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3月② 深いところにある言葉を探す

「会いましょう」と言ってもらえる幸せ。ありがたいなぁ。嬉しいなぁ。 会う前のテキストでのやり取り。あれやこれやとやり取りしながら、すでに滲み出ているその人の人柄を味わう。ああ…きちんとされてるなぁ…素晴らしいなぁ…。これは今のところ全員そう。とても恵まれている。 集合場所へ向かい、顔合わせをする。恐る恐る静かに接近する。待ち受ける不安げな表情。俺もたぶん同じ顔をしているに違いない。ああ会えた。今日も良い日になりそうだ。 同じメシを食う。相手が見繕ってくれた店で。向かい合

    • 3月 生まれた世界線が違ってただけ

      「ぱぶまんさんに会いに来ました」 そして彼は俺のことを「もう1人の自分かもしれない」と言った。 東の都からはるばる初対面の友が来てくれた。ありがたい。自分の住んでいる県でお迎えするのは初めてのこと。緊張する。そして🔪のスタンプを頓服代わりに使う男。大丈夫か?問題ないよ。いざとなればフィジカルで何とかすればいい。 シュッとした優男。目がデカい。わざわざお土産をいただく。目が少し泳ぐ。もちろんお互いに。だって初対面だもの。 とてもアメリカンな喫茶店に入る。デカいスイーツを

      • 2月 スラムよりの使者

        電車に飛び乗って逃げるように福岡に来た。しかし逃げただけではない。目的を持って福岡に向かった。仲間たちに会うためだ。 緊張。親近感はあるのに初対面。聖地と呼ばれる喫茶店でカレーとサラダとコーヒーとキンカンを囲む。沈黙、目の泳ぎ方、躊躇いを共有してより一体となる。 歩く。ギターを背負って歩く。街を抜け、大きな池を囲む公園を目指す。歩く。たまに休憩。ある者は煙草を吸い、ある者は酸素を吸う。言葉を交わす数は多過ぎず少な過ぎず。 木のあばら家。テーブルとイス。ウォーミングアップ

        • 小宇宙に腰掛ける

          ガチャン カチャリ 「ふぅ…」 ガチャガチャ スーッ ツーッ ワシャワシャストン 「ふんっ…」 「はぁ…」 「ふんっ…」 「はぁ…」 (スマホさわさわ) 「ふんっ…お…?」 ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリィィィィ ピチャン 「ほぉ…」 「ふんっ…」 「ふぅ…」 「ふんっ…」 「ふぅ…」 「こんなもんだな…」 ボタンポチィ… ウィーン ジョージ

        3月② 深いところにある言葉を探す

          躁が迎えにきて、居るのがつらくなった気がして

          何日か前からソワソワむずむずモゾモゾする。躁期の前兆である。間違いない。程なくして、躁が隣にやってきた。俺の躁は俺自身を飲み込んでくるというよりかは、躁期はずっと横にいて色々けしかけてくるタイプのやつだ。鬱陶しいが、それのおかげでヒョイっと段差を越えられる時もあるので侮りがたい。 そして今回も躁がやってきた。何だかソワソワする。心と肚の中間辺りやお尻がモゾモゾする。文字が目に入りやすくなる。流せなくなる。自然と拾ってしまう。拾ってしまった言葉に対して頭の中でムクムクと言葉が

          躁が迎えにきて、居るのがつらくなった気がして

          仕事を1年ちょい続けてみて思ったこと

          昨年の春から働き始めて、今も働き続けている。この先しばらく何もなければ、ダラダラ続けられそうな気もしている。これはとても画期的なことだと思う。 これまでの人生において無職期間がほとんどであった。無職期間以外も、行き当たりばったりで働き始めては辞め…また働き始めては飛び…を繰り返してきた。しょうがない人間である。 そんな俺がなぜ働き続けられているのかと言えば環境の要因が大きいだろう。以下にいくつか挙げてみる。 手帳を取得した ガッツリ通院している 支援機関にしっかり介

          仕事を1年ちょい続けてみて思ったこと

          俺は家業を手伝わない

          俺の親父は自営業をしている。母はその手伝いをしている。2人ともほぼ年中無休で稼働している。 自営業やってる家に生まれた子供は「継ぐんですか?」と周りから聞かれることが多いと思う。それが昔から苦痛で仕方なかった。リスクも取らないクセに外野から口だけ出してくる感じがたぶん不愉快だったんだろう。 「だって何かあってもお前ら責任取ってくんないだろ?」 それでも、何かそういう「後を継ぐ可能性」みたいなものが人生の中でチラチラ視界の中にあると、数回くらいはその気になってしまうものだ

          俺は家業を手伝わない

          ここではないどこかへ

          最近、休みの日の過ごし方について頭を悩ませている。 基本的に一ヶ所にじっとしてボーッとしたり本やスマホを眺めたりするのが好きなのだが、2年前に越してきた今の家にはパーソナルスペースがない。したがって家の外に安息の地を求めるわけだが、狭い田舎町かつ観光地なので徒歩やチャリで行ける距離の場所は気が休まらないのだ。 そこで「ほな都会へ出るか」となるのだが、公共交通機関で片道1000円かかる。本数もないし終電も早い。ちなみに車の免許などはない。俺のような低所得者には痛い出費である

          ここではないどこかへ

          僕が休日にやっていること

          ふと「何だか休みの日は毎回同じことしとるなぁ〜」と思ったので書き出してみようと思う。 ●精神科に行く ●ファミレスに行く ●松屋に行く ●喫茶店に行く ●快活倶楽部に行く ●散歩する ●ジムに行く(たまに・土曜日) ●図書館に行く(そういえば最近行ってない) ●電車に乗る ●バスに乗る ●ビジネスホテルに篭もる ●ポケモンGOをしながら歩き回る ●家の買い物をする ●サウナに行く(最近行ってないかも) ●美術館に行く(たまに) ●博物館に行く(これもたまに) ●Chrome

          僕が休日にやっていること

          昔授業の課題で書いたエッセイ

          When I realized it, there is a few remaining this summer vacation. And I remembered our Merciful Lady had given me a homework for her seventh period class on Wednesday. I had completely forgotten it. “I will do it today in my favourite cafe

          昔授業の課題で書いたエッセイ

          いつの間にか「何もしたくない」が口癖になっていた

          「将来の夢は?何になりたい?」 「大学生になったら何がしたい?」 「休学して何がやりたい?」 「仕事を通して何がやりたい?」 「どんなキャリアを歩みたい?」 「とにかく休んで充電して、余力ができたらやりたいことをやってみたりしましょう」 「どんな業務・職種がやりたいですか?」 「やりがいを感じる時はどんな時ですか?」 … 「ケーキ屋さんになりたいです」 「お父さんみたいな料理人になりたいです」 「(当時やっていた)スポーツで全国に行きたいです、プロになりたいです」 「前置

          いつの間にか「何もしたくない」が口癖になっていた