ホテル暮らし

ホテル暮らし

国試まであと数週間、ここにきてホテル暮らしを開始した。

理由は、夫が高熱をだしたから。風邪症状がある場合、国試をうけることが出来なくなるので、たまに看病に家に寄りつつも、基本はホテル住まいで感染予防してるわけである。

もうすぐ2歳になる子どもとのホテル暮らし。ホテルだって、家から一番近いビジネスホテルで、リゾートホテルのような優雅さはなし。家との往復で、家事育児の手間は増える。

それでも案外やっていけるなと思う。
友人とお茶するならホテルのラウンジのような広々とした優雅な場所がいいけど、そもそもそんなまったりお茶できる機会は四半期に数回あるかないかで、普段は最低限の生活ができればあんまり気にならないことがわかった。

これから自分がどれだけ稼ごうと、生活はできるだけシンプルがいいなと思う。
できるだけ日々のことに気を惑わされず、自分がやるべきことや大切な人達のことに気持ちよく集中できる環境がいい。

国試が終わったら、今に比べればだらけた期間がまた来てしまうかもしれない。

充実した学習習慣とは、つくるのには時間かかるのに、なくすのは一瞬だから。

そんなことわかってるけど、やっぱり今みたいに、目的にむかって無の境地で淡々と邁進できる心の状態が好き。

そんな心の状態を、国試が終わって休息してからも、また持つことができたらなと思う。

国試まで、勉強もまだまだしたいけれど、一番大切なことは子どもと私が体調を崩さないこと。

幸運の手綱をはなさずに。その日を迎えるまで。