妊活記録④

皆さん、いかがお過ごしですか?2月だというのに、いつもより暖かな気候が続いていますね。極度の冷え性・寒がりの私は、いくらか過ごしやすい日々を過ごしています。・・・と言いながらも、二週間ほど前に風邪を引いてしまったみたく、いまだに喉の調子が良くありませーん、、、どうなってる、私の身体!気合入れろーーー!!

さて、前回の投稿に引き続き、妊活記録です。2度の人工授精が失敗に終わり、とりあえずは、現状打破!という考えになり、旦那さんの精子君のコンディションを整えるべく、食生活の改善、ナッツ類の摂取、専門医により漢方薬治療、適度な運動、、、と、出来ることは、少しずつですが始めていきました。私は、お料理がそんなに得意な方では無いので、食事に関してはあまり自信無いのです。野菜や根菜、大豆製品等、少しでも身体に良いものを、、、と思いながら試行錯誤して食事を用意します。サプリメントももちろん服用します。旦那さんも漢方の専門医にかかり、男性不妊に効果があるとの漢方薬を飲み始めました。

そんなこんなで、、、色々と試しながら、二人で3ヶ月ほど手探り状態で頑張りました・・・次回の人工授精に向けて。妊活を始めた頃には、昨年2019年の12月までには、なんとか妊娠したいという淡い希望目標を持っていましたが、あっという間にもう年の瀬。2019年12月が終わろうとしていました。無理でしたね、2019年の年内で目標を達成することは。シリンジ法は毎月試してはいましたが、やっぱり私たち夫婦にはダメでした。毎月本当に空しくなりました。毎回泣いていました。こんなに泣き虫な人間だとは思わなかったです、正直。愚痴っぽくなるし、すぐ泣く、すぐに情緒不安定になる、イライラする、ひねくれる、マイナス思考、、、どんどん、そんなふうになって暗闇に追い込まれる感じでした。自己嫌悪の毎日でした。もともと自分自身に自信が全く無いタイプなので、特に自分で自分を追い込んでしまっていました。旦那さんにも当たってしまうし、もうどうして良いか、感情のコントロールが利きませんでした。仕事も上手くいかない状況でしたので、そのこともあり、本当に毎日が辛い、辛い、辛い、朝が来るのが怖かったし、なんでこんな辛いのに生きているんだろう、とも思っていました。

年が明けたら、それはそれで、新しい気持ちでまた頑張れるかなと、少しだけ前向きに考えて新年を迎えました。コンディションを整えるため、たった3ヶ月間だけですが、自分たちなりに頑張ったので、また新たに気持ちを切り替え、3回目の人工授精を頑張ろうと、生理周期にあわせ、クリニックを予約しました。排卵前に、まず通院。先生からは、「もうちょっとかかりそうですね、うーんと、じゃあまた2日後に来てください」と。そして二日後、また卵胞のチェックです。卵胞も順調に育っているようで、まずは一安心。HCGの筋肉注射を打ち、決行日はまた2日後の土曜日で決定しました。土曜日は私達二人とも、お休みの日なので、なんだかタイミングも良く「今回こそは!?」と期待しながら、当日を迎えるのでした。

当日、二人でクリニックを訪ねました。私は前日、頭がボーっとして、あまりよく眠れませんでした。意気込んでいたからですかね、昔からそうゆうところがよくあって、つくづく繊細なやつだなあ、わたし。と思いながら。

さあ、前回、前々回同様に、まずは、旦那さんが頑張ります。院内にて採取。私は待つだけ。そのまま採取したものが、院内にて洗浄等調整され、選ばれた精子君が残るのです。1時間ちょっと時間を要します。、、、待ちます、、、そのときまで。「3ヶ月だけど、いろんなこと改善したし、大丈夫だよね・・・???」そんな話を旦那さんとしながら、そして、ナースより名前が呼ばれ、結果発表です。(先生より、いつもの感じで)

「うーん、、、ちょっと数字的に厳しいかな、、、」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶句。言葉が出ない。

前回、前々回より、遥かに数値が悪い。

先生からは、体外受精を検討するよう、お話がありました。先生の言葉が、あまり頭に入ってこない。かろうじて頭を元に戻し、大切なお話を聞きます。体外受精、、、踏み切れなければ、確実に無理だ。これでは。

頭がボーっとしていましたが、今回は今回で、この数値での人工授精です。隣の部屋での施術。頭はボーっとしていますが、なんとか先生にお任せして、いつも通りの流れで注入です。先生も試行錯誤してくださったのが、途中、今までのチューブから替えて、固めのチューブに替えてくださったり、いつもより念入りに?施術をして頂きました。先生、有難うございます。ぺこり。(脚を開脚したままですが)

全て終了、お会計も済ませて、病院を後にしました。通院後、ランチへ。二人とも元気になるように、とお気に入りのステーキランチにしていたのですが、二人とも、びっくりするくらい暗い・・・そして重い・・・。どんより。重苦しい。笑えない。

「・・・・・漢方とか、ナッツとか、食事とか、全然意味ないんだ・・・」と、私。「・・・・・うん、、、意味無いのかな・・・」旦那さん。私は今にも泣きそうです。ステーキの味なんてあまり覚えていません。いつもは美味しく感じるのですが、どうやってどのくらい食べたのか、あまり覚えていません。とにかく二人とも、漫画みたいに肩が下がって、ぐったりと落ち込んでいました。帰り道に、耐え切れなくなって、涙が出ました。「もう無理なんだよね、きっと。諦めろってことなんだよね。」「今回の数値じゃ、絶対にまた失敗。」「体外なんて、今の仕事のスケジュールや、金銭的な面を考えても無理だよ。」溜まっていた負の感情が、言葉のトゲとなって、次々に出てくる。そして旦那さんに刺さる。旦那さんも辛いのに、どんどんどんどん私が追い詰めてしまう。帰宅後、どっと疲れて、お布団の中でうずくまっていました。どうしても受け入れなれなかった・・・んです。そのときは。旦那さんも、私からの言葉に若干イライラして、感情的になっていました。もうダメだと、本当に思いました。こんなに辛いなら、もう、赤ちゃんは諦めたほうがいいんじゃないか。二人でもいいんじゃないか。グルグルぐるぐる頭の中で弱気な感情が駆け巡ります。ケンカはしたくないし、これ以上傷つきたくないので、この内容の会話は避けてしまいます。こんな日が数日続いて、少しずつですが、状況を受け入れられるようになってきました。

どんなに数字が悪くても、元気で頑張る精子君が1匹でも居たら、着床は出来るんです。まだ、リセットしたわけじゃない。リセットしたら、それはそのときにまた考える。そう捉えて、過ごしました。

今週期から、先生にお願いして、ルトラールを処方して頂きました(黄体機能不全の兆候があったため)。そのためか、基礎体温上の高温期ですが、きれいな高温として保てていました。副作用は色々とあるようですが、私の場合は、胸の張り、下腹部の痛み、そのあたりでしょうか。高温期7日目あたりになんだかうっすらと出血のようなものがあり、「着床出血??」と期待しながらも、そのまま高温を維持し高温期14日目、喉の痛みを感じ発熱。よく、妊娠する前に風邪のような症状が出るとネット等で見ていたので、「まさか?まさか?」と期待している自分が居ました。どうするか迷ったのですが、フライング検査してまえ!っと一時的な感情で、フラフラしながら実施。

結果、、、、、、まっしろ。。。

まあ、フライングだから。。。もうちょっとしても生理こないようなら、もう一回、検査薬試してみようと言い聞かせて。

それからちょっとして何かサラッとした流れるようなものを下腹部に感じたので、トイレに行くと、、、、、、

せ い り

き て

しまいました。まじですか、、、本当に辛いよ、、、この状況で、、、いったい私はどこまで落とされるんだ、、、いやいや、期待してしまった自分が悪い。本当に悪い。期待なんかするからだよ、ばかだね、本当に。

わかっていたじゃないですかね、人工授精の数値も悪かったし、先生からも望み薄だと告げられたじゃないですかね!そんな状況のなか、よくもまあ、期待なんかしてしまった私。ばかだねえ。

今回は泣きませんでした。3回目の人工授精の後、先生から「数値が良くない」と言われた日の方が、よっぽど辛かったです。

神様仏様、ああ、なんで、こんな状況になって期待なんてしてしまったのでしょうか。期待したらした分だけ、落ちたときに自分に跳ね返ってくるのに。

私は「無」が一番だと思いました。必要以上に何も期待しない、考えない、ぶれない。修行僧みたいですが、「無」って難しいんですよね、ほんと願わくは出家したいとさえ思いました。頭丸めて。

さあ、リセットしました。今日は1日美味しいものでも食べて、また明日から考えよう。辛くて頭ボーっとするけど、無理やりにでも、何も考えないように自分自身に言い聞かせました。

今回はここまでです。こんな乱文、長文、皆様お付き合い頂き有難うございました!

余談ですが、「出家したい」のくだり、実は私昔からなぜか「一休さん」に似ていると言われていました。

皆さん、妊活されている方、どうしようもなく辛い、はがゆい、そんなときは

「ひとやすみ、ひとやすみ」

ね。頑張っているんだから、肩の力、ちょっとだけでも抜きましょう。

次回に続きます。

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