見出し画像

臨床実習、一旦おしまい!

去年の2月から始まった臨床実習が、この1月で無事終了した。

結果は...無事に単位取得!

成績は、今すでに出てるものでいうと、なんと予想外にも眼科と心臓血管外科とあと腫瘍内科が「秀」で、精神科、脳神経外科、消化器外科、乳腺外科、小児外科、耳鼻科、循環器内科、救急科と何か(忘れた)が「優」で、あとは良4つくらいと可2つだった。
思ってたよりまともだわ。
というのも、、、

臨床実習のオリエンテーション初日に陣痛がきて、翌日夜に出産、そこから1ヶ月間休んでからのドタバタ参加だったので、いつ心身がギブアップしてもおかしくない状況だったのである。

さらに、出産後すぐに乳腺炎になりかけたこともあり、結構な頻度で実習を途中抜けして、授乳ときどき助産院に駆け回ってたりもした。

そんなこんなで、「第1に子どもが元気でハッピーでいられること、第2に私が健康に生きてくこと、第3に家族がハッピーで生活が回ること、第4に臨床実習(成績など知らん!)」とばかりに、不勉強が極まった状態で、省エネモードで実習に臨まざるを得なかったのである。

そんなこんなで、そもそも留年も覚悟しながら参加してたので、ちゃんと良い成績の診療科もあって大喜びしてる。

この1年間、振り返ってみると、毎日目の前のことに必死で大変だったはずなのに...

めっちゃ面白かったー!!!
医学部はいってよかったー!!!
学徒として青春したー!!!

編入してからは座学ばかりで(そしてすぐ留年をチラつかされて)、勤勉でない私はうんざりすることが多かったけれど、実際に患者さんや働くお医者さんの顔をみながら学べる場はとてもワクワクした。

どうしたらこの人は楽になれるんだろう?
そもそも治癒とはなんだろう?
ガイドラインはこうあるけど、この人の場合はこのまま当てはめていいの?
医療で出来ることに限界がある中、どう接したらいいかな?
この手技を先生のように滑らかにやるにはどうしたらいいんだろう?
この症例では、どんな考察したら面白いかな?それにはどの論文がいいかな?
症例プレゼンでは、なにを主軸に話すのが一番伝わるのかな?

そんなことを日々考えながら、実習メンバーと助け合って切磋琢磨できた記憶は、一生の宝になると思う。   

そして、そんな青春を味わえたのは、家族や同級生が、ちょっと無理して頑張ってたわたしを(無理しないでと止めずに)応援し支えてくれたからで、とても恵まれた環境にいたんだなと感じる。

ありがたや〜

来週からは、臨床実習のアドバンスコースが始まる。
そこでは、最も興味のある精神科と、最も苦手な眼科を回る予定にしてる。

このような情勢下なので、残念ながら限られた実習内容になるかと思うけど、目一杯楽しむぞ!

そしてそして、どうかカミサマ、アドバンスコースも、無事に通えますように・・・(全ては赤子次第なのである)

thank you as always for coming here!:)