新生活スタート
初期研修医としての生活がスタートして3週間が過ぎた。
今は麻酔科を回っていて、朝は5時起き、毎日オペ室いって、手技は盛り沢山、もちろん全身管理もやるし、緊急の呼び出しも多い・・・めっちゃ大変!
だけどその分、一気にたくさんのジェネラルスキルが身につく診療科でもある。
わたしの日常は、大きな病院で、色んな人に指導医と一緒に麻酔をかけることだけど、
麻酔をかけられる人にとって、その時間はかなりの非日常で、人生で一番の頑張りどころだったりする。
自分の日常は、入れ替わり立ち替わり誰かの非日常に関わることで、そしてたいてい命がかかってて、そんな重みにまだ慣れてない。
この数週間で指導された言葉の中で、今のところ1番気に入ってるのは、
「医療の8割は優しさ」。
薬を投与したり、針を刺したり、呼吸補助したり、色〜んなことを患者さんにするけど、それぞれを正しくすることは当たり前で(その当たり前を常に維持するのにも努力はいるんだけど)、そこにどれだけ優しさを込められるかは、医者によって全然違う。
神は細部に宿る。
3週間で出来るようになったことは沢山あるけど、きっと一つ一つがまだ未熟で拙いものの可能性が高くて、それを熟したものにするには、きっと患者さんへの配慮みたいなものを細部に宿らせる必要があるんじゃないかな。
来週もがんばるぞー。
thank you as always for coming here!:)