最後の晩餐に何食べる?

最後の晩餐に何食べたいという質問がよくある。
自分だったら何だろう?考えたこともなかった。そもそも、最後の晩餐の時にどんな状況なんだろうとついつい考えてしまう。その時何歳なの?なんでも希望したものは食べられるの?例えばどこかのお店じゃなきゃ食べられないメニューとか。それが行くのに何時間もかかるとか。そもそもその食材が貴重なもので、今じゃ滅多に入手できない代物とか。
素直じゃないなぁと言われそうだが、まぁそんな自分が好きだ。

で、KYなことを言わず、この質問の意味するところを空気読んで考えてみると。

つまりはあなたにとって今まで食べた中で一番おいしかった、あるいは忘れられない食べ物は何かを問うているんだと思う。
または幸せを感じる食べ物。

自分の場合、それを前提に考えてみると。
うまいものはたくさんあるけど、死ぬ前に食べるんだったらみそ汁かなぁとなんとなく思った。

だってみそ汁ってうまいよねー。
お湯に、だしとみそ入れるだけだよ。あとその時にある具材。
油揚げとネギだけでもいい。

こんなに簡単に、こんなにうまいものを食べれるなんて、昔の人は天才やなと思う。
もちろん体にもいい。

これは日本人だからなのか、もはやDNAレベルでみそ汁うまいと感じる体になってしまっているのか。

それは神のみぞ知るというところだが。

みそ汁ならば、どんなに体が弱ってたって飲めそうだしなぁ。

自分が死ぬとこなんてまだまだ想像できない。
でも、幸せな人生なんて、所詮こんなことの積み重ねなんだろうなぁ。
簡単な話だよなぁ。
今、この時をちゃんと味わおう。

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