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\魂目線で自分自身を見る/【魂のブループリントをダウンロード!】コア学ゼミ2022年1月

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毎月開催されるコア学研究所の講義を書き起こししたテキスト(有料記事)となります。

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コア学サロンおさらい~「運命」と「使命」~


今回のコア学ゼミでは「魂のブループリント」の本格的な仕組みについてお話しします。復習になりますが、前回のコア学サロンでは「運命」「使命」の特徴を押さえることが、魂の願いにつながっていくとお伝えしました。

まず「使命」とは楽しむことです。すごくシンプルです。使命は楽しんで生きればいい。要するに、自分の持ってる全てを使って楽しんで生きること。自分の手元にある素材を使っておいしいご飯を作って、それを楽しむこと。そのものが使命でした。使命自体は誰でも一緒です、とお話ししました。

次に「運命」は何かというと、変えることができるし、変えることができるということは、先延ばしもできます。運命はある程度は定められているけど、運命を無視して体験しないこともできるという特徴がありました。

この2つの特徴を頭の片隅に入れた状態で、「魂の願い」と「ブループリントの違い」について全体的なイメージをまずお話ししていきます。

ところで皆さん、「魂の願い」ってどんなイメージですか?「魂の願い」って聞くと、どういうイメージがありますか?正解不正解はなく、皆さんの感覚を大事にしながら、私がお伝えする魂の願いをとらえてみてください。

「魂の願い」その1~人間界でしかできないこと~

まず1つ目。人間界とか人間の常識とか、人間っていうキーワードが大事になりますが、魂っていう言葉が表す次元は、肉体の次元よりもだいぶ高次元です。魂の領域における常識や感覚と、肉体の感覚って全然違うんですね。なので、人間界でしかできないことを魂は望んでいることがとても多いです。

魂の願いが魂の次元で達成できるんだったら、別に魂の次元で楽しめばいいですよね。ということは、魂の願いの特徴は、人間の自分にやってほしいことなんです。魂の自分も人間の自分も全部コミコミで自分なんだけど、やっぱり人として楽しめること、人としてできることっていう、「人として」ってところに1つ目のポイントがあります。

じゃあ、魂の自分ができなくて、人間の自分ができることって何だと思いますか?魂の自分がやろうと思ってもできなくて、人間の自分ができることって何でしょう?感じること、体を持ってできること、食べる、走る、しゃべる、五感を使う。体感する。感情を感じる、その通りです。ネガティブな感情とか分離感とかもそうです。傾向として持ってる1つ目の特徴は、魂にはできなくて、人間にできるっていうことです。代表的なものが肉体を使った体感覚を得ることだったりします。

もう1つ重要なことをお伝えすると、記憶とか思い出がすごくからんできます。高次の自分は視座が高くて物事を俯瞰して見ることができるので、リアルな真実が全て見えてるわけです。魂の次元まで上がると真実が見えますが、人間のレベルまで次元が下がると真実が見えなくて、視野の狭い解釈をするようになりますよね。自我とか思考とかも同じです。

エンターテイメントって考えたらそうなんですけど、そういう錯覚を抱くのも人間特有のものだし、思い出や記憶を持つのも人間独特なんですよね。人間ドラマは魂の大好物なんです。魂は真実を求めているわけではなく、ドラマとか物語を必要としている、と覚えておくとわかりやすいです。

その人独特の魂の願いを見ていくと、魂が見たいと思ってる映画とか物語とか、体を通して体験して蓄積していきたいと思っているストーリーとか、どういう物語を作っていきたいかってところに表れます。

自分自身の魂が望んでいない映画や物語を体験して生きているとき、「いまこういうことが起きてるに違いない」とか、「あの人はこういう風に自分のことを思っているに違いない」とか、人ってその現状を解釈しようとします。その解釈が魂の望んでいる物語とずれてる時とき、すごくネガティブになります。物語っていうキーワードがポイントです。物語を押さえることが大事です。

例えば、物事に対して間違った解釈をしてるときはネガティブな感情なりますが、魂の領域から見たら、そういう風に記憶したいわけじゃない、そういう物語の展開を望んでいるわけじゃない、そういう思い込みは嫌だとか、魂は魂なりに望んでる思い込みがあるんです。だから、魂の願いを生きるということは、物語を紡いでいく感じに近いんですね。

自分という物語のストーリーを紡いでいくというか、物語を作っていく感覚に近くて、人間として求めている物語と魂が求めている物語が違うと、魂とズレた生き方になるので、気持ちが悪かったりうまくいかなかったりします。魂で分離してる感じがあるので、自分の本当の願いとか本当にやりたいことがやれてない気がするんですね。もっと大きな意味で言うと、魂にはできないけど、人間にはできることが魂の願いの特徴の1つです。物語というところがポイントです。

「魂の願い」その2~主人公は常に自分!~

次に「魂の願い」の特徴の2つ目を言います。全ての物語の主人公は自分です。自分を中心として物語を作るので、魂の願いは自分が中心なんですね。魂の願いの1つ目の特徴は、こういう物語や映画を見たい、こういう体験を積み重ねてこういうストーリーを生きていきたい、この物語が好きってことだとお話ししました。もう1つの特徴は、魂の願いの中心や主人公は常に自分しかいないということです。

スピリチュアル的な話が好きな人は、本とかいろいろな話を聞いて、人に貢献するとか誰かに何かをしてあげることが魂の願いってニュアンスでイメージしてしまいやすいんですよね。

でも実際のところは、映画の中で自分のために生きてる主人公ってあんまりいませんよね。だけど、映画の主人公には変わりないですよね。つまり、自分を主人公として生きることと、自分のために生きるってことは、同じようで全然違います。主人公であることが魂の願いの特徴ですが、だからと言って自分のために生きることが特徴ではないのです。自分のために自分を喜ばせて生きることが魂の願いではなくて、自分が主人公である物語をつむいでいくことが願いなんです。

魂の願いを細かく見ていくと、こういう経験を絶対この物語でしたい、この映画の中でこれは絶対やりたいっていう、「絶対にこれとこれとこれ」っていう、物語の中に欲しい出来事や体験がみんな違うんですね。自分が主人公であることが魂の願いの前提だとしても、自分のために生きるってこととはちょっとニュアンスが違うということです。だから、自分のために生きることをいくらやったとしても、自分を主人公にしていないケースが山ほどあります。

大事なことなのでもう1回言いますね。要するに、自分を大事にとか、自分のしたいことをして生きるってことと、自分を主人公にして生きることは全然違うということです。この違いを感覚的につかめると、魂の願いがわかってきます。

そうすると、主人公としてこのポジションでいたいっていう魂の願いが見えてきたりするし、周りの中で主人公として自分はここの役割を取りたいって感覚も出てくるし、全体の物語の中で自分は主人公としてこういう生き方をして、それを盛り上げてくれたり引き立ててくれたりする自分以外がたくさんいるって感じなんです、魂からすると。

俺か俺以外じゃないけど、私か私以外かみたいな世界なんですよ、魂って。だけど、それって自分勝手ってことでもないし、むしろ自分と自分以外が全て物語の中でつながってる前提なので、魂のレベルで願いを見ると、大きい意味では平和とかみんなと一体化するってことは、どの魂も共通の願いとしてあります。それには物語として統一感があるってことが大事なので、物語の中の登場人物がみんな仲良しこよしであれば良いってことではないんですね。

ネガティブな要素でも最高にOK!

もう1回言いますね。物語として統一感があることが大事、物語として成り立ってることが大事なので、物語に登場する登場人物が全員な仲良しこよしである必要はないですよね。なので、みんな共通の魂の願いである、みんなが幸せにとか、みんなが平和にっていう感覚は、物語としての統一感を求めるものであって、別に自分と誰かが仲が悪くても、物語的にトータルで見たら最高にオッケーみたいなことがあったりします。

人間のレベルで見たらわかり合えてないというネガティブな要素でも、魂の願いの次元から見て物語の役割分担をちゃんと果たせていたら、私とこの人は仲良くできないというのが最高の組み合わせだったりします。正義の味方を引き立てる最高の悪役みたいなものです。だから、ここは仲良くしたらダメだよねみたいに、人間の世界で見たらいいことかもしれないけど、魂のレベルで見たら物語の統一感が崩れてしまうので、願いから離れていくことはあるんですね。

映画そのものが皆さんではないということです。皆さんの体感していることや、皆さんの感じたことや思ったことは、皆さんそのものではなく、映画の中で起きている出来事でしかないわけです。映画監督として自分の人生に何を求めてるか、どんな出来事を求めてるかと考えたとき、面白ければいいっていう感覚はありません。

自分の人生という物語や映画を作る上でどういうことが起きて欲しいか、どういう体験をしたいか、どういうシーンを撮りたいか、どういう瞬間を映像に残したいかみたいな、そういう独特のこだわりみたいなものが映画監督になったときに出てきます。

映画監督兼主演です。映画には、主演と主演以外しかないので、主演以外の全ての人や全ての出来事は、主演が主演であるために、その映画のためだけ、物語のためだけに、監督のためだけに起きているので、その次元でいろいろと観察してみると超面白いです。脚本家っていうのがこのあと話をするブループリントの話につながっていきますが、これが魂の願いに対するイメージの解説でした。

「魂の願い」のポイントをまとめると…

ここまでのポイントをもう一度押さえましょう。1つ目のポイントは「魂はできないけど、人間にはできることが魂の願いの特徴」でした。体感覚や体を通して物語を紡いでいきたいということです。魂には目玉もないし、皮膚感覚もないし、髪の毛もないし、エネルギー体だから全部ありません。だから、体を通して魂の思い描いている物語を実現していくことが、魂の願いの特徴です。これが1つ目のポイントでした。

2つ目のポイントは「物語を紡いでいくときに、物語の主人公は常に自分である」ということです。だけど、自分が主人公だからといって自分主体で自分勝手に生きることが魂の願いってわけではありません。魂は常に映画の完成度を大事にしてるので、私たちが思考の次元で見たときに、何でこんなにうまくいかんなんだろう?とか、なんでこんな人ばっかりなんだろう?とか、なんで自分はこうなんだろう…と思うことがあっても、魂の次元から見たらそうじゃなきゃダメってことが結構あるんですね。

そこが見えてくると、私の魂の願いってこういう特徴があるな、なるほどって、つながってつかみやすくなってくると思います。だから、経験したいことや魂の作りたい映画に合わせて両親とか家とか境遇とか、基本設定みたいなものって用意してくれるんですね。

だけど前回のコア学サロンでも言いましたが、全てが細かく決まってるわけではなく大筋が決まっていて、この映画の中でこれとこれとこれは欠かせないとか、この瞬間は必ずつかみたいとか、こういうシーンを撮りたいっていう魂のこだわりがあります。

チェック!自分の魂の特徴は?

ここでいったんインスピレーションでいいので、自分の特徴をチェックしてみてください。自分自身の魂の願いとか、魂が願っている映像とか、こういうシーンが撮りたい、こういう時間を過ごしてるワンカットが撮りたい、といったものを自分で読んでみてください。どういうシーンを撮りたいか、ちょっと書いてみてください。魂の次元で見たときに、自分っていう人間を使ってどんな体験とか体感させて、撮りたい、切り取りたい絵はどんな感じですか?

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