3/20(土) 中京5鞍　川田将雅

週中にダイオライト記念を制してこれで地方重賞5勝目。バグってますね完全に。　　　　　　　　中央に戻って今週は計10鞍。3勝で勝率33%なのでこれを目安で。G1馬、グラナディアガーズの始動戦、ファルコンS勝って土曜を締めくくりたいところ。どうだったでしょうか。

ー回顧ー

中京2R ダート1200m 3歳未勝利　　　　　　　ヒヤ　鮫島厩舎。3ヶ月の休み明けで新馬から手綱を取って4戦目。そろそろ勝たせたいところでメンバーも低調。初の1200mだがゲートも二の脚も速いので十分ついていけるだろう。ダート替わりのリオンディーズ産駒は狙えと有名な話もあって相手は1番、5番と前に行ける14番くらいか。1番人気。

結構派手に躓くスタート。度々こういうシーンがあるが毎回全く落ちる素振りすらない川田騎手。体幹が強いんですかね。さすがアスリート。

14番の馬が速く、15番の馬が遅かったので14番について行くように中に入り込んでいく。逃げ馬が近くにいるとレースがしやすいとはよく言われるもの。ポジション取りの面で恩恵が大きい。

中団やや前くらいで他の人気馬が全馬前にいるのでそれを射程圏に入れながら。もう1列前にも行けたような気もするがすぐに黄帽の後ろに入れに行きました。追いかけすぎるとそのままガーッと行ってしまうのを嫌ったか。

変わらず中団前を追走。バラっとした展開。

4コーナー。外からもう1頭のピンク帽に閉められそうになるが抵抗。閉められてたら終わってたでしょうね。幸騎手だったのでそんなにガッツリ閉めては来なかったが。

直線残り200m付近、坂を登り切ったあと。前がかなり頑張っていて追いつくのはなかなか厳しそうだが…。

ゴール板前でなんとか交わして1着でゴール。　　能力の高い馬が逃げ、先行でレースした中で差しての勝利。枠の並びがよかったのもあるが着差以上に内容は良かったし今回は休み明け。昇級初戦の次もそれなりにやれるのでは。

中京6R 芝2000m(Aコース) 3歳未勝利　　　　シャンブル　吉村厩舎。2000mにして4着→4着。川須騎手から川田騎手はスイッチ。脚質が不安定だが川田騎手ならそれなりに位置は取れるだろう。ただメンバーも強く、誰が行くか牽制しあって最初からスローになりそうなのもマイナス。上がり勝負だとさすがに厳しそう。先週同様に内前有利だと余計に。5番人気。

それなりのスタートで内から誰も行こうとしなかったのでジワーッとインコースへ。横並びで先行争いだったので内枠の馬が主張すれば全然前に出れたと思うが。

川田騎手が出して行ったことによって外枠各馬が内に殺到。これによってエイカイステラより後ろの内枠の馬はレース終了。

1コーナー入る頃には逃げ態勢。

外から新人2人に常にプレッシャーをかけられる展開に。結構長いこと付き纏われていました。

12.9 - 11.6 - 12.6 - 12.4 - 12.5 - 12.6 - 12.3 - 11.8 - 11.1 - 11.9  5F62.0 上がり3F34.8　　　　坂の部分が11.1と1番速い。坂で止まらないのはいいですね。逃げ馬が上がり3位を使えば後ろは当然キツい。淀みないペースで終始運んでの1着。やはり内前が有利なよう。逃げの手に出たのも功を奏した。

中京8R ダート1800m 4歳上1勝クラス　　　　　マイネルイリャルギ　高橋厩舎。マイネル準主戦にでもなったのか。メンバーレベルも低くそれなりに勝てそうな馬がまたマイネルから用意されたが微妙に足りない馬なので腕の見せ所。相手は長期休み明けの8番くらいか。1番人気。

外の馬が思ったより速かったのもあって無理に行かずに追走。

4番手。先頭とは6.7馬身差。頭数も少なくバラけた展開に。

2コーナー回って向正面。砂を被らない外4を追走 12.7 - 11.7 - 13.7 - 13.1 - 12.6   1コーナー回るまでは結構速かったんですが一気にペースが落ちる。2秒も落ちるのはなかなか見ない。縦で見ると間隔が分かりにくいので…

一気に緩んだにも関わらずそれ程詰まらない。後方にいる騎手は何考えていたのか。まあ人気薄でしたけど。

3.4コーナー中間。早めに前を掃除しに行く形。8番の馬があまりに手応えが悪かったのでこの形に。あとは押し切って勝てると思ったでしょう。

4コーナー。前とも結構離れているが人気薄。手応え的にもこっちの方が分がある。直線へ。

あとは押し切るだけ…だったんですが8番の馬が併せた時にまた伸び始める。アレだけ手応え悪かったのに…。

最後交わされての2着。早めに行った分、末が甘くなったのもあるが併せてから頑張れませんね。もうひと根性欲しい。相手も薄く今回がチャンスだったが…

中京10R 芝2000m(Aコース) 熱田特別　　　　　シルバータイド　高野厩舎。

2番人気。

ノソッと出た上に両隣に若干挟まれたので行けず本当は青帽のところが理想だったでしょう。

1コーナー。ちょうど中団くらいで外に馬を置かない状態。

向正面。右にモタれるように走っていたので外の馬にぶつかりながらの追走。頭も上げていたし少し掛かり気味でもあった。

道中からずっとそうだったが進みが悪くポジションも少しずつ下がって行ってしまう。ここの馬場を見てもわかる通り少し荒れている。馬場を気にしたのかな。この辺はキャリアが浅いのでなんとも…。

直線。横並びでの追い出し。内を回ってくることもできたが外を選択。内回ったら勝てないと判断したのか次の試走かは分からないが…猛然と追いすがるも2着。

進みが悪かったのは馬場のせいのよう。思っていたレース展開とは違ったがこの馬だけ34秒台の上がり。外から1頭だけ追い込んできた。また次も買えるでしょう。コメントからするに良馬場で。

余談だが1.2コーナーのルメール騎手の進路取り、捌きが非常にうまかったので。

さすがにこれやられると勝てませんね。映像で見ると巧さが分かりやすいかな。先週のサトノフラッグもこんな感じでしたね。あれは1コーナー入り口で同じような位置に落ち着いていましたけど。

中京11R 芝1400m(Aコース)  ファルコンS G3       グレナディアガーズ　中内田厩舎。春はNHKマイルCを最大目標にすると早々発表があったが、レース間隔の問題なのか分からないがNZTやアーリントンCではなくファルコンSを始動戦に。　　　　中内田厩舎で最終坂路は結構珍しいが前走もこれで勝っているのでしばらくこの形か。1.2週前にしっかりと負荷をかけたので最終は軽め。　　　　気になったのはパドック。踏み込みも浅く、前走に比べてかなり早脚。前哨戦なので当たり前だが7割程度の仕上げ感。走れる状態にはあるとは思うが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この馬の場合は相手どうこうより自分との戦い。気分良く走れるか。当然1番人気。

長い先行争い。 12.2 - 10.6 - 10.9　10秒台が2回はここ5年で1回もない。前半3Fの入りで言えば去年に似ているが。

2F付近。ここでようやく隊列が決まりだす。内ぴったりの1番とそれより2.5頭分外。今日ばずっと内前有利だと思っていたがコース取りからしてそうじゃないっぽい。ただ馬場読みがかなり正確な福永騎手が10R、11Rとほぼ同じところを通っているので正直なところ分からん。

これを見るとラチ沿い1頭分は良くてそれよりも2、3頭分のところがダメなのか、と推測できるが…。

4コーナーに入るまでもずっとこの間隔でのレースちょうどこの黄丸の縦ラインに福永騎手がいるんですよね。前の人気薄が下がってきそうだったので仕方なくこの縦ラインを走ったのだと思うが。

直線。内を開けての追い出し。まだ同じような間隔を取ってますね。メインだけほぼ全馬が外に。

ー以下比較ー

雨も降っていなかったし理由は分かりません…。　分かる方いたらコメントお願いします…。

坂の真ん中あたりでもまだ間隔をとっている。坂を登ったあと幸騎手が外に併せにくる。

最後差されての2着。前哨戦仕上げで坂を登ってからもまあ頑張って走ってはいたし、併せられなかったら多分勝っていたので内容的には悪くなかったのかな。最後ステッキ入れてなかったがステッキ入れたからと言って走るわけではないと川田騎手に一蹴されそうなので🤫

本番はこの2頭以外は厳しそう。後は別の短距離、マイル路線組と桜花賞、皐月賞組との力関係のみかな。

土曜日は2勝連対率100%とパーフェクト。8R、11Rは共に幸騎手にアタマ差負け。幸騎手は例年よりも勝ち星の積み上げが速いことからも分かるように好調。流れのいい騎手と併せるとこういうことも頻繁に起こってしまうもので仕方ないですね。2つ落としたとも考えてもしまいますが…また明日頑張って欲しいですね。

＊明日の注目＊

明日は中山で5鞍。メイン、スプリングSでは　　ボーデンに騎乗でおそらく1番人気。前走は強烈な勝ち方だったが、ディオスバリエンテの共同通信杯を見るとコースに向き不向きはやはりありそうで中山だと全幅の信頼を置くレベルにはないか。そうなるとNF馬の8Rか社台馬の9Rの2択になる。8Rはメンバーも低調な一戦で勝たなくてはならないレース。ただ枠が最内枠でこれをどう乗ってくるのか。枠の処理も含めて明日は8Rラインハイトに注目していきたい。　　　　　　　　　　　　9Rクロミナンスも十分に勝てる力はあると思うが東京向きかつ良馬場の方が長所がより引き出されると思うので雨が降りそうな明日は見るだけ。　大雨の不良ならみんな無事帰ってこられれば。

では、また明日。