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ふと蘇るもの

ここ2週間は大学の予定がないので、国試の勉強をすすめている。

症例問題をといていると、ふと「この疾患の患者さん、今どうしてるかなぁ」と思う。

お会いした時は半年前で、この疾患の予後を考えると...

もう会うことは難しいであろうことに気付いて、あのとき交わしたなんてことない言葉がなんだかとっても大切なものに感じられる。

適切な言葉でやりとりできてただろうか
あの人達のことを充分に尊重できてただろうか
あの人達が表現したかったものをいくらかは受け止めれてただろうか

なんて振り返る。

答えはいつもYESなわけはなくて、自分はまだまだ知識も技術も器も発展途上だなと思う。

私はとっても忘れっぽい性格で、ひとりひとりを克明に思い出すことは叶わないけれど、その人達と関わった時間は私のバックグラウンドに残されている。
そして今のわたしが形作られる。

ほんの少しの時間でも、関わる人を大切にすることは、未来の自分を丁寧に創ってくことだ。

thank you as always for coming here!:)