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ゼ全体飲み/食豊/いけすかないビンゴ-7/28/23

前の日記から少し期が空いてしまった。
割と忙しい日々を送っていたので仕方がない。あと7/25の女の子の泊まりや、7/27のゼミ会がかなり憂鬱なイベントに思えていたので気分が塞ぎ込んでたってのもあります。憂鬱なイベントを目前にすると、何をしていようと来たる鬱に、何もできなくなる。

最近思ったけど毎日日記をつけるだなんて到底できない。かなりフレキシブルな仕事時間を前提としてるよね。クソみたいな内容の日記を提出する自分が許せるならなんとかお茶を濁すことはできるんだけど。

「お茶を濁す」という慣用句のスッと入ってこなさは異常。

7/26

この日の記憶がこれ一切な~い!
本当に無い。正真正銘の無為。えぐい…

強いて言えば長谷川白紙くんの新曲がでててそのMVを見て聴いてビクンビクンしてたかな、たぶん。『口の花火』。

やること為すこと新しくてすごい。これを受けての感想を述べたいんだけど、出てこない。完全な死角から謎の刺激/攻撃を食らって、その衝撃で身体に異変が起こっている気がするんだけど、それが何かわからない。

ただ、MVに出演するダンサーの方によって強く印象付けさせられた人間の体の駆動性と、白紙くんが口から発する声の声ならざる音楽性には似たような意味を感じた。
でいうとMV全体の質感もそうかも。関連性も意味も分からない映像が、3D・2D・実写とその形態を一貫することなく流れる。一つ一つの映像にどんな意味があるのか、理解することは私にはできなかったが、全体としては表現における可能性を拡張しようとしてるという表層だけは分かった。

こんな浅い感想しか出てこない。恥ずかしい。くう。

7/27

朝からtomcatbakeryへ。

パンを9個食べた。本当に吐きそうになった。キモすぎる。でもこの行為のお陰で、しばらくは何の未練もなくトムキャットとお別れができるよね。
好きすぎて困るものは、嫌になるほど過剰摂取して、別れたほうがいい。

午後から夜にかけてはゼミで開かれた飲み会に参加した。

これが思ったより楽しかった。完全に先輩のおかげである。

ゼミのメンバーに対しては壁を作り、先生とも若干スレがある、さらに後輩に元カノがいるという状況下での飲み会という、地獄のようなシチュエーションだったのだが、H先輩がいてくれたお陰で会話のノリや質が私のそれに近い形で形成されたため、すごくやりやすかった。ずっと同じテーブルに座る状態を死守した。
忘れていたのだが、先輩は普通にコミュ強だ。

元カノも私に距離若干取っていたものの、別に違和感のない程度だった。少し前みたいに部活中唐突に泣き出したり、そのまま教室から出てったりなどの奇行を取ることはなかった。目が絶対に合わない、私の会話についてこない、という程度。まあ飲み会後の深夜にインスタでyamaの「麻痺」という楽曲をストーリーに載せていた。俺への当てつけ過ぎるだろ。かわいいなあ。

~正面のワニ~

飲み会の途中で、自らの普段の振る舞いによって形成された私のゼミにおける「キャラクター」について指摘されることがった。
「あんまイベント来ないキャラ」「女の子慣れしてるキャラ」だ。
これ、役得じゃない???どう???

飲み会は大いに盛り上がって互いが互いを希うような雰囲気になっていた。「もっと早くやればよかったね」「ゼミだけが楽しみだったのに」「先輩と交流したいです」という甘ったるい言葉で終盤、わたしたちの関係は彩られていた。良かったねえ~という感じだった。それに乗じて、私も愛想を振りまいた。今までの付き合いの悪さは、本当に都合が悪かっただけなんだよ、ということをちゃんと伝えておかないといけなかったので。

まあ、トータル、ハッピーエンドか。割と無理はしてなかったなあ!うんうん。自分も、皆も楽しそうにしていた。これって、なんてかけがえのないことなんだ…。ただ思ったのは、自分も楽しくやるためには、ある程度自分のつまらなさを受け入れる必要があるな…。ずっと切れ味の良い話やコメントができないことを受け入れて、思ったならば口にする勇気も必要だよね。自分にその力がまだ無い、緊張する、慣れてないという事実がある以上はそうすべき。
いつだって100%の楽しさが手に入るようになるのは、全力でやり続けて、ゆとりを手に入れてからな気がする。

根本的な解決が原理的に不可能である以上は、こうしてお酒の力と先輩の力を借りてやんわりとやりすごすしかない。あの人達を当然尊敬するが、好きになることは、まあありえないかな。
こういうスタンスをきちんと確立することは大事なことだ。俺にとって関係を築くということはそういうことなんだと思う。

二次会にはも参加した。4年生が6人だけだったけど。私は可愛くてごめんを歌うなどしてピエロになった。

7/28

ランチに講義で知り合った2個下の子と近所で一番洒落てるビストロへきた。1300円。うまかった。美味いパンが食べ放題でよかった。

私は普段、こんな食事とは対象的に、量が多くて、ジャンキーで、でもおいしいというハイコスパなものを好んで食べてる。マックとか、丸亀とか、すき家とか。
でも、こうしてある程度若干高いお金を支払い、高尚な食事をとり、「うんまあ美味い。健康的だし、普段食べないし、プレートで種類も多いし」という感想を得ることで調節される食事観がある。自分にとってのベストの食事にあぐらを舁くことなく、可能性の探求をし続ける態度は最高だ。これこそが豊かさ。

あとこのお店に同行した後輩の子の話がとても興味深かった。

大学においてはかなりのハイレベルなゼミに所属しているのだが、そこで彼はまあ浮いているそうで。

なんでもまず先生がめちゃくちゃ嫌いらしい。
表向きは非常に熱心に国際問題を扱う教授として本を出版したり、公演をしているのだが、その実めちゃくちゃスピってるらしい。その先生は肌にぶつぶつの出来物ができてしまう皮膚病を患っているのだが、その治療のために処方されたクリームの使用を、なんかの宗教団体に控えさせられて体調を崩し入院していたらしい。その後に復帰した飲み会でお酒を飲んだ結果、皮膚に異変が起きてすぐ帰ったらしい。あとは国際的な学術書に寄稿した文章をゼミで取り上げて、その教授の書いたことについて議論を重ねたとき、その子を始めとするゼミ生の指摘にフルボッコにされたらしい。
こういうところから尊敬もできず、なんかうっすら嫌いとのこと。

あとはゼミ生に対しても少し嫌厭するところがあるとか。
基本的に国際的な問題の遡上で規模の大きい議題をすることが多いのだが、その規模の大きさゆえにその問題の解決策を学生が提示しようともどうしても理想論に陥ってしまいがちだという。そのため様々な国を転々として過ごしリアルを知る彼にしてみたら穴だらけの解決策ばかりで嫌になってしまうとのこと。まあこれは仕方ない。答えなどあるはずもないしその中で最善手と思われるものをタイミングで決議するのが常だろうから。

新居で過ごす最後のお店訪問は、いきつけのカフェ。

ここでも面白い話聴いたな~。
詳しくは言わないんだけど、「うちの大学のイケイケ集団は、しっかり目でしょうもない人間たち」であるということを知った。

なんか以前お店に来た男子大学生集団がかなりしょうもないやつらで、まあ「イケている」のだが、女絡みのゲスいトーク、なんとかしてオーナーにウケようとしているよう上滑りするユーモア、店内で無断喫煙など、まあひどかったらしい。で、いやまさかな、と思い、私が普段いけすかないと思っている同期のコムドットもどきみたいな集団のインスタを見せたところ、まさかのビンゴ。この話でめためたに盛り上がった。

こう書くと日陰者の妬み嫉みのようだが、そういう発想こそ、だと思う。
しっかりめにお店に悪態をつき、タバコをポイ捨てし、ちゃ~んと店主に嫌われてた。で、お店側にも当然客を選ぶ権利があるので、相応の対応をしたところ、もう来なくなったとのこと。しょうもなさすぎる。

で、オーナーに対しても結構ちかいところあるんだな、意外とこういうお茶目なところあるんだなあと嬉しくなっていたので、ティラミスとカフェラテとレギュラーコーヒーを購入し、帰宅した。楽しかったなあ。

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