見出し画像

第七芸術 彷徨の旅

〜ゾンビ映画で彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画の感想をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回はゾンビ映画で彷徨の旅です。ゾンビ映画はハードなものやチープなもの、コメディ調のものなど一括りにはできない魅力があると思います。ゾンビ映画の中でも違うタイプの作品を3つご紹介します。

1. アイアムアヒーロー
2016年公開の日本の映画。謎のウイルスによって「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれるゾンビが蔓延した世界で、冴えない漫画家アシスタントの主人公が、道中出会った女子高生と生き延びるためサバイバルしていく姿を描くパニックホラー映画です。
面白いです。日本のゾンビ映画だけどすごく戦闘シーンに迫力があり、ゾンビのクオリティも高く、土地設定もストーリーも完璧だなぁと思いました。執着、というゾンビへの違った恐怖も感じられます。けっこう人がぐちゃぐちゃしているのでお気をつけて。(予告はそんなでもないです)

2. ウォーム・ボディーズ(原題:Warm Bodies)
2013年公開のアメリカの映画。ゾンビの蔓延した世界で、主人公のアールはいつも通り人間を襲い、青年を食べていたが、それがきっかけで青年の元カノに恋をし、二人の関係が親しくなっていく。それが世界に大きな変化をもたらす恋愛ゾンビコメディ映画です。
新しい?切り口のゾンビ映画。ゾンビが人に恋する、という発想だけでも面白そうなのが伝わってきますよね。ゾンビ視点の映画っていうのも新鮮でおすすめです。主人公ゾンビが綺麗めだし観やすいと思います。

3. 高慢と偏見とゾンビ
(Pride and Prejudice and Zombies)

2016年のアメリカ・イギリス共同制作の映画。19世紀初頭のイングランドにベネット5姉妹とその両親は住んでおり、父はゾンビ退治のため娘たちに武術を学ばせたが、母は娘たちを裕福な求婚者と結婚させることしか考えていない。次女のエリザベスと、舞踏会で出会った高慢なミスター・ダーシーのもどかしい恋愛模様を描きつつ、ゾンビが絡むホラーコメディ映画です。
最初はふざけた映画なんだと思ってました。このポスターの感じとか題名とか。でも観てみたらしっかり物語の軸は”高慢と偏見”で、そこに真面目にゾンビが絡んでいたので、アクション要素が追加されて面白い!しかもミステリー的要素もあって、高慢と偏見を観たことがあっても最後まで展開を楽しむことができる作品です。まずは元ネタのBBCテレビドラマ版を観てからの方が笑えるし、意外な展開を楽しめると思います。

いかがでしたでしょうか?同じテーマでも様々な描き方があって面白く、まだまだ紹介し足りないので第2弾もやると思います。来週は一度では理解できなかった映画で彷徨の旅です。作品だけでなく、面白そうなテーマも思いついたらぜひ教えてください!これからどんどん暑くなるのでお体に気をつけて、1週間頑張りましょう!

※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?