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コボれ落ちる言葉たち

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コボのエッセイです。
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#コラム

文章を書くことで自分自身が規定される

長らく休止してしまっていたnoteですが、ぼちぼち再開させようと思います。 以前は毎日書いて…

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長編小説を書くことと、noteを書き続けること

SNSを開けば、最近はいろいろな出来事が起きている。京都での放火もそうだし、吉本興業の件も…

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夢日記をつけましょう

空を飛ぶ夢を、たまに見ます。 自分の身体は、人間のまま。だけど、パタパタ、パタパタ、と頑…

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美容師って素敵な職業だと思う

美容師さんと、他愛もない話をするのが好きです。 「話さないでそっとしておいてほしい」とい…

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平日の早朝にデートをしよう

僕と妻は、とても仲がいいのですが、結婚する前に二人でやっていたことがあります。 それは、…

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創造のススメ

妻が、絵を書き始めたという。 僕は毎日、小説を書く時間を取っているのだが、僕が小説を楽し…

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村上春樹は永遠のインディーズバンドだ

村上春樹の発明は「村上春樹いいよね」っていうと、なんとなくその発言者が格好良く見えるところにある。 数多くの作家がいる中で、なんで彼だけこういうポジショニングを取れるのかを考えていた。 ようやく思い立ったのは、「村上春樹は未だにインディーズバンドなのかもしれない」ということだった。 *** とあるバンドが、メジャーデビューした。 インディーズ時代からのファンはいう。「なんか、変わっちゃったね」。 その感想は、しかしながら、本質を捉えている。 ミュージシャンがメジ

三流が二流になることも、一流が超一流になることもない

今回もまた、こちらのnoteでも触れた、スティーブン・キングの「書くことについて」から。 彼…

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いつだって箱の中にいる

「無理」という言葉は、本来、存在し得ない言葉だ。 限界を作ってしまう人間が、都合よく作り…

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「例えば」という往復切符

すごく細かい話をするのだけれど、「例えば」という接続詞が好きだ。 それは僕らを、旅へ連れ…

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フィクションは実在する

スティーブン・キングの「書くということについて」という本を読んだ。 彼は「シャイニング」…

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時間とクオリティの関係

アンティークと呼ばれる類のものは、古さに価値が置かれる。骨董品であったり、美術品であった…

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変わる性質と、変わらない根幹

大人になると、自分のことを見失ってしまう人が多い。 就活をしながら「自分の軸」を探す。好…

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ベストセラーは読むべきか

書店に行けば、数多くのベストセラー本が平積みにされていて、思わず手を伸ばしてしまう。 このベストセラー、はたして読むべきなのだろうか。 そんな問について今回は考えていく。 *** これに関しては、一般的に2通りの意見がある。識者の間でも、立場が分かれている。 すなわち「ベストセラーを読むべき」とする立場と、「ベストセラーは読まなくてもよい」とする立場である。 「読むべき派」は、「今の世の中」を手っ取り早く知るためには読んだほうがいい、と主張する。 会話のきっかけ