運動会の舞台裏

たくさんの知り合いが一堂に会していた。この日はどうやらチーム対抗戦のイベントがあったようだ。

参加者は5つの組に分けて対戦することになる。ところが組み分けで少し波乱があったようだ。
基準は自分も知らされていないのだが自分は普通に考えると赤のチームに加入するのが妥当だったようだ。しかし実際に振り分けられたのは紫のチームだった。
黄色のチームや緑のチームもある中で自分は紫だったことが思いのほかいろいろな人にとって衝撃だったようだ。だがそんなことはどうでもいい。問題は中身だ。


何をやるんだとそわそわしていたところ,最初の作業をすることになったようだ。最初は400メートル走ということだった。ただしこの400m走,走り終わった後にロシアンルーレット形式で羊羹を食べないといけないとのことだった。ロシアンルーレットなので当然いくつかは地雷。走り終わった後に選んだ羊羹が地雷だった場合減点なのだそうだ。
ふざけるなと思いながら完走した。自分ははっきり言って下から数えたほうが早かった。さて羊羹は…とここで目を見張った。先についた面々が食べている羊羹と残った羊羹の色が明らかに違う。なんというか,残り物は真っ赤である。恐る恐る食べてみる。うむ。これはまずい。

なにがロシアンルーレットだよ,外見ではずれってわかってたらロシアンルーレットにならないじゃないか。とほほ。と思った。当然はずれを引いた自分たちは減点である。次の試合,借り物競争に向かう。

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勘弁してほしい夢でしたね。ちなみに運動会は春にやることが多い人間でしたが,皆さんはいかがでしたか?

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