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第七芸術 彷徨の旅

〜ブリティッシュ・スパイで彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画の感想をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回はブリティッシュ・スパイで彷徨の旅です。イギリスのスパイといえばスーツを着た紳士、など具体的なイメージがしやすいですよね。今回はスマートなだけでないイギリスのスパイ作品を3つご紹介します。

1. 007 ドクター・ノオ(原題:Dr. No)
1962年公開のイギリス・アメリカ合同製作の映画。日本では翌63年に公開され、当時の邦題は『007は殺しの番号』でした。英国秘密情報部(MI6)の諜報員、ジェームズ・ボンドは犯罪組織の発見と危機回避のために捜査を開始し、犯罪科学者ドクター・ノオと対決するアクション映画です。
彷徨の旅、初めて未見の映画をご紹介します。007はこのドクター・ノオからシリーズが始まり、今では24作品も公開されています。歴代ボンドを務めたのは6人いらっしゃり、それぞれに個性が異なるため、お好みのボンド像が人それぞれ違うのが面白いと感じます。いつかまとめて鑑賞します。

2. ジョニー・イングリッシュ(Johnny English)
2003年公開のイギリス・フランス・アメリカ合同製作の映画。MI7に所属するジョニー・イングリッシュはエースを夢見るが彼のせいで優秀なエージェントが全員死んでしまい、代わりにイギリス王室の王冠を守る役割に就くスパイコメディ映画です。
上の007などをもとに様々なスパイ映画のパロディを盛り込んだ映画です。スマートなイメージが多いスパイ映画ですが、これはイギリスっぽい笑いのセンスが詰まった作品です。1作目より2作目の方が面白いかも…?とにかくドタバタです。

3. キングスマン(Kingsman: The Secret Service)
2014年公開のイギリス・アメリカ合同制作の映画です。独自に事件を解決するスパイ集団の「キングスマン」は、巨大な陰謀を計画したヴァレンタインによって次々にエージェントが殺されてしまったため、新たなエージェント・エグジーをスカウトし、ミッションを成し遂げるスパイ映画です。
トラディショナルな風格の溢れるスパイの描写と、そこからは想像できないほど血が溢れるアクションの描写のバランスが最高です。最後のシーンは、というか全体的にもしかしたら呆気にとられちゃうかも。Manners maketh man.

いかがでしたでしょうか?ブリティッシュスパイといえば他にも、マティーニやオタクっぽい武器担当がいたりとお決まりのシーンがありますので、回数を重ねて発見するのも楽しいかもですね。来週は実話を基にした映画で彷徨の旅・事件編です。偶々道ですれ違ったり・そんな何気ない瞬間を楽しみましょう!来週もよろしくです。

※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別

これはまたイギリスに行ったときの写真なのですが、『キングスマン』のコリン・ファース演じるハリーのお家です。たまたま近くのホテルに滞在していて、知ったときはけっこう盛り上がりました。一般の方のお家なんですかね。

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