれませんが、彼らの生活を支える以上、私の業務に「止まる」ことはありません。どんな状況でも「生活」は止まらないのです。私たち支援者が止まるということは、彼らの生活が止まる。あり得ない。

一緒にできないなら、できる方法を探すまでです。あきらめることはしません。彼らの命を守る、そう覚悟しているので。

stay safe (みなさん、どうぞご無事で)

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