Cluster Creator Kit v2.0.0 をリリースしました
こんにちは、プロダクトマネージャーのとみねです。
Cluster Creator Kit v2.0.0 をリリースしました 🚀
Cluster Creator Kit 初のメジャーバージョンアップということで、これからのCreator Kitの進化を予感させる大きなアップデートとなっています。この記事だけでは紹介しきれないところも多いですが、ハイライトをご紹介します。
リリースノート
https://github.com/ClusterVR/ClusterCreatorKit/releases/tag/v2.0.0
機能追加
- アイテムコンポーネント: Scriptable Itemを追加しました
- スクリプトで使うことのできるAPIについては Script Reference をご覧ください
不具合修正
- アイテムアップロード: 同じメッシュに異なるマテリアルを割り当てても1種類しか適用されない不具合を修正しました
その他
- アクセサリが使用するレイヤーAccessory, AccessoryPreviewを追加しました
アイテムコンポーネント: Scriptable Itemを追加しました
Item にScriptable Item コンポーネント が追加できるようになりました。Scriptable Itemを使うと、アイテムの振る舞いをスクリプト(JavaScript)で記述できるようになります。
現在スクリプトで使うことのできるAPIについては Script Reference をご覧ください。
▼Scriptable Item について
▼利用できるAPIについて
動くクラフトアイテムの紹介
Scriptable Itemによって、ワールドクラフトのクラフトアイテムにも「スクリプト付きアイテム」が登場します。2022/10/20 に開催された「Cluster Conferenece 2022」でも紹介されたスクリプト付きアイテムとサンプルコードを紹介した記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてください。
アクセサリーが使用するレイヤーAccessory, AccessoryPreviewを追加しました
同じく「Cluster Conferenece 2022」で発表された「アクセサリー」に関するレイヤーの追加です。
シーンに置いているLightコンポーネントのうち、アバターを照らしているRealtimeなLightの CullingMask にこの二つのレイヤーを追加することで、アクセサリーにライトを当てることができます。（Everythingでもアクセサリにライトが当たります）
新機能の紹介は以上です！
ゲームワールドなど、複雑なロジックを伴うワールド制作をされてきた方には待望の機能ではないでしょうか。APIについてはまだまだ十分ではないと考えていますので、今後も引き続き開発を進めていく予定です。今後のロードマップにもご期待ください！