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【永久保存版!潜在意識の再設定】コア学サロン2021年10月

この記事は

毎月開催される秦由佳によるコア学研究所の講義を書き起こししたテキストとなります。

秦由佳による毎月の潜在意識講義が受けられるコア学研究所はこちら

潜在意識の機能と働きについて

今回は潜在意識の再設定・見直しをテーマにやっていきます。コア学サロンとコア学ゼミは2つで1つのセットみたいになっているので、サロンを受けた後、ちょっと実践してもらってからゼミの方で体系化された内容を覚えていただく流れになってます。ぜひ今回の内容をベースに潜在意識の再設定をしてみてください。

まずは、潜在意識を設定するとか見直すってどういうことか、基本前提のお話をします。潜在意識ってよく聞く言葉かと思いますが、この言葉をどのように使ってるか、どういう意味で使ってるかは、先生ごとに定義が違います。

例えば、スピリチュアル的な言葉でハイヤーセルフって聞いたことがある方もいると思います。高次の自分というような意味なんですけど、ハイヤーセルフって潜在意識なの?とか、魂って言われるものは潜在意識なの?とか、つかめるようでつかめないのが潜在意識って言葉だったりします。なので、今回やっていく潜在意識の設定という表現に含まれるイメージがどういうことか、皆さんに共有しますね。

潜在意識とは多岐にわたる意味を持っていますが、今回は潜在意識の仕組みや機能とか働きに注目していきます。私たちの無意識の反応とか、自分で意識しないでもできること全てを司るものが、潜在意識の機能とか働きです。
潜在意識の働きとか機能がバグを起こしていると、車のナビがバグを起こしてるのと一緒で、行きたい目的地はちゃんと設定できていても、そこに行くまでの道のりがすごく複雑だったり、なかなかたどり着けないプロセスになってたりします。

自分がどうなりたいかとか、どういう風に生きていきたいかとか、どういうものが欲しいとか、どんな未来を手に入れたいとか、明確にわかってイメージが設定された時点で、潜在意識は稼働します。

稼働するんだけど、そこに至るプロセスまで実は潜在意識がやってくれます。目的地までの最適なインスピレーションを与え続けてくれるのも、潜在意識の働きです。

自分が欲しいと思うものが自動で手に入ったり、自分は大きなエネルギーとか労力をかけずにトントントンってすんなり引き寄せられたり、あるいはそれと出会うために「次はこういうことしよう」とか「こういうところに行こう」みたいな直感だったり、いろんなプロセスを与えてくれるのが、潜在意識の働きでもあります。

ナビと一緒です。次ここ行きます、そこに行きます、だから、ここを右に曲がってくださいみたいな。これが実は自動化されているし、自動化されている潜在意識の働きを上手く使うことで、私たちは余裕を持って楽しんだり、気持ちに余裕を持った状態で自分の理想を叶えることができます。

だけど、潜在意識の機能や働きがバグを起こして基礎設定みたいなものがおかしくなると、非常に苦労します。なので、今回は潜在意識の設定を見直して再設定するやり方を伝授しますので、ぜひ実践してみてください。

潜在意識がしてくれること/してくれないこと

具体的な話をしていきますと、皆さん、車のナビを活用するために必要な最初の行動は?って聞かれた時、わかると思うんですけど、どこに行くかっていう目的地の設定が必要ですね。ですが、ナビの現在地がバグを起こしていたらおかしいことになりますよね。

例えば、本当は埼玉県にいるのに、群馬県にいることになっていたらおかしいわけです。現在地がわからないと、目的地の設定ができても、行けませんよね。はい、ここが1つ目のポイントです。潜在意識は目的地の設定をしてくれません。

ナビの例がわかりやすいのですが、車に乗ってナビを設定するのは誰ですか?ナビは「ここに行きませんか?」とか「ここに行きますよ」とか、目的地は教えてくれないんだよね。皆さん勘違いしやすいのは、どこに行くか潜在意識が目的地を設定してくれることはないので、皆さんはまず、目的地を設定する必要があります。ここをまず押さえてください。

ただ、現在地はどこかっていうのは、実はナビがしてくれます。つまり潜在意識がしてくれるってことです。自分がいまいる現在地っていう機能はナビが持ってます。だから、皆さんが現在地を把握する必要はないんだけど、目的地の設定は自分でやらなきゃいけません。つまり、潜在意識と皆さんそのものは違うってことです。潜在意識の機能と皆さんそのものは違います。別のものなので分けて欲しいんですね。

なので、自分の潜在意識がバグってたり、潜在意識が思うように働いてないって気付いたときに、自分のことを責める必要は全くありません。自分の潜在意識がバグってることに、いかに早く気付いて修正するってことがとても大事なのであって、バグった潜在意識に振り回されてはダメなんです。

潜在意識には主人、主が必要です。皆さんが主っていう自覚を持つ必要があります。そうすると潜在意識をうまく使うことができるようになります。まず最初に押さえていただきたいポイントは「潜在意識は目的地の設定をしてくれない」「潜在意識とあなたの存在そのものは別物」ということです。

潜在意識というとても優秀なスーパーコンピューターみたいなナビゲーションシステムを使いこなすのがあなたであって、ナビがバグっているのは、あなたが悪いわけではありません。それを自分のせいにしてたらきりがないので、それは今からやめましょう。

あなたの潜在意識がどうのこうのだから、あなたの意識をよくしましょうって、たしかにその通りなんだけど、私がこの言葉とか表現を使うときは、あなたのせいとかあなたが悪いわけじゃなくて、あなたのナビゲーションシステムがちょっと調子狂ってるよ、ちょっとバグってるよ、だからここを直していきましょうね。あなた自身を直す必要はないんだよって、いつも念を込めて伝えています。この違いを押さえてください。自分を決して責めないことがすごく大切です。

その上で、皆さん使いこなしていますか?どういうプロセスを使って実践していきましょうか?目的地の設定は自分ですが、現在地の設定とか現在地を把握するのは潜在意識です。

あなたの潜在意識のバグはどこ?

皆さん目的地がわからないと現在地がわからないのか、現在地がわからないと目的地がわからないのか、この辺ぐちゃぐちゃなる方がいるんですけど、先に1つ答えをお伝えしておきます。現在地がわからなくても、目的地はわかります。ただ目的地がわからないと、現在地から目的地までのルートが見えません。

なので、自分がいま潜在意識の設定をし直すにはどの部分を設定しなきゃいけないかって、みんなそれぞれ違うんですね。例えば、目的地を設定しても、現在地を把握する潜在意識の機能が壊れていたら現在地がバグってしまうので、目的地までのルートを正確に把握することができないパターンになります。

別のパターンだと、目的地を設定して、現在地も潜在意識がちゃんと把握できていても、現在地から目的地までのルートに、なんかややこしい設定を潜在意識がいつもしてしまうパターンもあります。なので、自分はどの部分で立ち止まりやすいのか、どの部分がつまずきやすいのか、把握することが次のポイントです。

もう1回ポイントをお伝えします。潜在意識には機能があって、その機能がバグっても皆さんのせいではありません。だけど、皆さんは潜在意識の機能のうち、どの部分がバグっているか把握する必要があります。

まず、目的地を設定した後、現在地を見つけるナビゲーションシステムが壊れていて、いまいる所よりもずっと遠いところに設定されてしまうと、ここから行きたいところまでのルートがおかしくなるタイプがあります。

あるいは、現在地がしっかり把握できて、目的地も設定されて、そのルートなら高速道路を使えばいいのに、なぜか一般道路しか表示しない設定になってたり、なぜか険しい道を行くような設定になってたり、その人なりのクセが出るタイプもあります。

皆さん、自分はどのタイプだと思いますか?
現在地を示す潜在意識のコンパスみたいなマッピング機能が壊れているのか?設定はできるんだけど設定した現在地と目的地の間のプロセスがやたらややこしいのか?どっちでしょうか。自分の感覚でいいので、どっちかなってちょっと考えてみてください。

潜在意識のバグを直す方法

目的地を設定して、現在地がわかって、その間のルート設定が生まれて、あとは潜在意識に連れて行ってもらうだけ。この3つのプロセスはすごくシンプルだと思うんですけど、現在地から目的地まで頑張って行こうとしてしまいがちです。

現在地から目的地までをなぜか複雑なルートにしてしまったり、いろんなことを盛り込まなきゃと思ったりしてしまう場合、再設定が非常に楽です。いまいる場所がちゃんとわかって、行きたいところもちゃんと設定して、そこまでの道のりに対して潜在意識のバグを直すのはすごくシンプルで、「足す」じゃなくて「引く」を意識します。

潜在意識のナビゲーションシステムって、最短で一番省エネのルートを自動的に出すように設定されてるんですね。目的地と現在地をつなぐルートは、潜在意識が自動的に一番楽で一番最短のルートを設定してくれるように全員なっています。

では何でややこしくなるか?ここをしっかり押さえて欲しいんですけど、中継地を選ぶからなんです。直線上に目的地と現在地を結ぶ道のりの中に、あそこも行きたい、ここも行っときたい、どうせならあっちも行きたいって、高速に1回乗ったら到着するのに、わざわざ降りて、このお店に行って、ねばべきでわざわざあっちにも行って…って、実は自分でルートを複雑にしてるんですね。

車のナビも中継地を設定できますよね。最終目的地は決まってるんだけど、そこまでの間に第1目的地、第2目的、地第3目的地みたいに、中継地を足すから増えていくという現状です。

なので覚えて欲しいのは、現在地と目的地の間を結ぶ最短ルートは、潜在意識が自動的に省エネで見つけてくれるようにできてるってことです。それに対して、あれもしとかなきゃ、これもしなくちゃいけないって、なんとなくねばべきでたくさんプラスしてないかな?ってところを探してみて欲しいんですね。

自分がプロセスをややこしく複雑にしていることに気付いて、それいらないなってマイナスしていきます。足してるなってことに気付いたら、足す必要ないって自分の肝に銘じていきます。マイナスする練習なんです。

だから、シンプルに目的地に最短でたどり着けばいいと許可を出した上で、そこに至るまでに自分に課してる感じがするものを取っていきます。自動運転で最短で行けばいいので、ここにも寄らなきゃいけない、この人にも会っておかないといけないっていう自分に対しての圧力を取って行く。これだけでいいんです。

本人的には寄り道が、すごくハッピーで、すごく楽しくて、絶対そこに寄って行きたいってことだったら、そこに寄ることが実際最短ルートになるんですね。だけど、圧とか緊張感とか自分に課している課題のようなものは全部取って行きます。

自分の目的地と現在地の間を結ぶルートの間に複雑さが生じるのは、必ず自分が自分に何か圧をかけたり、課題を課したり、ねばべきで遠回りしているってことです。中継地や寄り道のポイントを自分で増やしているので、まずこれがわかるとすごくいいんですね。

ディズニーランドに行くためにまず腹筋を鍛えてからとか、お腹にくびれを作ってからじゃないと海に行けないとか、別に関係ないですよね。そこに気付いて、それを取って行くことが大事です。

でも、それが苦手って方もいますよね。自分に対して課題を課すとか、自分に対して緊張感とか圧を与えることをやめましょう、やめればいいんだよってシンプルなことを言いましたけど、やめられたら苦労しませんって、そうですよね。ここまでは基礎的な話でしたが、ここからは応用の話をしますね。

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