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9カ月ぶりに音楽ライブに行った感想〜奥田民生『ひとり股旅2020』広島公演〜

コロナ以前は、最高で月の半分はライブに行っていたほどのライブ狂だった私。
しかし、コロナとUターンで地方住みになったダブルコンボで、実地でのライブ参加から縁遠くなっていました。
今回民生さんの凱旋公演が行われるということで、9カ月ぶりに音楽ライブに行ってきました!

場所は上野学園ホール。
ここに行くのは、高校生のころお笑いライブを観に行った以来。久々です。


コロナ禍ということもあり、マスクをしていないと入場できなかったり、検温があったり、チケットの半券を自分でもぎって所定の段ボールに入れたりと、入場時からこれまでのライブとは一味違います。

ダスキンがクリーンパートナーとしてライブに協力していたり、会場内のいろんなところに消毒液が置いてあったりと、厳重な感染対策がなされています。

席は21列目の下手側でした。
眺めはこんな感じ。
席は必ず隣と1つ空けられており、空いた席にはパネルが置かれています。

そして定刻を少し過ぎたころ、120秒間のカウントダウンがあり、ライブがスタートしました!

セトリはこんな感じでした。
近年の民生さんのライブでは、毎回公式さんが爆速でセトリのプレイリストを公開してくださっているので、重宝しております…!

そしてこのツアーは全公演配信があり、1週間はアーカイブも見られます。

今回は細かくライブレポをするというよりは、現地でライブを見たからこそ感じられたことなどを中心に、以下に書き記していこうと思います。

まず個人的に久々のライブということもあって、民生さんがステージ姿を現しただけで感極まりそうになりました。
民生さんを生で見るのは、昨年末にカーリングシトーンズをライブを見て以来約11カ月ぶり。
好きなミュージシャンが自分と同じ空間にいるという感動は、やはりオンラインライブでは味わえないものです。

そして何より、久々に民生さんの声量の大きさを全身で感じられたのがこの上なくうれしかったです。
ファンの方々はご存知だと思いますが、奥田民生って本当に声がデカいんですよ。
55歳になってもめちゃくちゃデカいんですよ。
その民生さんのパワフルな歌声が、ホール中に響き渡っているのを久々に聴くことができ、感無量でした。

また、「コロナ禍だから不謹慎かもしれない」というMCからKING of KINを披露し、「ビフィズス菌の歌だから大丈夫か笑」と、歌った後にぽつりとつぶやくなど、MCの面白さも健在でした。

また民生さんの地元である広島での公演は、毎度広島ならではのMCや曲が聴けることも魅力です。

例えば、冒頭だけではありましたが、石原選手の引退セレモニーで流れたギブミークッキーの「石原あああああああ!」を生演奏してくれました。

民生さんが今回巻いていたバンダナは、なんと石原選手のサイン入り!だったそうです。

また、現地にいたのに全く気付かなかったのですが、石原選手は今回のライブにフラスタも贈られていたそうです。

また、セトリに55(民生さんがエルドレッドを思って書いた曲です)が入っていたのもうれしかったです。
やはり広島で聴く55は一味違いますね。
来年はAクラス復帰を期待したいところです…!

他に広島ならではの選曲といえば、やはりヒロシマドライブ!

ライブで初めて聴くことができました!
いつか電大の3人も含めた4人での演奏も聴いてみたいものです…!


コロナがなければ、「天満屋は はあないですけえ!」と全力で合いの手を入れていたのですが…。
今回は客席での発声が基本的に駄目だったので、「天満屋」「ウィズワンダーランド」「宝塚会館」など、今は亡き場所のオンパレードの歌詞にツッコミを入れられなかったのがもどかしかったです…笑。
さすらいの「どうなった〜♪」の部分も歌えませんでしたし、早くコロナが終息してほしいものです…。

そして、間違えてiPadにデータを入れてしまったことをきっかけに福岡公演で歌われたTAIRYO。
広島でもちょっとだけ歌ってくれました!
この曲を民生さんボーカルで弾き語りすると、演歌みが増しますね笑笑。
「三滝 舟入 己斐峠〜♪」を広島で聴けたのがうれしかったです。

また、広島ならでは選曲以外で特に印象に残ったのが、美しく燃える森。

もちろんスカパラはいないので、バーチャビレver.になります。
個人的にスカパラのライブにもちょくちょく足を運んでおり、いつか生で聴きたいな〜と思いつつも、水曜日のカンパネラのコムアイボーカルやGLAYのTERUボーカルを引き当て、「これはこれでとてもレアだけど、私はいつ民生さんボーカルでこの曲を聴けるんだ…」と、思っていたんです。
まさかこのver.で初めて聴くことになるとは…!笑
民生さんはボーカルはもちろん、あの特徴的な笛の演奏も生で披露してくださいました。
ただやはり、ボーカルも笛もどっちも1人ではかなり大変だったのか、「もうライブでは一生やらない」と、演奏後におっしゃっていたのが印象的でした笑。
貴重な生演奏を現地で見られて、本当に良かったです。

今回のライブ会場である上野学園ホールは、民生さんが高校時代バイトをしたこともある思い出の場所。
LOUDNESSのライブにて、ステージ前で縄を持つ警備のバイトをしており、客席後方にあるガラス張りの窓に反射したLOUDNESSが映って、当時とてもうれしかったというエピソードを今回MCで話されていました。

近年民生さんやユニコーンの広島ライブは、上野学園よりもキャパの広いHBGホールで行われることが多いんです。
かくいう私自身も、上野学園で民生さんを見るのは初めてでした。
思い出の地で民生さんのライブを見ることができて、本当に幸せだったなと思います。
こんな状況なので、次いつ民生さんのライブに行けるか分かりませんが、いつか来るその日まで感染対策をしっかりして、健康に過ごしていきたいです!

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