2023/2/19 練習試合感想

対外試合初戦は、レギュラークラスの秋山、西川、デビットソン、マクブルームが堅実に結果を残し、若手は物足りないという昨年の傾向と変わらないチーム状況であることを感じさせます。
3盗塁は決めたものの、横浜バッテリーの盗塁阻止力の低さに助けられた面が大きいため参考程度に捉えるのが良い。
以下、気になった選手を抜粋でレビュー。

野手

デビットソン

サイドアームからの横振りの変化球攻めに対して、ストライクゾーンのみフルスイングし、ボール球を見極めるといった優れたアプローチを披露。
ファールが多かったが、甘いボールが来なかった影響だと思われる。
守備機会が1つあったが、良くも悪くも見た目通りで動きは鈍く、ハンドリングの効いた守備を披露。
MLBではややハンドリングが雑でエラーも多かったので不安は拭えないところ。
本来ならば1B起用が望ましいと思われる。

坂倉

今日も守備面で拙いプレーを披露。
ストッピングではアドゥワのスライダーを弾いて勝負球を狭めた影響で失点に繋がり、スローイングでは記録に残らなかったが2塁ベース遥か手前で弱いワンバウンド送球と、とてもプロレベルといい難い内容。
スローイングに関しては今までと比較しても特に酷いのが気になる。

大盛

レギュラー級以外で唯一安打を放つ。
守備では広いレンジを見せ、今年も守備要員として必要戦力であることを証明している。
盗塁を1つ決めたが、スタートが悪く、シーズンではほぼアウトのタイミングであった。
代走要員としては走塁技術の向上を求めたいところ。

韮澤

対左投手で見逃し三振に追い込まれての苦し紛れに合わせたレフトフライと内容が良くなかった。
東は一線級であるとはいえ、石川相手にはもう少し対応しておきたかったところ。
今後訪れるであろう対右投手でアピールしたいところ。

田村

追い込まれた場面で粘り強く進塁打が1本。東には相手にならず三振だったが、何事も経験のフェーズであるためOK。

投手

遠藤

4シームの球速は140キロ前後で、時折140キロ中盤が出ており、時期を考えるとそれなりに球速は出ていた。球威不足感は否めない。
3回無失点で済んだのは横浜打線が準レギュラークラスだったことも影響していそう。

アドゥワ

1回1失点だが、特徴のムービングの球威はまずまずで芯で捉えさせないピッチングを披露。

3回無安打ではあるが、全体的に球が高く、4シームも140キロ前後であまりキレも感じられない状態で、お世辞にも良いとは言えない内容。
横浜の若手が打てないことの方が気になる内容だった・・・。

島内

最速153キロも、簡単に左バッターに引っ張られるのが気になるところ。シュート成分が強すぎるのか?
セットポジションから対右打者にカッターを投じた。
できれば対左打者にもインコース攻めができるカッターを投じたいところ。


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