2020年夏の特別講座1日目 すごい自由研究のひみつ大公開!
こんにちは、施設長の山下です。2020年8月8日にcommon’s special daysの最初のプログラムが行われました。この日は【すごい自由研究のひみつ大公開】と題し、私が前職ベネッセでの経験を生かしたプログラムです。
自由研究といえば、小学生の夏休みの宿題の中でも、読書感想文と並んでやっかいな宿題の1つ。それは子どもだけでなく、親にとっても大きな宿題でもあります。そんな自由研究ですが、実はやり方にコツがあります。そのコツを紹介し、しかも1日で自由研究を完成させてしまうというのが今日のプログラム。
ここでは当日の様子を写真を中心に紹介します。
まずはご挨拶から。普段とは違い、机を並べてスタートです。
10個以上用意した様々な実験や工作テーマから、子どもたち自身が対話の中で、やりたいものを選んでいきます。この日は発泡入浴剤作りと巨大シャボン玉つくりからスタート。
発泡入浴剤チームは4名。前からやってみたかったという声もありました。
巨大シャボン玉チームは5名でスタート。この後2名加わって7名に。
発泡入浴剤チームはクエン酸、重曹などの薬品を混ぜていきます。真剣です。
食用色素で色を付け、少し水を入れて混ぜたら型に入れていきます。
あとでまとめるために、実験の途中でメモも取っていきます。
巨大シャボン玉チームは、枠作りから。針金ハンガーに布を巻きます。
ビニールプールに水を入れ、洗剤と洗濯のりを混ぜます。
こんな大きなシャボン玉が作れました!
午前中いっぱい実験を楽しんで過ごし、ここでお昼休憩。あまりおしゃべりはできない2020年の夏ですが、普段とは違う環境でのお弁当はとても美味しかったことでしょう。
午後は実験のまとめを行いました。目標は模造紙1枚に今日やった実験をまとめていくこと。はたしてこんな大きな紙が埋まるのでしょうか?
まとめ方のコツを解説。みんな真剣に聞いていますね。
実験の途中に書いたメモを見ながら、順番にまとめていきます。
スタッフが撮影した写真もその場で印刷。自由に切って使うことでその時の様子が分かりやすく伝わるようになります。
最後はみんなの前で発表。その姿は自信に満ちた表情です。
いかがだったでしょうか。ここで紹介したのは講座のほんの一部です。講座の中では子供たちの様々な喜びと発見、試行錯誤と成功、協力する姿など、印象的なシーンは数多くありました。
今回参加したのは半分以上が1年生と2年生。小学校で理科をまだ習っていない子どもたちばかりでしたが、実験を大いに楽しむ姿と、真剣にまとめていくまなざしがとても印象的でした。
お迎えに来た母親に「見てみて!こんなのやったんだよ!」と自慢げに話す子どもたち。自宅でプレゼンをしたというエピソードもいただき、とても充実した1日になったようです。
今年は学校では自由研究が課題になっていないという声もありました。しかし自由研究は夏休みだけのものではありません。普段の生活の中で「どうしてだろう?」とか「不思議だな」と思ったことがあれば、それはすべて研究のタネになります。今日の講座をきっかけに日常の中にも疑問を見つけ、自分なりに解決しようとする姿勢が芽生えればいいなと思っています。
common 施設長 山下
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