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横浜F・マリノス、2019以来の栄冠(#191)

明治安田生命J1リーグ
2022シーズンが終わりました。

私の応援する横浜F・マリノスは「優勝」することができました!

年間ベストイレブンには5選手が選ばれ、

年間最優秀選手(MVP)には岩田智輝選手が輝きました。

クラブとして2019年以来、Jリーグで5度目の優勝。クラブ創設30周年、節目の年に優勝できたことは、これ以上ない理想的な結果となりました。

今シーズンの振り返り

今シーズン優勝するまでの道のり、今シーズンのチームの特徴を改めて振り返ってみます。巷で言われていることと変わりはありませんが、お時間あれば読んでいってください。
なお、参考にしたデータはこちらです。

○メンバーの流動性

一番の特徴は「スタメンがほとんど固定されていない」ことです。全34試合のリーグ戦のうち、30戦近く(以上?)スタメンを変えていた、なんて記事も目にしました。
兎にも角にも多くのフィールドプレーヤーの選手達が試合に出場しました。選手達も口々に言っていましたが、まさに「誰が出ても同じサッカーができる」ということをデータからも証明しました。
GK高丘選手は全試合フル出場ですが、フィールドプレーヤーは全試合出場した選手はいません。
スタメンとしての出場数が高丘選手、岩田選手の2名だけが30試合を超えますが、次いで24試合で、エウベル選手、永戸選手、小池龍太選手の3名です。キャプテンの喜田選手ですら21試合です。
それだけ多くの選手が試合に出場しているといますが、特に、今シーズンからユースから昇格した山根選手はボランチながら11試合(うちスタメン4)出場。昨シーズン途中から大学サッカー部をやめて入団し、今シーズンから本格的に加入と言える角田選手は、CBながら18試合(うちスタメン12)出場。
しかし、悪い意味でインパクトがあったのが、2019の優勝時主要メンバーである畠中選手。昨シーズンの怪我の影響やポジションが昨シーズンと変わったことも影響してか、16試合(うちスタメン11)出場で終わりました。
それでも代わりに入った選手が活躍して、チームとしては勝ち続けることができました。

○想定外から始まった今シーズン

開幕直前に、「マリノスのサッカーには欠かせない存在。いないとチームが崩壊しかねない」と言われていて、私薄っすらとそう考えていたチアゴ・マルチンス選手が退団(移籍)しました。急遽、エドゥアルド選手をサガン鳥栖から補強しまたが、シーズン序盤は全くフィットしませんでした。そんなエドゥアルドもシーズン終盤にはチアゴ選手とは違う特徴ながらも、見事に穴を埋めてくれました。

また、シーズン序盤3月の対神戸戦では(記憶が定かではありませんが)連戦続きと怪我人が重なり、ボランチを藤田譲瑠チマ選手と山根選手という2人の若手で担いました。さらにトップ下に西村選手を置く急造チーム感満載の布陣となりましたが、それでも勝ちを掴むことができました。この試合以降、西村選手はトップ下で出る機会が増え、ここ3年間はマルコス選手の聖域とされていたトップ下のポジションにおけるファーストチョイスになるまで成長しました。藤田選手も山根選手も、加入1年目としては考えられない落ち着きのあるプレイで魅せてくれました。

さらに、先述の通りエドゥアルド選手がシーズン序盤にはまだチームにフィットしていなかったこともあり、角田選手も2年目(実質1年目)ながらも試合に多く出場し、山根選手同様にチームの大きな力となってくれました。
これらは、いい意味でチームにとって「想定外」の出来事だったかと思います。

○チームの一体感

今シーズンはここ数年の中でも特に、チームの一体感を感じました。大きかったのは、水沼選手と宮市選手の2人の存在でしょうか。
宮市選手はシーズン途中に大怪我をしてしまい試合に出れなくなってしまいましたが、それでもチームのために動いてくれていました。宮市選手の怪我がなければよかったのは当然ですが、怪我によってチームの一体感がより強くなったように感じたのも事実です。

水沼選手は、元々マリノスの中でもチームをまとめていたであろう喜田選手(キャプテン)、もしくはそれ以上に、チームを常に鼓舞し続けてくれていました。断片的な情報だけしか知り得ないため推測になりますが、チームにとって、試合でのプレイだけでなくコミュニケーション面でも大きな役割を担ってくれていたことが想像できます。さらにいうと「マリノスに水沼宏太がいる」ことが、マリノスのチームの歴史にとって大きな意味を持っていました。

2019シーズン以来の優勝★★★★★

順風満帆なシーズンのようで、チームにとって多くの困難はありました。
先述の宮市選手の怪我以外にも、
・2019シーズンは絶対的存在だったマルコス選手と畠中選手の不調
・アンデルソン・ロペス選手の長期に渡る出場停止処分(やったこととそれに対する処分自体は妥当なので仕方ない)
・8月の公式戦4戦4連敗(ACLベスト16で敗退、ルヴァン杯敗退(ホーム、アウェイともに敗戦)、王者川崎にリーグ戦敗戦)
・優勝を目前な控えた10月ホーム2連戦で残留争いのチームに敗戦
これらのことを、チーム一丸となって乗り越えて、最後にたどり着いた頂点。チームの一体感が礎となってみんなで掴み取った栄冠です。

私個人としては体調の関係もあり、年パスを購入しながらも一度もスタジアムへ足を運ぶことはできず、DAZNでの応援となりました。スタジアム観戦が好きなので行きたい気持ちはありながらも、DAZN越しであっても、マリノスの試合が楽しみで仕方ないシーズンを過ごすことができました。唯一の心残りは、私のイチオシである吉尾選手が、思った以上の活躍をできなかったことだけです。これは来シーズンの楽しみとして取っておきます。来シーズンは連覇を目指して頑張って応援します!

優勝の余韻に浸りましょう

最後に。
まだまた優勝の余韻に浸りたいので、動画をたくさん並べて終わりにします。


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