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【\セットを探せ!?/潜在意識のクリアリング・クリーニング】コア学ゼミ2021年12月

この記事は

毎月開催されるコア学研究所の講義を書き起こししたテキスト(有料記事)となります。

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「陰と陽」「プラスとマイナス」”セットで1つ“


今回は、前回のコア学サロンを踏まえた上で、潜在意識のクリアリング・クリーニングについて具体的な話をしていきます。

皆さんは、潜在意識の中に自分ならではのプログラムとかパターンを持ってます。これを思い込みと言ったり、固定観念と言ったり、いろいろな言い方がありますが、前回のコア学サロンでは、これは因果律・因果関係のことだよ、という話をしました。つまり、自分の因果関係がリセットされることがクリアリングとかお掃除だという話でした。

今回、皆さんに押さえていただきたい最大のポイントがあります。ここはしっかり押さえておいて欲しいので、メモを取るなり記録しておくなりしてください。何が最大のポイントかと言いますと、潜在意識がクリアになる、お掃除される、ゼロリセットされる、言い方はなんでもいいんですけど、そのために何が必要かというと、陰と陽とか、プラスとマイナスとか、相反する対が見つかってセットで1つになるとゼロリセットされると、まず覚えておいてください。

潜在意識には自他の区別がないので、「あなたは私」みたいな世界なのですが、そのセット感をまず持っていただいた上で、例えば、AさんBさんCさんって他人がいるとして、そのAさんBさんCさんとあなたはセットで1つだよって法則があります。

「セットで1つ」を認識できたときに、分離していたものがセットで1つに統合されるので、つまりこの統合がゼロリセットになるということなんです。「セットを探せ」というのが今回のテーマになります。

これは鏡の法則とか投影の法則とかでも言われることなので、なんとなくわかってる方も多いと思いますが、正しく理解していないケースがあります。例えば、自分が嫌いだと思う人は自分が我慢してることをやっているとか、自分が思ってることは他の誰かにも思われてるとかよく言われる話ですが、セットで1つであるという法則を変な形で理解してしまうと、自分を責めてしまったり、あんな嫌いな人とかあんなイライラする人も私とセットで1つなの?って思うと、なかなか受け入れられずに統合が進まないという現象が起きてしまうんですね。

ですから、まずセットで1つだと知った上で、何がそれを意味しているのか?本質は何なのか?をしっかり押さえていただきたいと思います。分離していたものが相方のセットが見つかることで次に進むとか、リセットされるという関係性があるってことを覚えておいてください。

今回はセットを探していただくというワークをどんどんやっていきたいと思います。セットで1つ。このセットっていう感覚をつかんでください。

人生の主役は自分1人。登場人物は全員脇役です。

しっかり本質をとらえていく上で私が大事だなと思ってるのは、皆さんの人生においての主人公は皆さんなんですね。ということは、皆さんの人生における主人公は皆さん1人しかいないので、自分以外の全ての人は、自分が生きている物語に登場する脇役だったり、主人公を主人公たらしめるための脇役にしか過ぎないわけです。

これは残念ながら全員そうです。私の人生においては私のみが主人公ですが、私の旦那さんにとって私は脇役なんです。だけど、私の人生にとって旦那さんは脇役なんです。その人の人生における主人公は、その人ただ1人だけなんですね。

皆さんの人生における主人公は、皆さん1人だけですが、皆さんの人生で起こるあらゆる出来事やあらゆる登場人物は、全て皆さんの物語を完成してくれるためにあります。全ての出来事とか環境とか相手は、あなたという主人公を主人公でいられるようにしてくれるための舞台セットでしかないんですね。

皆さんが意識的に望んでいる主人公ではないかもしれません。それこそが大きな思い込みなんですね。自分の中にある主人公性やストーリー性を、そういう存在でいられるようにしてくれるのが自分以外の全てだと考えてください。例えば、職場で仕事をしてくれない部下がいるとしたら、あなたとその仕事をしてくれない部下は、必ず何かの側面でセットなんです。

仕事ができない部下は、必ず何かの役割として主人公としてのあなたを引き立てたり、あなたがそういう存在でいたいために、脇役として仕事ができない部下になってくれているというのが1つの法則です。つまりセットで1つだと考えるんですね。これを受け入れがたいって人もいるかもしれませんが、そこをグッと受け入れてみましょう。

結論から言うと、人生に起こるあらゆる出来事や全ての登場人物は、あなた自身と必ずセットで1つであるという前提を持って生きたり、観察したりしていると、すべてのもの、すべての出来事に対して感謝がわいてくるようになるんです。

あなたがいてくれるおかげで私はこういう人間でいられますとか、あなたがそういう人間でいてくれるおかげで、私はこういう人間でいることができますとか、物語が悪いおかげで私はこういうことができますとか、セットで1つ感。こういう出来事がこういう風であるがゆえに、私はこういう物語の主人公を生きることができますとか、全ておかげさまなんだと、ちょっと想像してみて欲しいんですね。

自分が置かれている環境や、周りの人々や自分自身に対して感じてることも、全てあなたが主人公を生きるために選んでいる用意されているという前提で見たとき、最初はちょっと受け入れがたいところもあるんですけど、全てに対してありがたいなって思えたらどうですか?

お風呂で泣き叫ぶ娘にほとほと困っている私もセットで1つです。このセットに気付いて、ありがたいって感謝がわいた瞬間に、次の主人公や次の物語、つまりその映画館から出て、次の映画を選ぶことがようやくできるんですね。次のパラレルに行くことができます。でも、セットであることを受け入れないまま現実を変えようとしても、真実に気付かないままなので、なかなか動かすことができません。

ゼロリセットは、感謝とともに起こるものなんですね。あるいは感謝という気持ちと同時に、愛情のような愛してるって感覚だったり、愛おしいって感覚だったり、人生に自由を与えられているんだって感覚に包まれる方も多いと思います。

それは陰と陽とかプラスとマイナスとか、あなたの中で分離していた内と外の世界がセットで統合されたときに感謝が生まれます。だから、統合が起こることが潜在意識のお掃除なんですね。自分の中の分裂したものを統合させていくことゼロリセットだし、それをしていくことが潜在意識のお掃除をするってことなんです。

これは年末の大掃除に限らず日常的にできることなので、最初はあいつとセットだなんて思いたくないとか、あいつのおかげでこれができてるなんて思いたくないとか、そういう意地を張ったり、戦ってしまったりすることもありますが、慣れですので回数をこなせばいいんじゃないかなと思ってます。


主人公を生きるための環境が全て用意されるという法則


全部、対です。例えば、ぎりぎりまで頑張って頑張って、あなたって本当に頑張ってるのね、大変ねって言われる主人公をやりたい場合は、あなたって大変で頑張ってるわねって周りから言われるまで頑張るのをやめられないっていう現状・現実を自分で作るし、なかなかやめることができない環境を無意識に選んでしまいます。

なぜかと言うと、自分の中にそういうストーリーがあるからです。そのストーリー性に気付けば、本当はいつだってもういいやって頑張るのをやめることができます。でも、昔ながらの苦労をしないと幸せになれない的な感覚で、このぐらい苦労してるのが周りに伝わってから私は初めて気を抜くことができるとか、このぐらい頑張って自分を犠牲にしたら安心して好きなことがやれるっていう主人公性を生きていると、その主人公性を生きるのにふさわしい環境や状況がセットで用意されるってことなんです。

素晴らしい法則にまず感謝だと思いませんか?だって、自分がどういう主人公を生きようか自分で設定することができたら、それに見合った環境を全部用意してくれるってことだから、すごい法則ですよね。

この話を聞いて耳が痛くなるのは普通の反応ですので大丈夫です。慣れてくれば、なんだ~で終わります。なんで耳が痛いかというと、自分を心の底で責めたり、罪悪感を持ってたりするから痛いんですね。

でも、別に誰も責めてないので、セット見つけた!とか、なるほど!みたいな発見の面白さとか、統合される気持ちよさの方がだんだん勝ってくるんですね。だから全然余裕になって、毎日お掃除できるようになっていきます。

クリアになった感覚がしないのは…つまりセットが違います!

ここまでは皆さん何となくわかったと思うので、次にセットを探していく作業をしていきます。「私以外の全てのもの」と「私」のセットを探しましょう。

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