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\「ないこと」が豊かさのカギ!?/【コア学流・お金の創造力】コア学ゼミ2022年3月

毎月開催されるコア学研究所の講義を書き起こししたテキスト(有料記事)となります。

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あることも、ないことも、どっちも豊か

前回のコア学サロンに続き、コア学ゼミもお金の特集です。今回メインは、豊かさの総合力を持って、いかに豊かさをリアルな現実に落とし込んでいくか、豊かな人生を創造していくとはどういうことか、皆さんと深掘りしていきたいと思っております。

前回のコア学サロンをちょっとだけ復習しましょう。豊かさの根源は、皆さんの中にある想像力とか自由度とか、いつでも自分の中から何かを生み出していける力そのものだとお話ししました。

具体的に言うと、いままでの世の中は「あるから豊か」でした。何かがあるとか、何かを所有しているとか、何かを持っているから豊かというところでしたが、今度は「ないから豊か」に移行していきます。

移行は数年前から行われていて、例えばミニマリストという言葉が流行ったように、いかに持ってないかとか、ないことに豊かさがある、ということもちょっとブームになっていましたね。でも、どちらも豊かさの枝葉でしかありません。じゃあ未来はどうかというと、あっても豊か、なくても豊か、どちらも豊かということでしたね。

前回のコア学サロンでは、あっても豊か、なくても豊か、その根源を感じてみようねって話をしました。いつでも豊かさの根源にアクセスできるよってことです。忘れがちなんだけど、いつでも自分に問いかけをしてみてください。

何かしらに悩んだり、不足とか物足りなさを感じたりしたときも、常に「あるも豊か・ないも豊か・どちらも豊か」という、その真ん中にいるようにしてみてください。そうすると、自分が豊かさの根源とつながる状態になるので、つながった状態でさらに人生をクリエイトしていくことがとても大切です。というのが前回のお話でした。

どういうライフスタイルが豊かさのビジョン?

豊かさの根源とつながることを通して、皆さんのエネルギーを三次元の世界、実際に生きている現実社会に適応させていく、繁栄させていくことが重要となってきます。

例えば、収入面の豊かさというのは、皆さんの豊かな状態がクリエイトした結果の1つでしかないですよね。でも、古い価値観を持って考えると、たくさん稼げている人が豊かだとか、たくさんお金を持っている人が豊かという風についつい思いがちだけど、これから先の時代は、その考えは非常に危険というか、ちょっとずれてしまうわけです。

皆さんも、やみくもにお金だけ稼いでもむなしいとか、お金をたくさん持ってるからといって豊かなわけではないとか感じてるかなと思うんですね。ですから、豊かさの総合力を持って、いかに自分仕様の自分サイズの豊かさを構築していくことができるか、これが豊かさを創出していける力だと私は考えています。

そのとき大事になってくるのは、皆さんの豊かなビジョンです。簡単な言葉で言うと、皆さんが当たり前に豊かな生活をしているとしたら、それは具体的にどういうライフスタイルですか?このイメージを皆さんは持てていますか?ということなんですね。

具体的なライフスタイルにまで落とし込んでいくことができると、自分がどの方向にエネルギーを使っていけばいいかより明確になっていくと思います。例えば、自分にとって豊かさの象徴の1つが、「時間に追われずに過ごすこと」だとしたら、時間に追われずに過ごすライフスタイルのためにエネルギーを注いでいくことをすれば、確実に現実化していきますよね。

皆さんがいま体験している現実や日常は、皆さんがかつてエネルギーをかけてきたことの積み重ねや結果なわけです。ですから、現実をもっと豊かにしていきたい、もっと豊かさを享受していきたいと思うのであれば、自分にとって豊かであるとはどういうことか?ということを、もう一度深く掘り下げていくことがとても大切です。自分にとっての豊かさのイメージを改めて言語化させていくことがとても大切になります。

これは一度やって終わりではなく、時代の変化や自分のライフスタイルやライフステージの変化などに合わせて適度にやっていきます。年に1回でも半年に1回でも、1か月に1回でもいいと思うし、頻度は自分で決めたらいいと思います。

小学校のときの自分の豊かさの定義と、大人になっての豊かさの定義って絶対違うはずなんですよね。だから、その都度その都度、自分にとっての豊かさの定義を具体的に見つけていくこと、ビジョンを持つことがとても大事です。

では皆さんに問いかけてみます。「あっても豊か、なくても豊か、どちらでも豊か」という豊かさの根源につながっている状態の自分が過ごす日常ってどういうポイントがありますか? 豊かな状態でいる自分が過ごすライフスタイルを象徴する何か、思いつくことはありますか?

それが毎朝起きてゆっくり白湯を1杯飲むことって人もいるかもしれないし、6時までに仕事が終わっていて、6時から夜寝る時間まで好きなことに没頭できることが豊かさの象徴であるかもしれません。「時間に追われてない」っていうのが豊かさの象徴だとすると、「ない」っていうネガティブワードが入ってますね。「時間に追われて“ない”」って表現が出てきたので、これはこれでオッケーなんだけど、さらに具体的にどういうこと?って掘り下げてみてください。

まだウォーミングアップだから、あんまり深く考えずに気軽に答えてみて。とにかくポッと思い付いた豊かさの象徴、例えば誰々との時間でもいいし、こういうものを買えるとかでもいいし、何でもいいから豊かである前提の自分が過ごすライフスタイルを象徴するもの、こと、人、時間など、思い付いたままポンポン出してみましょう。

・余裕があること
余裕があるってどういう瞬間に感じる?みんなそれぞれ違うから、具体的な日常レベルでどういう瞬間なのか見ていくととてもいいですよ。

・平日の午前中にカフェでお茶する
平日の午前中ってわかりやすくていいですね。カフェでゆっくりお茶するってところをさらに掘り下げていくと、平日の午前中がポイントだったりするよね。

豊かさから一番遠ざかるものとは…

ここからさらに深掘りしていきたます。豊かさの根源は、「あるも豊か、ないも豊か、あってもなくても豊か」っていう状態でしたね。

じゃあ豊かさの反対にあるものは何か?先に結論を言っちゃうと、嘘偽りです。自分に嘘をつくとか、自分を偽るとか聞いたことあると思うんだけど、本当はあるのにないことにしたり、ないのにあることにしたり、これがつまり嘘や偽りということです。

よくあるのが、感じてないのに感じてることにする。あるいは、感じているのに感じてないことにする。これも嘘や偽りだと思いません?食べたいと思ってないのに食べたいと思う、これも嘘や偽りに分類することができます。

いままでの社会とか風潮的には、そこまでは重要視されてなかったけれども、これから特に2022年以降は、本当に本当に自分に偽らないことがすごく大事になってきます。思ってないことをあたかも思ってるように言う、これも嘘です。思ってることなのに思ってないように言うこれも嘘です。

自分を偽ることは、実は豊かから一番遠ざかる、一番遠いところにいることなんですね。これドキッとした人いませんか?最近そういうことあったかな?って深いレベルで見つけた上で、それを丸ごと受容できるのも豊かさの1つなんですね。

だから、嘘や偽りをしてはいけないということではなくて、嘘や偽りがあることも含めて受け入れます。受け入れることが自分にはできるっていう力も豊かさの1つになります。それを直視したくない人が大半なんですね。自分を偽っていることを受け入れたくない自分に罪悪感を感じて、目を背けたくなってしまうんだけど、目を背けていると自分自身がわからなくなっていきます。

最近の傾向として、自分自身の中に本当はないのに、あることにしてしまったり、本当は感じてないのに、感じてることにしてしまったり、偽りの願望を基準に何かを始めてしまうことがあります。例えば、勉強とか仕事とか関係性とか嘘から始まる関係性だと長くは続かないんですね。

長くは続かないってことは、早く終わってしまえばいいわけです。関係性が終わるというのは、その人と決別するってことではなくて、嘘から始まってる関係性だって気付いたら、本当の関係性に切り替えていけば、それはある意味で関係性が終わるってことになりますよね。そういった意味でも直視することはすごく大事になってきます。豊かな自分で何かを選択していけば繁栄して返ってくるわけですね。

つまり、豊かさを受け取りたいのであれば、自分から豊かな選択をしていくしかないわけです。このとき自分の嘘偽りも受け入れることが必要になります。そして、受け入れてからが大事です。受け入れたうえで、本当にあるものとないものを見つめ直していくプロセスがとても重要になってきます。

例えば、忙しいというのが偽りだった場合、忙しい忙しいって頭で認識してるかもしれないけど、本当は腹から感じてないってことなんだよね。忙しいわとか、時間ないわとか言ってきたけど、本当は全然忙しくないっていう、それを認められるかどうかです。

逆もあるかもしれません。余裕ぶって大丈夫、大丈夫って自分に言い聞かせてるけど、本当は不安でいっぱいで心に余裕がないかもしれない。それが自分自身なのかもしれない。でも、それを認めたくなくて、そういう自分がいるにもかかわらず、いないことにしてことを進める。そうやって進んだことってうまくいかない、続かないわけなんですね。

「うまくいかない」「続かない」「繁栄しない」3つに共通すること

ここまで話したことを一括りにしてある結論を述べたいと思います。今回のとても大事なポイント1つ目です。よく聞いてくださいね。嘘偽りというのは「うまくいかない」「続かない」「繁栄しない」この3つが必ず出ます。覚えましたか?いいですか?

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