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うまくいくことに「納得」は不要 

やるべきだけど
理由に納得できなくてモヤる


やるべきことはわかっているけど
なかなか行動できないことがあります。

そんなケースの1つに

「やるべきことはわかっている。
でも、その方法に、自分自身が納得できてなくて
なんとなく、そのまま手をつけられないでいる」

こんなことはないでしょうか?

とくに 初めてやる仕事や
新しい人とのプロジェクトで起こりがちです。

いまいちやり方や方法に
モヤモヤして納得できない。

だから、やる意欲が消極的になってしまい
結局、行動が先送りになってしまう…

こんなことってないでしょうか?

ズバリこの解決策は

「実は理由に納得する必要はない。
うまくいくことがわかっていれば
理由を知る必要さえない」

という考えを
前提にもつことだと思うのです。

この後を読むと
なぜそうなのか、理解できるとおもいます。


世の中のやるべきことは

「理由は、わからないが
うまくいくことは判明している」

ことであふれている


あなたは、泳ぐことや自転車に乗ることができるでしょうか?

ほとんどの人はできると思います。

それなら
泳ぎ方や自転車の乗り方を
教えることができるでしょうか?

たぶん、そこそこ
できるのではないでしょうかね。

さて、では

「なぜ そのように練習すべきか
理由を説明しながら教えてください」

と言われるとどうでしょうか? 

うーん。
途端に難しくなりませんか? 

そう。

自分はできる。
教えることもできる。

でも、なぜ
そうやらないといけないのかを
説明することは、とても難しい。

そういうことって
いっぱいあるわけです。

「なぜ、そうすべきなのか?」
までは、言語化されていないけど
こうすれば、うまくいくということで
世の中はあふれかえっているのです。

だったら
うまくいくことがわかっていれば

「なぜ、そうすべきか?」

と納得する必要はなくないですか?

納得しないまま
行動して成果をあげた工場の話

ある企業さまの事例です。

その工場は
「リードタイムの短縮」
が、課題になっていました。

受注してから納品するまでの時間を
短くしたいというわけです。

それほど大きくない工場でもあったことから
僕はどこをどのように修正するべきか
すぐにわかりました。

しかし
工場スタッフが
オペレーションの変更に
納得するかどうか不安だったのです。

「果たして
外からコンサルタントが来て
この方法がよいので、これでやってください
と指示したところで、言うことを聞くだろうか?」

そう感じました。

社長は

「工場長が納得すればOK」

ということだったので
工場長に話をしました。

現場トップの工場長…
当然一筋縄ではいかない、と覚悟したのです。

しかし 工場長の反応は、意外なものでした。

「わかりました。
その方法に確信があるのですね?
それならば、すぐにやりましょう」

と即決されたのです。

半信半疑でしたが、ならばと
スタッフにレクチャーをすると
即時に成果がでて、その日から数値がよくなりました。

工場長の指示なので
スタッフはためらいもなく
新しいやり方を導入したので
あっというまに成果がでたのです。

僕はやり方に自信がありました。

ちゃんとやってくれれば
成果はでるだろうと思っていました。

でも、それも
現場が、僕のやり方を
受け入れてくれればこそです。

これほど早く受け入れてもらえたことに
とにかく僕はびっくりしたのです。

工場長に

「なぜ、理由もとくに納得しないで
やり方を受け入れたのですか?」

と質問をすると

「わたしたちは
本当に自分たちで何度も失敗してきて
うまくいく方法がわからなかったのです。

なので、今度外部の人が来たら

『とにもかくにも
やってみてうまくいく方法であれば
それをもとに改善すればいいじゃないか』

と話をしていたことろだったのです」

というお話でした。

やるべきことは
「とにかく1回うまくいかせること」

その後、工場長とは
とても長く話しこみました。

こんな決断ができる人の
考えの背景を知りたかったのです。

期待通り、工場長の言葉は
とても印象の深いものでした。

「うまくいく方法があれば
その通りに やったあとで
とにかく1回うまくいかせて
なぜうまくいったのか理由を考えるべき」

「うまくいっていない状態では
何を改善すべきか、わからない。
自分たちで考えていてはロスが多すぎる」

などです。

実際

「なぜこの方法が
うまくいくのですか?」

とは、導入時に
スタッフの誰からも
ほとんど質問されませんでした。

とにかく1回うまくいかせて
理由や改善はその後だ

という 工場長の
きっぱりとした考えのおかげで
現実に大幅な時間短縮がみられたのです。

ここからわかることは
「なぜ、その方法をとるべきか?」
は、わからなくてもOKだということです。

実際のところ
工場のスタッフが抵抗すれば
何ヶ月もプロジェクトは遅れたでしょう。

つまり
理由を理解するコストって
考える以上に大きいわけです。

やり方の蓋然性やリスクがわかっていれば
即行動すれば、当然はやく成果がでます。

やり方に納得する必要はないんです。

その方法が、うまくいくことを知れば
とにかく1回でもうまくいかせることに
全力をあげるとよいはずです。

僕は、工場長の行動からそれを学びました。

なぜうまくいくのか?は
それから知っても遅くないです。

タスクシュートメソッドが、なぜうまくいくのか?


「タスクシュート」という
時間管理のツールがあります。
(無料でつかえます ※一部有料です)

僕は、これを時間管理のツールではなく
個人における「プロジェクト・マネジメント」
のツールだと思ってつかっています。

つまり、これで何がうまくいくかというと

「自分では、なかなか手をつけられないことが
できるようになり、成果がでるようになる」

という、すごい効果があります。

なぜ、そうなのかというと…

うーん。

もちろん通り一遍の説明はできるのですが
自分でもうまく説明できている気がしません。

逆に言うと
それくらい強力な効果があるんです。

このnoteで、まさにこれから
説明していきたいと思っているのです。

実際、現実に
「うまくいった」という人の話で
本当に、あふれているんです。

ならば
とにかく、あなたも1回
うまくいかせてみてはどうでしょうか?

そこから
あなたなりの手法を
開発しても遅くはないはずです。

だって、うまくいってるのですからね。

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