生存報告from 北京

11/5で中国に入国してから一ヶ月が経った。
なんやかんやでもう11月11日。俺、まだ生きてま〜す。

やっぱ大学生活が充実してくるとnote書く時間なくなってきますね、これ真理です。自分の部屋に入居して、必要なもん買って、隔離終わって外に自由に出れるようになったらそりゃもう遊びまくりですよね、はい。

まぁそんな遊びまくりの日々も翳りが見えてきているのです…

なんか北京市海淀区っていうところに住んでるんだけど、(大学が密集しているところ)、どっかの大学で陽性者が数人出たらしく、相次いで大学が閉鎖になってるらしい。大学の閉鎖は何を意味するのか多分海外にいる諸君はピンときてないであろうから説明すると、中国の大学では学生は前提として大学のキャンパス内にある寮に住むことになっている。つまり、大学の閉鎖=学生の大半が大学構内に閉じ込められるということ、である。うちの大学ではPCRを毎日することが義務付けられた+外出するには許可願が必要になった。めんどいボゲェ。

ここでちょっと指摘しておきたいことがある。割と真面目な話。

最初、この行動制限の通知と共にコロナ感染者の行動履歴が情報として自分のもとに回ってきた。

そう、この国ではコロナ陽性者の近日内の行動履歴が全て衆目の目に晒されるのである。なんてこった。。。。

日本にいた時の自分だったら即座に吐き気と強い抵抗感を覚えるはずだったが、自分の最初の反応は、詳らかに行動履歴をチェックし、自分の近くにいたかもしれないことを想像したことによる「こわい」という感情と、また行動制限かよ〜という諦観だった。

いやいやまてまて。大事なこと忘れてね?これ個人のプライバシー侵害されてるし、移動の自由(ないし権利)も制限しにかかってるよね、おかしいと思わないの?

たしかにぃ〜

その気持ち、日本に忘れかけてたわ。。。おーこわ。
なんかそうやって振り返ってみると郷に入っては郷に従え(入乡随俗)っていう考えもあるけどさ、この国は割と普遍的な価値観っていうものに積極的じゃなくて、むしろ自国における価値観の文化的伝統的な重要性を強調することによる行き過ぎた文化相対主義が闊歩しているように感じる。うん、これは大方あってると思う。その結果、人権の話とか言論の自由の話とかそもそも同じ土俵に立てない(ないし立てない)っていうのが現状、もしくは意図的に作り出されてる状況だと思う。

やっぱ毎日北京市のこの地域でコロナ何人出ましたみたいなニュース見てるとこわ〜って思っちゃうけど、別に一人陽性が出たところで(日本なら)何ら問題もないわけだし、地域全体ロックダウンしようもんなら暴動起きてまう。おかしいよねほんとに。この気持ち大事にしたい。

まぁこのことが書きたかったことの一つ。もう満足。
大学生活は普通に楽しい。語学が同じクラスのフランス人とドイツ人と鬼仲が良くていつもふざけまくってる。自分のノリが世界レベルで通用して嬉しい。ハゲタコを教えるのはまだまだ早いし、教えるのむずい。ハゲタコぉ。

中国のシェアサイクル鬼便利。どこでも乗り捨て可能。中国は右側通行なんだが、自転車と電動バイクはどっちも走っていい。だから結構危ない。

PCRは三日に一回受けないとどこにも行けない。

飯、うまい。学食が潤沢な助成金のおかげで一食500円を超すことはそうそうない。ご飯は全然困らん。

まぁ最大の難点はトイレですねぇ。下水道が発展してないので、トイレットペーパーはトイレに流しちゃいけないのです、便器の隣のゴミ箱に捨てるのです。まだ慣れない。どういった苦労が生じるのは察し。酒場のトイレありえん汚い。

中間試験無事に終えた。やっぱ大学ランキングでうちの大学そんな高くないけど、頭の良さでいけば普通に世界でも戦っていけるのではないかと思うけどなぁ。普通に試験大丈夫だった。諸君、もっと自信持とう。俺らはやればできる。

駒場では国際経済のシケタイが強制的に作られたそうで、なんともかわいそう。頑張れ藤原、町田。

そういや寮でたらふく飲んだ後さらに外でたらふく飲んで最後酒場でテキーラ8杯ぐらい飲んだら次の日やばかった。久しぶりにあれだけ飲んだ。
でもこっちきてから明らかに酒飲む量と機会が減ったから痩せた感じがする。

今日は珍しく飲みがない金曜日になっ(てしまっ)た(コロナのせい)ので、note書く時間ができた。また余裕ができたら更新していきたい。

みんな、元気にしてる?ヨーロッパは今冬休みなのか?各国に旅行行きまくってるストーリーをいつも指咥えながら見てる。いいなぁ。
お前らもnote書け!なんでもいいから書いて、普通に読みたいから。

じゃあまた。

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