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イタイの、NG!?

こんばんは。皮膚オタクのco_ta3です。
なかなか日々書けないもんだなと改めて反省中です。

今日伝えたいのは、
肌をきれいにするのに、痛みを伴うことが必要かどうかというお話です。

肌は知覚作用を持っています。
センサーであり、バリアでもある。
感知器なんですね。

温覚、冷覚、圧覚、痛覚などを教えてくれる神経があります。
温覚が1cm四方に1〜2個、
対して、冷覚は12個、約10倍。
ところが、痛覚、痛みを感じる神経は、
100〜200個!約100倍!

痛みを感じる神経が一番多いのです。
なぜでしょうね?
私は、命の安全性を確認する上で必要だからだと思ってます。

と言うことで、痛みは、いろんな反射を起こします。
例えば、怪我した痛みは、皮膚を早く再生させるために、新陳代謝が活発になります。それ以外も怪我したところに対する動きは半端なくあります。

そういう擬似的な痛みを与えて、皮膚生理を促し、新陳代謝を活発にすることで
肌をきれいにしようというお手入れがあります。

が、このお手入れ、肌によってはNG。

より角層を分厚くさせてしまうのです。

結果、毛穴がより目立ったり、シワがひどくなったように感じたり。
それが嫌でやりすぎて、今後は皮膚が薄くなって、
きめが薄くなりすぎて赤みが目立つようになったりすることも。

と言うことで、タイトル。
イタイの、イタイの、飛んでけー。

肌がイタイことするの やめてと言う意味です。

痛みがないぐらいの摩擦なら、きれいになります。
プロが判断して使わないと、セルフ判断は、将来怖いことになるけどな〜。

たまに美容業界にいてて怖いなと思う。
売れたら正しいという考え方。
売れる=たくさんの人が使っている=だから大丈夫。
と言う考え方。

水でも落ちる白粉から、油分びっしりのファンデーションに変わった時代があった。それはとても便利なものだった。いちいち水で溶かなくてもさっとパフで塗るだけでよかった。バカ売れした。
その数年後、大人ニキビ、難治性ニキビ、が増えた。
この関連性をどう考えているのだろう。
洗顔不足だとなり、しっかり洗うことを推奨して、
次出てきたのが、乾燥型ニキビ。
肌悩みのトップは乾燥。

変だと思うけどな。

と言うことで、皮膚オタクは伝えたい。
イタイこと、やめたげて。
肌は優しくしてあげて。

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