4/4(日) 阪神6鞍　川田将雅

2021年4月4日 21:11

G1シーズン2週目。今週は大阪杯で川田騎手はレイパパレに騎乗。無傷5連勝でいよいよG1挑戦。　　実績馬にどこまで喰らいつけるか。G1デーの割に質のいい馬が集まったので2つは勝っておきたいところ。どうだったでしょうか。

阪神1R ダート1800m 3歳未勝利

ヴェールアップ　橋田厩舎。　　　　　　　　　コーナーで頭が上がるのは相変わらずだが、隣に馬を置いてもそれほど力まずに走れるようになった前走。それを見る限り今回は特に問題なくクリアできると思う。　　　　　　　　　　　　　　負けるとなると上がり勝負になった時だが、早めに押し切る形で乗って来ると思うので問題ないだろう。1番人気。

前走同様好スタートで先手を取りに。メンバーレベルも低く出脚から人気2頭が前へ。

1コーナー。コーナーワークでルメール騎手が逃げることに。

2コーナー回り。1コーナーから2コーナー回って150m程までは折り合いがかなりギリギリな状態。コーナーで頭が上がるのはずっとそうだが、前走よりも少し良くなかった。

向正面過ぎでようやく落ち着いて走れるように。ここまでずっとルメール騎手を見る形で追走。

直線。一旦は前に出て押し切るのかと思いきや内の馬がしぶとく、この馬も一気に突き放す脚は元々持っていないので残り150m付近でもう1度前に出られる。

最後何とかもう1回交わして1着。ゴール後何か呟いていたが何と言っていたかは分かりません… 抜かされてから最後よく交わしました。競走馬としていいハート持ってますね。

阪神2R ダート1200m 3歳未勝利

テーオーブレイブ　清水厩舎。　　　　　　　　昨日の回顧にも書いたが今日注目の1頭。骨折による7ヶ月の休み明けだが、調教で数もこなし、時計も出しているので状態面に不安はないとみる。　リオンディーズ産駒のダート替りの成績がかなりいいのも後押し。1発回答で未勝利抜けしたいところ。1番人気。

内3頭が速いのもあったが、思っていたより進まなかった。

『3頭行かせて』というより『3頭について行こうとしても行けなかった』が正かな。休み明けなのかダートがアカンのか。この時点でもう馬券に絡むことはないと察しですね。

ここも離されての4番手。

直線は外に出して追い出す。前に追いつくどころか後ろからもどんどん抜かされて9着でゴール。

馬体見てコレは芝馬とかは良くわからないのでなんとも言えないがダートに適性が無かったか。　或いは休み明けでレース勘もなかったか。　　　期待していただけに残念。

阪神4R 芝2400m(Aコース) 3歳未勝利

プリュムドール　奥村厩舎。　　　　　　　　　ノルマンディーの馬に乗るのは久しぶりですね。プログノーシスを物差しに考えれば十分勝負になるだろうが、前走からさらに2F延長。距離への対応が鍵になる。　　　　　　　　　　　　　　　460㌔でデビューして今日が450㌔。これが年明け3走目になるのでそろそろ勝たせてあげたい。　2番人気。

スタートしてからずっと真っ直ぐ走らせる。　　馬場のいいところ&隣に馬がいない方がいいのでまっすぐ走らせたのかな。

1．2コーナー中間。中団やや前くらいで追走。　少し他馬に比べて臆病なのでいい位置。

12.5 - 11.4 - 13.3 - 13.8 - 12.7

前半のペースも遅く馬群がも一塊に。ここから徐々にまた外に行く動きをする。1コーナー入りからそうだが今日は随分外を意識して走る。

ルメール騎手が早めに動き出してここからペースが上がる。 12.7 - 12.1 - 11.2 - 11.2 - 11.9　　　ラスト5F。画像は4F地点。

川田騎手も一旦付いて行こうとするがあまりに馬に負担がかかると思ったのか結局やめ。

結局5番手のまま4コーナーを回る。

直線は真ん中付近で追い出し。7番が早め先頭。内からは11番。それを懸命に追うも2着まで。

内から来た11番は最後流し気味で余力もあったようでクビ差ではあるが完敗に近い。ただ、2400mでも十分走れる感じではあったので未勝利脱出のメドは立ったか。

1回休んで6月始動でも間に合いそうだが…どうするのかな

阪神5R 芝1600m(Aコース) 3歳1勝クラス

ジュンブルースカイ　友道厩舎。　　　　　　　前走も悪くない競馬ではあったがマークする相手を間違え3着。少ししんどい競馬をさせてしまったので心配していたが当日のテンション、馬体重共に前走並み。

少し難しいところのある馬だが、騎乗2回目なのでクセもある程度は掴んでいるだろう。順当に行けば勝てる。このクラスは早く卒業しなければいけない馬でもある。1番人気。

ゲートはまずまずもその後がいつも遅いので定位置から。内の人気薄の後ろに入っても仕方ないのもあるがやはり外意識。

外からかなり押し寄せてきたので結局後方のインコース。ただ11番が閉めてくるタイミングで1列下げることができた。コレは大きかった。もう1頭の人気馬にマークされながら内を走らされる事になるところだった。

後方4番手。今日は前走に比べて力みも少なく折り合いもしっかりついていた。

焦らず。自信持って乗っていましたね。馬にもかなり余力があって楽に直線を迎えることができた。

直線。前が開いて追い出し。坂で止まらずに登ってくることができた。いい脚でしたね、1着でゴール。

やっと1勝クラス卒業というか本来ここにいるべき馬ではないですからね。コレでとりあえず休んで秋に備えるのかな。前走のダメージもあるみたいですし。

阪神8R ダート1400m 4歳上2勝クラス

グラデュエイト　加藤厩舎。　　　　　　　　　近走は着順かも微妙も0.3、0.2秒差と惜しい競馬はしている。5.6走前に川田騎手とコンビを組んでいるので久しぶりですね。頭が高く、コーナーでクセのある動きをする馬ですがもう6歳なのでずっとこうなんでしょうね。

逃げる馬がいなさそうなので様子を見ながらのレースになりそう。うまくレースの流れに乗っていければ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　データ的には4番人気以降のダートの川田騎手は1円もいらないが果たして。8番人気。

結論から言うと先行総崩れのレース

激しい先行争いの中で結果的に前が開いてしまったので1列目2番手に。

12.4 - 10.7 - 11.5 - 12.2 - 12.4 - 12.6 - 12.8
先行総崩れとは言え、速すぎるかと言うとそうでもない。足抜きのいい馬場ではあったが。　

12.3 - 11.0 - 12.0 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 13.3　　比較として置いておくがコレは昨日の4R 未勝利戦。結果は、前に行った2頭のワンツー。

残り200mに入る前にはもう先行勢は止まっていて差し追込決着に。確かに最初にやり合った感はあったがにしても止まりすぎ。

先行勢で最先着の7着ではあるが…少し物足りない

阪神11R 芝2000m(Aコース) 大阪杯　G1

レイパパレ　高野厩舎。無敗5連勝でいよいよG1へ挑戦。気持ちで走るタイプなので間隔を開けての方がいいとの事で今回も直行。中山牝馬Sに出走するなんて噂もあったが大阪杯を選択。

クラスが上がっていけば行くほど楽に走れるようになるタイプの馬だが、コントレイル始め、グランアレグリアなど強豪も。いきなり通用するかと言われればNOと言いたいが無敗馬は負けるまで買えとも言いますしね。少しだけ期待して見ています。勝つとは思わないけどね。

レース展開としてはハッピーグリンが行ってそのあとの2番手という風になりそうだが、絶対に下がってくるので後ろに入ると処理が面倒。かと言って馬を前に置かない形だと一気に行ってしまいそうなので初めからハナに行く選択もありか。どちらにしろ人気3頭よりも前で競馬はするはずなのでどこまで粘れるか。4番人気。