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シソチョウ/いいね!と思った絵-8/28/23

うぎい……ああっ♪(ポヨン)

120¥

日記の初手で 1発狂しないと、筆が進まないんですよね。

僕にとってかの発狂音は、ラジオをチューニングしたときのノイズのようなもの。
正気を失わないことには、何も始まらない。
さあ、始めようか?

恐竜の展示が近所であったよ

始祖鳥の化石標本(複製ベルリンで出土)

シソチョウ。恐竜が生きる時代、ジュラ紀に爬虫類が鳥類に進化したことを示す生き物、文字通りの「始祖」鳥だ。
これが発掘されたシソチョウの化石の中でも最も綺麗に残存したもので、だからしばしばこのモデル(?)がシソチョウを象徴するシンボルとして用いられる。確かに、シソチョウと言えばこの化石だ。なんなら「鳥」としてのイメージよりも、「この形の骨」としてのイメージのほうが印象強い。著しく首のひしゃげ、おどけたポーズのシソチョウ。

どんな状態で形を残すかが、そのまま資料的な価値と直結するという事実は面白いなあと思った。
そんなん当然のことなんだけど、たまたま綺麗に骨の残った個体が、たまたまあの珍妙な格好のまま地層に残り、もてはやされ、今の私たちのシソチョウに対する画一的なイメージを作っている。偶然による産物が、時間を超越して現代に生きる我々人間のイメージを必然的に構築しているロマンス。
ここに歴史の面白さの欠片がある気するニャ

いい絵

一目見て、いい絵だなあと思ったにゃ~!ツイッターで見たやつと思う(画像保存してたんだけど、どこで手に入れたか忘れたし作者も知らない)
そこにあるはずのない布に、私は府打つ異物感を認めるはずなんだけど、風に靡きながら浮遊する姿に、どこか自然との調和を感じさせる。まるで生きてるみたいな…。いや、死んでるのかな?
風が吹いているのか、その風力により俯かされている画面左の花々や、ぼやっともやっとしたシルエットの木々、極めつけは現実離れしたこの風景。死だ。
へんな場所で、そこにいちゃいけないものが、威風堂々そこに在るおかしさにぐっときたにゃあああああああああ🐶

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