単身狗でも作れる限界港澳飯
限界単身狗でも簡単に作れる香港・澳門の庶民料理備忘録
①番茄免治蛋飯
用意するもの
ミートソース(レトルト)
ごはん
その辺のスーパーで買ってきたミートソースのレトルトを温め、暖かいご飯に乗せればあっという間に茶餐廳定番メニューの出来上がり。目玉焼きを焼き、フライパンを洗う気力があればお好みで乗せましょう。別に乗せなくても構いません。
②辣魚多士
用意するもの
食パン(8枚切)
オイルサーディン(唐辛子味を推奨)
食パンをトーストし、オイルサーディンを2枚程度乗せればポルトガルの香り溢れる澳門料理の完成です。気力があれば、お供にブラックコーヒーにクリープを入れて奶珈琲を作ってみるのも一興です。本当はブラックコーヒーにエバミルクを入れるのが正式なやり方なのですが…。香港茶餐廳と似て非なる、澳門の珈琲室の定番メニューです.
③餐肉煎蛋飯
用意するもの
ランチョンミート(適量)
ごはん
ウナギのたれ
卵
数枚のランチョンミートと目玉焼きをフライパンで焦げ目がつくまで焼き、平皿の上に盛ったご飯の上に乗せ、ウナギのたれを掛けます。ウナギのたれは、香港で使われている甘い醤油の代用ですので九州在住の方は甘口醤油で代用してもかまいません。また、お好みでソーセージやハムを乗せるのもおすすめです。
なおランチョンミートはスパムを使っても構いませんが、業務スーパーやロピアなどで購入できる廉価版のものを使うとコスト削減が可能です。ソーセージを加える場合、粗びきではなく廉価版のお徳用ソーセージを用いると本場の味わいに近づきます.
あとがき
材料調達や調理に手間がかかるイメージのある手作り海外飯ですが、このように手抜き手軽に作れるメニューも多いです。そもそも、香港の茶餐廳や澳門の珈琲室というものの位置づけや性質を考えると、このような手軽に提供できる料理が多いわけです。「海外飯手作りなんて俺には無理だ」とお嘆きの単身狗の皆さんも是非チャレンジしてみてください。仕事終わりの疲れた状態でメシを掻き込み、香港や澳門の打工仔の気分を追体験することで、いっそう楽しめることでしょう。
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