ガマンと成熟
人格が成熟すると、誰とでも仲良くできて、どんな人にも美点を見出し好意をもてると信じていた。
これってそんなに間違ってないのかもしれないけれど、だからといって、ガマンして誰とでも仲良くしようと頑張ることが必ずしも人格の成熟につながるとは限らないみたい。
昔は苦手な人に出くわすたびに、「この人を受け入れられないのはわたしの人格がまだ未成熟だからだ」と反省して、RPGの攻略のようにあの手この手で相手とうまくやろうと努力した。
もちろんそれでうまくいくことが多いのだけど、なんだかそれだけでグッタリと擦り減っていたように思う。
そして、頭ではその人を良い人であると整理しても、無意識ではどこか拒否していたのか、身体が気怠くなったり体調を崩したりしてたっけ。
あのときの私に言いたい。
嫌いな人を攻略するのもほどほどにして、好きな人達を深ぼったり広げたりしなよ〜〜!!
世界は広い。
好きな人、憧れる人、会うとなぜかワクワクする人...そんな人達に会っていくだけでも一生を足りない。そんな人達の素敵さを味わうだけでもすぐに時間はすぎてしまう!
世の中には、さまざまなタイプな人間がいるから、出来るだけ多くの人とうまくやれるようにならなきゃいけないって思い込みをすてて、
わたしが素敵だと思う人、なぜか惹かれる人、居心地が良い人を追求する幸せをただただ味わい愛でていくことを自分に許してみることにした。
この考えを実践するのが、今年の目標の一つだね。
そんな矢先に、「統計学が最強の学問である」著者の西内啓さんが、Twitterでこんなことをつぶやいてた。
人生のコツの一つとして、可能な限り「この人みたいな人生おくりたい」って大人との接点増やして、「お前みたいな人生おくりたくねぇ」って大人との接点減らすといい、みたいな知恵はもっと知られてもいい気がしてる。
わたしが今、小学校1年生のわたしに会えるなら、「(ガマンしてでも)クラスの皆と仲良くしましょうね」の代わりに「最も幸せを感じられる人との関わり方を見つけてごらん」って言いたい。
ちょっと偉そうかな?:0
thank you as always for coming here!:)