\見えない存在とつながる/【異次元コミュニケーションの極意!】コア学サロン2022年7月
「あちら」と「こちら」とは?
今回は「あちらとこちらをつなぐ異次元コミュニケーション」がテーマです。「こちら側」というのは人間界、物質界を生きている存在ですが、「あちら側」とはどう違うのか、どういう風に関係し合っているのか、どうやって連携をとっていけばスムーズなのかといった話をしていきます。
「こちら側」の私たちは肉体を持って生きている存在として、やることやできることがあって、逆に言うと、肉体を持たない「あちら側」の存在には、あちら側の常識とかやるべきことがあります。それぞれを理解した時に、有限の時間の中で肉体を使って自分自身をどうやって生かしていくか、そこを着地点として話をしていきます。
今回は「あっち」と「こっち」って表現をよく使いますが、簡単に言うと、「あっち」というのは、目に見えない世界だと思ってください。「こっち」というのは、目に見える物理的な物質的な肉体の世界、三次元の世界のことです。
あっちとこっちって全然常識が違うので、こっちの常識であっちに話しかけたり、あっちの常識でこっちに話しかけられたりすると、コミュニケーションの中での齟齬が起きやすいんです。例えば、あっちに何かお願いをするとか、あっちからのメッセージを受け取るといった時に、それぞれの世界における特徴とか常識を知らないと、コミュニケーション不足とかミスマッチが起こります。
私たちの人間界でも人と人とのコミュニケーションの間でミスマッチが起こると、人間関係がおかしくなったり、問題が生まれたりしますが、異次元との関係においてもミスマッチが起きるとうまく連携が取れないということが起こります。
じゃあ、うまく連携が取れてる時、つまりあちらとこちらの異次元との対話やコミュニケーションがスムーズにうまくいってる時って、一体どのような特徴があると思いますか?具体的にどういうことが皆さんの人生に起きると思いますか?
例えば、見えない存在に守られてるなっていう感覚や、見えない存在との対話によって自分は何かを決定したなとか、選択したなっていう感覚や体験を思い出してみたり、考えてみたりしてください。
直感で動いたことが良い結果になったり、シンクロが起きたり、スムーズにことが進んだ経験がある方もいると思います。その時の直感というのは、あちらとこちらの連携や情報交換がスムーズにいっていて、あちらの情報をこちらがうまくキャッチできてる時なので、プライベートな私的な直感ではないことが多いですね。その直感の違いも後ほど解説していきます。
「あちら」とシンクロニシティの関係
ところで、皆さんは虫の知らせとか経験したことありませんか。自分の外から飛んでくる直感みたいなものです。自分がそう考えたとか、自分の中から浮かんできたものではなくて、違う次元から飛んできたなっていう直感もあると思います。自分の中からわいてくるというより、自分が何かにつながった感じがあって、ああなるほどってわかる感じですね。
皆さん振り返ると、たしかに日常の中であちら側と異次元コミュニケーションをしながら、こちら側の世界を生きているなという実感があったかと思います。まずその実感をイメージしたり思い出したりしてみてください。
異次元とのコミュニケーションがスムーズに、情報が滞ることなくやり取りができていると、一番わかりやすく起こる現象がシンクロニシティです。さまざまなことが自分の意図なしに整理整頓されていったり、物事が勝手に順序よく並んでいったり、自分が力を加えることなくすーっと風が流れていくような形で、物事との共時性とか共鳴性とか偶然の一致とも言いますけれども、ぴたっとはまる感じがする流れみたいなものですね。そういったシンクロニシティが起こることがわかりやすいひとつの特徴です。
逆に、あちら側とのコミュニケーションがうまくできていない時は、シンクロニシティの逆が起こりますので、物事のスムーズさがちょっと下がります。物事がスムーズにいかないと、いろいろ考えなきゃいけませんよね。単純に言うと頑張らなきゃいけないし、次に何をどうすればいいか物事の並び順を一生懸命考えなきゃいけなくなりますよね。
シンクロニシティってすごくシンプルに言うと、次はこうなって、そしてこうなってっていうご縁とご縁とご縁と…って因果関係がある状態なんですよ。つまり、自力で一生懸命物事の数珠つなぎを作っていくのではなく、すでに何かとつながりを持ったままどんどんつながっていく感じです。
いろんなものがつながってつながって、無限に進んでいくとか広がっていくとか動いていく流れがあること。その流れにジョインするとか混ざり合った時にシンクロニシティが起こるんですね。いろんなものが単独で存在しているのではなく、あらゆるものがつながり合っているというリアリティや体感や真実が自分の中にちゃんと入ってくる感じがあると思います。その時にすごくシンクロニシティが起きます。
逆にシンクロニシティが起きてない時は、物事のつながりが見えなくてどうしたらいいのか、いまという瞬間、今日という時間が何とつながって、何と共鳴してつながっていくのか、広がりが全く見えないんですね。この時、私たちはあちらとのコミュニケーションが取れていないと言えます。まず、シンクロニシティが起こるということが1つ目の特徴でした。
次に2つ目の特徴です。私たちって頑張ってる時とか、一生懸命に形にしようとしている時ってどうしても力みが入ったりすると思うんです。この時って実は、異次元とのコミュニケーションが取れてないんですよ。何かをやろうとしたり、誰かになろうとしたり、生きることや存在することにおける力みがすごくかかっています。
ちょっと抽象的な言い方ですけど、存在することに関する力みがある時、例えば誰かになろうと頑張ったり、一生懸命に現実を創造しようと頑張ったりする感じです。頑張ってる自覚が本人にはないことも結構多いのですが、「しよう」「なろう」「やろう」「作ろう」とする感じって、実はあちらとのコミュニケーションがうまく取れていません。
逆に言うと、あちらとコミュニケーションがうまくとれてる時って、存在することや誰かになろうとする力みが取れてなくなってるんです。あなたはこういう人なんだよっていうメッセージが、ちゃんと受け取れるってことなんですよ、
見えないあちら側の世界には、魂の領域にあるブループリントと呼ばれるような、自分本来の生き方や、自分が生まれる前からこういう風に生きていきたいと決めてきた情報があるのですが、こちら側の情報の中にはそれがないんです。
つまり、あなたの肉体の中や脳みその中には、その情報は入ってないと考えてみてください。それはあちら側にありますので、あちら側とつながって、あちら側から教えてもらうっていうスタンスでいるのがわかりやすいと思います。
それが、あちら側から教えてもらうのではなくて、こちら側で何とか自分を作り上げていかなきゃって頑張るとどうですか?あちら側と連携が取れませんよね。ですから、異次元とのコミュニケーションが上手になってる実感がある時は、何者かになろうとか、何かを成し遂げようとか、自分には何か使命があるに違いないって信じ込ませて、頑張って頑張ってそれをクリエイトしていこうとする力みが取れている状態です。
逆に、自分はどういう存在で何をする存在で、今ここにおける自分の大事な自分の役割はどういう役割なのか、あちら側からどんどん指示が来るんですね。強制力はないんだけど、結構はっきりしてるメッセージがあります。
だからあちら側から、次はこういうあなたとか、その次はこういうあなたとか、提案というより命令に近い合図を直感やインスピレーションとして受け取ります。
神様にもいろいろな段階がある!?
あちら側には実はいろんなレイヤーがあって、例えば神様って言われる存在にもいろんな段階の神様がいて、例えば神社とか土地神様と呼ばれる神様だとちょっと人間界に近い存在だったりするんですね。良い悪いははないんだけど、担当するエリアが違うみたいなところです。
一番自分側に近いのは、守護霊さんとかハイヤーセルフって言われる個人的な自分と関係性が深いあちら側の見えない存在がいます。全体の大きな流れの設計に沿った個人的な存在に対して、次はこれで行きましょうっていう指令を与えてくれるんですね。だから、自分個人の人生ではなくて宇宙全体の流れに合わせて、あなた個人という存在は今ここにいて、こういう風に変わっていって、次ここですよっていう指令をあちらがいつもくれてます。
それに対して、こちらが過去の自分に執着したり、自分はこういう人間でいなきゃいけないからこれはやっていい、これはやっちゃいけないとか自分に対する制限ががちがちだと、あちら側からしたら、いや次あなたがやるのはこれですよ、次にあなたが生きるのはこれですよとか、自由度の高い指令がどんどんやってきます。
あちら側から来る指令というのは、シンクロニシティ前提の世界で全てがつながっています。あちら側から来る指令に従って、自分をどんどんリニューアル、更新、更新していく感じで新陳代謝を良くしていきます。そうやって三次元において過去の自分を殺して新しい自分に生まれ変わることをやっていくことで、どんどん指令を受け取ることができますよね。
あちら側からやってくる指令をこちら側が受けて、こちら側が過去の自分とかに執着せず、どんどん自分を壊して壊して、新しい指令を受け取って、新しい自分に生まれ変わって、生まれ変わっていくことを通して、どんどん全体とつながりが保たれていくわけです。
というように、あちら側の指令をちゃんと受け取って、こちらの自分の中でいろんなものをリニューアルさせていくことができると、ずっとシンクロニシティが起こり続けるので、新陳代謝はとっても大切です。
だから、存在の新陳代謝が起こらないと、あちらとの連携が取れなくなって、自分のみにとらわれたまま頑張らなきゃいけなくなるんですね。存在の新陳代謝を簡単に言うと、セルフイメージとか、自分はどういう人間なのかっていう自己定義とか自己認識するんですね。
古くなった肌って細胞がポロポロ落ちるから新しい肌が下から生まれてきますよね。それと同じで、私たちの存在も新陳代謝が起きて古い過去の自分を手放して、新しい自分に毎日どんどん変わってて、常に毎日毎日小さく新陳代謝が起きています。だから常に新しい自分をどんどん受け入れて新陳代謝をしていくと、あちらからの指令をどんどんキャッチすることができるんです。
ここまで異次元コミュニケーションがうまくいってる時のポイントを2つ挙げました。1つ目は、シンクロニシティが起こるってことでしたね。2つ目は、シンクロニシティが起こると、あちらからの指令を受け取ることができるので、自分自身という存在がどういう人間でいなきゃいけないかではなく、今というか次っていう感覚に近いんだけど、次はこの自分なんだっていうお知らせを受け取る感じになります。
この2つ目のポイントが結構大事です。お知らせを受け取って、なるほどこういう自分なんだね、今の自分はこれねみたいなインスピレーションは、何をしましょうとか、どこに行った方がいいよとか、誰に会った方がいいよとか、どこのカフェに行こうとか、そういうインスピレーションとして変換されることはあるんだけど、そのインスピレーションの根源にあるメッセージは何かというと、存在のリニューアルなんですよね。
あなたがあなた自身だと思ってるあなた自身を捨てて、新しい自分に気付いて、こういう自分もいるんだよっていうメッセージを届けてくれる時に、新しい人との出会いとかご縁とか、新しい自分に気付かせてくれるいろんな出来事が起こるの。
逆に言うと、あちら側からの指令が飛んできてる最中で、あちら側がはなんとか気付かせたいので、私たちが過去の自分に執着していたり、すでに古くなったセルフイメージとか、現時点で機能してない、あなたの何の役にも立ててない、あなた自身のセルフイメージがあったらすごく邪魔なの。
こちらでいう優しさとあちらでいう優しさって全然違うよね。こちらの人間の優しさっていうのは共感することとかで、痛かったね、つらかったね、寂しかったねみたいな共感することが優しさみたいな常識がこちらにはありますよね。
でも、あちらの世界って共感とかないんだよね。あちらの世界って真実とかシンクロニシティしかないから、常に新陳代謝が起きていて、常に新しい自分に生まれ変われる、自由があること自体が喜びであり、それに対しての指令とかメッセージを届けてくれます。
こちらにいる自分の存在がどんどん古い定義を破り、どんどん古いものを手放し、新しいものに生まれ変わっていくことに対しての愛情や優しさがあるんですね。優しさの定義が全然違うから、こちら側からしたら優しくない時あります。
こちらはもうちょっと過去の感傷とか過去の自分に浸ってたいとかもう嫌だとか言ってたいのに、あちらは容赦なく、もう潮時なんだけどいつまでやるの?早く変わった方が楽だよ?みたいな感じなんだよね。でも、こっちからすると変わるは変わるで、新陳代謝で古い物を捨てるので痛いとか疲れるとかあるんですけど、向こうは肉体がないから痛みとかないわけです。
痛みは肉体の中で発生するから、あちらの存在には痛みがないんだよね。あちらからすると死と再生で1セットだから、さっさと死んでさっさと生まれた方がよくない?っていうぐらいシンプルな指令が来ます。なので優しくないです。こちらの常識の優しさとは全然違います。
自分がそうなりたいと願った時点でそうなれる
ここから先は
¥ 1,800
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?