『空っぽの教室』

知念大地が、身体を見つめ、わたしという存在を見つめ、現在進行中の踊りに至る中で発見した、“空っぽ身体”と、その共有。

「わたしたちは、“空っぽ”になることを異様に恐れる。
それなのに、“空っぽ”でいる身体に立ち会うと、その身体を美しい、と思わずにはいられない。その人の本当の姿・ありのままに会えたような気がする。瞑想と異なる点は、“空っぽ”は、立ち会う人がいなければ見つめることができないこと。他者の空っぽに出会い、ひらいてしまった立ち合い人を通して、本人は自身の空っぽが即誰かを癒す薬である、と知る。一度それを受け入れると、からだの中で勝手に変容がはじまる。ありのままが意識を超えて育ち続ける。おそれていたものこそ、出会いたかったのだ。」ー知念大地

「あなたは何ができますか」と、個人の能力ばかりに焦点があてられがちな昨今、何もない、“空っぽ”の身体を共に見つめ・体験する場の重要性を思い、〈空っぽの教室〉をひらきます。
会場は、踊り場があるしんしんしのアトリエ（兵庫県豊岡市）です。

知念が、踊りの身体について藤原に説明する過程で、藤原が知念に教わりながら、“空っぽ”の身体を実践することになりました。その時に作られた簡単な精神・動きの流れがあります。〈空っぽの教室〉では、その一連の流れに取り組みます。取り組まれる個々の“空っぽ”の様子はビデオで撮影され、本人に共有されます。

定員5名、少人数での開催となります。
知念が一人一人の身体・精神を見つめ、一対一で参加者に言葉を投げかけていく、静かで繊細な作業です。
参加者は僅かなきっかけを貰いながらの作業をへて最後には自らの意志で空っぽ(手放す瞬間)を目指し、それを参加者全員で共有します。

“空っぽ”は誰しも「既にあるもの」であり、獲得するものではない、と考えています。

日程：2022年11月12日（土）
時間：15時～18時
会場：しんしんし踊り場（豊岡市出石町嶋86-8）
※駐車場もあります。
定員：5名
※定員に達し次第、締め切ります。
参加要件：25歳以上。自らの意志で来られる方。
参加費：無料

【参加費について】
当初、今回の場所をひらくための適正な料金として、参加費を15,000円と提示しておりましたが、『空っぽの教室』は、できるだけ参加の垣根を作らずに、必要な人に共有されることが重要だと考え、参加無料で開催することに決めました。

当日は知念大地、アシスタントに藤原佳奈・日下部寛子が参加します。

【『空っぽの教室』お申し込み方法】

①お名前　②年齢　③性別　④ご連絡先　をご明記のうえ、
しんしんしのメールアドレス cncnc0504@gmail.com までご連絡ください。
こちらからの返信を持って、お申込み完了とさせていただきます。

しんしんし踊り場

問い合わせ：cncncn0504@gmail.com
                      070-4002-5458
しんしんし website：https://cncncnc.amebaownd.com/

▼参考▼『“空っぽ”の身体からはじまること』

▼参考▼知念大地の踊り

//最後に//
誤解を招いてしまったらアレなんで！
「空っぽ」と踊りは異なります。踊りは自分でも複雑すぎて、絶対に教えることなど出来ない、と確信しています。
「空っぽ」は、自分自身では捉えることができない自己の在り方を他者を通し感じる、ひとつの体験です。（知念大地）