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子どもと確率論

我が家は秋冬が忙しい。10月に長男誕生日、11月に次男誕生日、12月クリスマス、年末年始、2月私の誕生日(一応)と続く。で、3月に学年末、4月新学期と続くから、秋冬というより秋から春の半年がずっとなんだかソワソワしている。

誕生日とクリスマスが近いと、どうしても「ものを買ってもらう」機会が増えるので子どもたちは「買う」ことにばかり気がいってしまう。これが私にはストレス。自分のことは棚どころか天井裏に上げて、「買う」ことを目的にするのはやめなさい!と毎晩怒鳴っている。いま長男が一番「買う」対象にしているのはポケカ。キラキラのカードや同じポケモンなのにイラストが違うレアカードなど、なんとコレクター魂に火をつけるのがうまいのかと感心してしまう。いや、感心してる場合じゃない。5枚で200円のパックを次から次へと欲しがるのだ。少し前までハマっていた(と言ってもポケカに移行しただけの話)メザスタという同じポケモンのアーケードゲームでは、最低でも200円で1つしかタグ(ゲーム専用のアイテム。タグをゲット=ポケモンをゲットという仕組み。メザスタの課金沼は恐ろしいんですよ…これはまた別で語りたいほど。)が手に入らなかったのに対して、ポケカは1パック(5枚)で200円。「まあ、メザスタよりは安いよね…」とか思ってる私は親としてちょろすぎである。当然、5枚の中にレアカードが入ってる確率なんてものすごく低いんですよ。長男がよく見ている「はじめしゃちょーがファンと一緒にひたすらポケカ30パックを開封してレアカードが出たら一緒に喜ぶ」という淡々とした(でもなぜか長男はこれを内容を覚えるまで繰り返し見ている。何がおもしろいんだ。)動画があるのですが、この動画ではひとり30パック開けてレアカードが入ってるのは1枚、よくて2枚。5枚×30=150枚だから、2枚出たって確率1.3%なのである。そんなの、1パックずつちまちま買ってる我々がレアカードにたどり着く確率なんて、宝くじレベルじゃん。でも子どもにはそんな話は理解できないので、「買って」が延々と続くのです…、そう、レアカードが出るまで…(怖)

何の話だっけ。

そうそう、子どもが「買う」ことばかり言ってて辟易しているという話でした。だから、こういう確率が絡むようなものに手を出すのはストレスの元だなってことなんですが、もう遅い。ポケカそれ自体はルールもそれなりに複雑で、考える力を使えそうでいいなと思ってるんだけど、如何せんコレクター魂をね…燃やしちゃうんですよね…。ブックオフとかにある対戦エリアとかにいるのはほとんど大人なんだよね。カードの価格を釣り上げてるのも大人。純粋にゲームとして楽しめるようになるといいな~、そのために自分もルール覚えないとな~とぼんやり思ってる42歳です。

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