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ロスギラの構築について


はじめに

どうも、tagaです。第2回目の投稿になります。
本当は2023年シーズンについての記事を投稿予定でした。
(2023年8月31日までに書ききることが出来ませんでした…)
そこで今回は2023年9月2日に行われたジムバトルで使用し、
優勝した『ロストギラティナVSTAR』の構築について書いてみます。
(子ども達や親御様からたくさんのご相談があったのが理由)

まず大前提として私はエンジョイ勢寄りのプレイスタイルです。
ポケカが上手な人とも『楽しく遊べる実力を付ける』が目標です。
ですので、「ライトなユーザーが使いやすく組んだんだな」と
それくらいの軽い気持ちで目を通していただければ幸いです。
どちらかと言えば、身内向けの記事で万人受けは狙っていません。

デッキリスト

私が当日に使用したデッキリストがこちらになります
【デッキコード】FkfVkb-3CZ1qa-VvFdwF

私がデッキを作成するときに重視しているのは使いやすさです。
まずネットで流通しているデッキリストを参考にそれっぽいデッキを作成。
その後、使用感を考慮してカードの取捨選択を行い、作り上げていきます。
私は各カードの採用数を考えるときに1試合での使用数を考えています。
主に考えるのは、1試合に「2回以上使うかそれ以下か」が中心となります。
ロスト軸のデッキに関しては、キュワワーの特性「はなえらび」や
サポート「アクロマの実験」でカードを選択し、ロストゾーンに置きます。
この選択が迷いなく、スムーズに行えるかどうかも想定して決めています。
ここからは一般的な構築との違いについて個別に書いていきます。
最後に前置きとして私はポケモンカードの最強カードは、
『ボスの指令』と『頂きへの雪道』だと考えています。
この2枚を上手く使うこと、使われないことを常に考えています。

下記で比較している私が思う一般的なロスギラの構築例
【デッキコード】n6nHQN-bc5FLz-HggNgg

ポケモンの採用枚数について

このポケモンの採用枠は自由枠(好きなカードを1枚)で良いと思います

合計の採用数は一般的な構築より1枚多いくらいです(たぶん)。
ポケモンについて質問が多かったのが、『ギラティナV』の採用枚数です。
私はキュワワーでバトル場をスタートし、対戦を始めたいと考えています。
そのためにギラティナVの採用数を1枚減らし、3枚とすることにしました。
現状ではV3枚、VSTAR3枚で何不自由なく対戦することが出来ております。

次に多かったのが「ミュウex」の採用についての質問でした。
理由は同じ対戦会に参加されているお子さんが採用していることでした。
ちなみに当日の会場に着いてから『ドラピオンV』と入れかえての採用。
強みは対戦相手の強力なワザをコピーして使用するところにあります。
今回のジムバトルでは、残念ながら使用する機会に恵まれませんでしたが、
ボスの指令で呼び出して、ワザをコピーして倒すという動きが出来ます。

グッズの採用枚数について

いれかえカートの4枚採用が特徴です

合計の採用枚数は一般的な構築より3枚程度少ないくらいです(たぶん)。
(よく目にする「ヒスイのヘビーボール」と「ポケギア3.0」が非採用です)
特徴は『いれかえカート』の採用枚数が4枚という点です。

一般的には、いれかえカート3枚、あなぬけのヒモ3枚だと思いますが、
あなぬけのヒモは使用しにくい場面が多発したため、枚数を減らしました。
(あなぬけのヒモは最序盤と最終盤で活躍する認識が私にはあります)
現環境では対戦相手のデッキ次第ではありますが、ギラティナVのワザ、
「アビスシーク」や「ひきさく」を使用する場面が多いと感じています。
私自身、めちゃくちゃ良く使います。
そういったことからも、バトル場のポケモンのHPを30回復させられる
いれかえカートを多めに採用することにしました。

サポートの採用枚数について

ボスの指令が3枚、ツツジを1枚の採用が特徴です

合計の採用枚数は一般的な構築と同数だと思っています(たぶん)。
特徴は『ボスの指令』の採用枚数と『ナンジャモ』の非採用という点です。
おそらく私の構築で一番質問が多かったのがサポートの採用について(笑)
まずボスの指令ですが、私は1試合に2枚は確実に使いたいと考えています。
そのために万が一、はなえらびの対象に入ってロストに送る場合を想定し、
一般的な構築より1枚多く採用することにしました(ボスの指令は最強)。
ロスギラでのミラーで相手のギラティナVを先にボスを絡めて取る、
黒リザやパオジアンの進化前たねポケモン(ヒトカゲ、セビエ)を取る、
それらをボスを駆使し、進化を妨害しながらサイドを取り進めていきます。

次にナンジャモについてです。ロスギラにおいて最優先するべきは
ロストゾーンを早めに7枚~8枚貯めることだと私は考えています。
(ロストが8枚の状態であれば、ロストインパクトでロストが10枚に)
それを踏まえると使用の優先度が高いカードは『アクロマの実験』です。
ロスギラにおいて序盤からナンジャモをガンガン使うことは稀です。
(アクロマの実験が引けずに手札をリセットしたい場合に使うのを想定)
はなえらび、アクロマの実験でロストにカードを送る選択の場面で、
ナンジャモをロストに送りがちになっていないでしょうか?
私はナンジャモを採用してた際は、ガンガン送っていました(笑)
以上のことから相手への手札干渉は終盤の接戦時に行うことが多いと考え、
相手の手札を2枚まで減らし、自分だけ6枚引けるツツジを採用しました。
これらが理由となり、ナンジャモの2枠にボスとツツジを選択しました。

スタジアムの採用枚数について

近頃はポケモンリーグ本部の採用も増えているらしい

合計の採用枚数については一般的か1枚多い採用となっています。
この項目はあまり説明することがなく逆に困ってしまいました(笑)

私は『頂への雪道』を3枚採用しています。理由は『最強』だからです。
基本的にロスギラは雪道で止められることがとても少ないデッキです。
自身は影響を受けないが相手には雪道を押し付けることが出来る。
(黒リザ、パオジアン、アルセウス、ルギアなどに強く出ることが可能)
それを出来るだけ早い段階に行い、張り替えにも対応するための3枚です。

エネルギーの採用枚数について

草エネを4枚にしていた時期もあります

合計の採用枚数については一般的か1枚多い採用となっています。
この項目もあまり説明することがなく困ってしまいました(笑)

ジェットエネルギーの4枚採用はわりとあるのではないかなと思います。
キュワワーに張ったり、ギラティナに張ったりときにはウッウにも。
攻守に活躍するカードで多くても腐りません。枚数が多くなることで、
はなえらびやアクロマの実験で切る際にも思考を減らすことができます。
またロストインパクトを使った際、ロストに送るコストにもすることも。
3枚の時でも困ったことはありませんが、4枚になったことで雑に使えます。
エネ管理が重要なデッキで入れ替え札を兼用し雑に扱えるのはとても便利。

ジムバトル当日のマッチアップ

X(旧Twitter)の投稿でお茶を濁すことにします(笑)
「なんでCLみたいなマッチアップなんだ」と嘆いてました。
とりあえず、簡単に回し方で意識したことを項目別に書いてみます。
基本的なロスギラの回し方については私が教本にした動画を参考に。
(こういうのって無断で記事に引用して良いのだろうか・・・)

対ロスギラについて

先行でも後攻でもギラティナの取り合いを先に仕掛けること。
ボスは必ず1枚ロストに置くこと(相手に使い切ったと思わせる)。
相手にウッウかヤミラミをギラティナで取らせる場面を作ること。

対黒リザexについて

先行でも後攻でも雪道を盾にヒトカゲにボスを連打すること。
雪道が間に合わないなら捲るゲームプランに切り替えること。
ヤミラミのロストマインの50はリザードンラインに置くこと。

おわりに

サムネを作るのにアプリに課金しました。月額590円です。
文章書く時間よりもスマホでチマチマ画像編集するのが大変でした。
ロスギラを握った理由が「ジムで優勝するならロスギラでしょ」と
自主大会でご一緒する機会の多いフォロワーさんに言われたからです。
あたためずっとコソ練していたのはパルキアVSTARだったります。

構築については7月~8月にエネ過多にしてみたり試行錯誤をしました。
CL横浜の候補としてロスギラとパルキアを用意していたのですが、
メイン、サイド共に落選。予選第0回戦で無事に敗退したのでした。
ただどちらのデッキもジムバトルの優勝へ私を導いてくれました。
お世話になっている公認ジャッジ様にも「仕上がっている」と言われ、
「めちゃくちゃCL横浜出たかったな~」と残念な気持ちでいっぱいです。

ここまで雑な文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。
また昨日や本日、優勝についてお祝いの言葉をかけてくださった皆様、
本当にありがとうございました。それが何よりも嬉しかったです。
知人の方は質問などございましたら、直接ご連絡くださるとうれしいです。
(有料プランでないとコメントを残せないみたいなのでお手数かけます)

追記

その後にいただいた相談や質問に簡単にですが、
答えていきたいと思います。

アビスシークに関して

私は積極的に使いますが、基本的に無理をしないことが大事です。
特にミライドンやパオジアンが相手の時は無理に使いません。
先2や後2で220ダメージ以上を出す可能性がある相手には使わないのが無難です。

すごいつりざおに関して

はなえらび、アクロマの実験の使用でカードを選択する際、
すごいつりざおに関してはロストに送らずにキープしています。
今までの型と違い、エネルギーをデッキに戻す手段が少ないです。
どんなに苦しい場面だとして出来るだけキープすることを目指しています。

パオジアン対面について

対パオジアンに関しては不利か互角だと想定しています。
有利の状況を作るには『頂への雪道』を上手く使うことです。
カイの使用でロストスイーパーで剥がすことが可能ですが、
条件としてはカイが手札にあること。またはネオラントからのサーチです。
雪道を貼っておけば、このサーチを阻止することが可能です。
また『かくしふだ』も止めれることから山から継続的にカードを引く、
『わななくれいき』で水エネルギーを抜くことも阻止できます。
サイドプランは2-2-2で6枚取り切ることが目標です。
先に動くのは間違いなく向こうだと思いますが、焦らずにギラティナで
確実にパオジアンや280のポケモンを取るようにしましょう。
セビエを狙うのも効果的です。ボスを絡めてセビエを取り、
雪道で相手を止めることが出来るのであれば、積極的に仕掛けましょう。
相手がパルキア型の場合はベンチ展開を最小限に打点を下げることを意識。
アルセウス型の場合はアルセウスはアタッカーになる確率が低いです。
なったとしても一撃でギラティナを倒すことが出来ません。
焦らずにしっかりとロストインパクトでサイドを2枚貰いましょう。

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