カメラリブート

父が所有してほぼ10割忘れていたフィルムカメラの話を
以前に書いたのですが。

キヤノンのAE-1Pで撮影したものが上がってきました。
結論から言えば、カメラは生きていたので使っていきます。
なんですが
今回、テストショットするにあたって仕事上でも思っていたことがあるので
ちょっと書いておきます。
使ったフィルムは、どちらもモノクロフィルムの
「ローライ レトロ400s」
と
「コダック TX400」
下に貼るのは「ローライ レトロ400s」。
独特の灰色感がグラデーションとなり良い影を出していますね。
ちなみに、今回はカメラの「プログラム機能」がどんなものなのかって
思って、シャッタースピードはプログラムのみで写しています。

んで、下のが「コダック TX400」

まあ、僕はトンチキでカメラも写真もぜんぜんわかんないんですけど
こっちのほうが他の写真を見てもパキッとした印象。
好みでどっちもいいわねって思いますが
使いやすいのは「コダック TX400」なのかなって思います。
お値段もローライに比べて安いですし、現像代もローライは高いんで…。

で、思ってたことがあって。
いま、iteっていう雑誌を作ってますが
これ全部フィルムでいけないかな？って思っていたんですね。
現像したネガを結局データにする時点で点からドットに変換されるので
意味ないかなあとか思っていたんですけど、今回ネガからのプリントを
全部デジタルで出して見たら、フィルムの粒子もドットに変換されて
再現されるんだな、そりゃそうかと思った次第。

でも、いまフィルムでやるリスクやコストっていうのもあるので
なにかの企画でその企画だけ全部フィルムっていうのもアリなんですかね。