3月の生活(2024)


3月1日(金)

残業だからといって、間食に菓子パンを食べるのは良くないのかも知れない。今日はベローチェのチョコクロワッサン的な菓子パンを食べたのだけど、また血糖値で動悸してしまった。
空腹の時に一気に食べると血糖値爆上がりになるから、そこまで腹ペコじゃない時に、そして一気に食べずゆっくり食べるようにしたんだけどなあ。
普段甘いものを一気に食べないから耐性が無いのかもしれない。大人しく小袋のおやつにするか、しょっぱいものを食べるしか無いのか。
セブンのちぎりパンが食べたい。
セブンのちぎりパンもベローチェのチョコクロワッサンも白いパン。白いパンは美味しい、しっとりもっちりしていてほんのりしょっぱくて。
もちもち食感系は昔過剰に打ち出しすぎで、流行りに乗せさせようとする思惑に気軽にYESと言えない宗派のわたしは何でもかんでもモチモチモチモチしやがってようと思っていたのだが、もちもちブームも落ち着いた今、もちもちのパンはありがたいと素直に思える。
もちもちパンは口の中がパサパサにならないのでありがたいのです。
普段喋ってて己の飛沫すご、と引く事があるので唾液の分泌量が極端に少ないわけじゃないと思うのだけど、なぜか食事の時はすぐ唾液が食べ物に吸収されてしまう。
芋や豆類、スコーンやカロリーメイトなどパサパサの食べ物に全てを奪われてきたので、日本のもっちりパンには命が助かっています。日本人は他国にくらべて唾液量が少ないからしっとりしていたりもちもちしている食べ物が好きらしい。

疲れていてすんごい眠いのだけど、残業続きなので週末は夜ふかししたい気持ちが睡魔とバトルしている。
動画やゲームや漫画や本や、やりたいもの読みたいものが多すぎてあまりにも時間が足らない。
人類、進化していずれ睡眠が娯楽になったりしないかしら。寝る時間がもったいない。


3月2日(土)

天気の良い週末、最高!
洗濯物を干して掃除機をかけ、排水溝の掃除をした。ムーはごはんを作ってくれている。
たまたまなのか必然なのか、わたしは仕事でマイナス状態にあるものを0に戻すのが得意で、ムーは0から1を作り出す仕事をしていて、それが私生活の役割にも反映されているみたいで面白い。
掃除はマイナスになっているものを0に戻す家事、料理は0から1を作り出す家事。

4時間程散歩した。久しぶりにズラズラと歩いて気持ちがいい。早く暖かくならないかな。
近所と言うには少し遠い所に、区民センターと図書館が併設してある施設があることを今日発見した。
中はきれいだし、読書スペースの他にも作業スペースも多くとられていて、過ごしやすくて良い施設だった。
蔵書はそんなに多くないけど、作業スペースとして考えれば多少の資料もある施設として良いのかも。というか、実家時代の市立図書館がデカすぎて区立図書館の規模感にギャップ感じてるだけかもしらん。
その分区立図書館って区内にいくつも点在してるから分散されているんだろうな。
館内では勉強しに来ている近所の学生たちがわんさといて、この辺学校あるのに学生を全然見かけないと思ってだけど、みんなここに集っていたのか。
いいな、わたしも高校生の時にこんな近所に自習スペースが充分にとられた図書館あったら通い詰めていただろうな。
いや逆に顔見知りくらいの人に遭遇する率が高まるから居づらいのか?
自分が住んでいる区にも図書館はいくつかあるけど絶妙にどこも遠くて行きづれ〜と思っていのだが、ここはわりかし近いしわたしもこの図書館通い詰めようかな。
久しぶりにぬらつきとざらつきを併せ持つ保護シートを貼られた図書館の本の表紙を撫ぜたくなった。


3月3日(日)

今日は井の頭自然文化園に行った。
遊具や広場、小さい遊園地もあって、動物園というより動物もいるでっかい公園という印象。
入口前にはチャイルドシートが付けられた自転車が大量に止められていて、地元のファミリーがよく遊びに来る場所なのだなというのがわかる。
いつも行き当たりばったりで行動しているため、リスの小径が今オープンされていない事を現地で知る。
動物園の方より水生物園の方が個人的に見どころ多くて良かった。上野動物園にも水生生物のエリアはあったけど、井の頭の方は小さい魚にもでっかい水槽を割り当てていて、のびのびとしている景色が良かった。
あと水鳥がいっぱいいて見応えがあった。
時期的にオスの羽が派手な時期だったのも良。水鳥のなかでも、ツクシガモは一瞬電撃走るかわいさで、うすうす感じていたけどわたしは三毛な柄の動物が特に好きみたい。
ねこはどんな柄でもかわいいけど、やはり三毛は特別にかわいいなと思うし、犬はバーニーズが一番好きなのも毛の色が3色だからな気がしてきた。あと犬はデカければデカいほど良いので。
ツクシガモも形状的にはカルガモとそう変わらないんだけど、大胆な黒と茶の色の入れ方がかっこいい。そしてかわいいんだ。
三毛を好きな理由はわかりません。本能的に惹かれるのか、3色もあってお得だと思ってるのかもしれない。


3月4日(月)

退勤するとき、自分が最後の1人だったのに会社の鍵を家に忘れていて冷や汗をかいた。
21時半まで働いて、自宅帰って鍵持ってまた会社……?絶句しそうになったが、こないだ辞めた人が持っていたスペアキー、一旦ここに保管しておくか〜の場所を思い出して、本当に九死に一生だった。

日記を書くのにDropboxのテキストを使っているのだが、アプリを閉じてもログインし直しても会社アカウントから個人アカウントに切り替えができず、アカウントボタン押しても画面に影が落ちるだけでアカウント選択ボタンが現れず困りました。
会社アカウントをログアウトさせて個人アカウントにせざるを得ない状態に持ち込んで、ようやく今日も日記をかけているけどなんだったんだろうこれ、バグなのか。

今月はほぼ毎日21時あたりまで残業まみれになりそう。そしてそうまでしても、今月〆の仕事が多すぎて終わる気がしなくて怖い。
本当に終わらなかったらどうなってしまうんだろう。


3月5日(火)

よくよく考えたらこの量このスケジュールは無理すぎる。
ほんまにか?全体スケジュールで見るとこれこんな急いで必要なのか?最悪納期後ろ倒しにできんか?わいはもう無理かもしれん!!とメールしたら、いや無理かもしれんまでは言ってないけどほんまけ?とメールしたら、当初の予定は先方の勘違いだったため、ずーっと後ろ倒しにリスケになったので小躍りしてる。
命が助かった。リスケにならなかったら遂に休日出勤連打になるところだった。

わたしは先週からずっと残業ウィークだけどムーがずっと自宅に来ていて、会える時間短いんだけどムーは良いのかな。
逆の立場だったらわたしは疲れているだろうし連絡を控えたりするんだけど、気にしていないというか、無頓着というか。会える時間は少ないけどあなたが良いと思っているならまあ良いか、と思えるのは単純にわたしがムーの事が大好きだから。
この人じゃなかったら気遣ってくれ〜とか1人の時間くれ〜ってしんどくなってるだろう。

正直ムーが家にいると個人的趣味のYouTube動画を消化できないので未視聴のものがどんどん積まれていっていて、まるでタスクのように溜まっているしちょっと1人で観させてくれ〜と思う気持ちも無いわけでは無いが、21時過ぎの残業を連日繰り返して帰って1人でYouTube観て寝てが続くと多少擦り減る精神もあっただろうから、連日疲れて帰宅したらムーがいてくれる事には助けられている。


3月6日(水)

カツカツ納期が後ろ倒しになった生活、ゆとり、穏やかな風、美味しい空気、鼻歌、ダンス、光のある1日。うれしいね。

宅配冷食noshってさあ、食べ続けてると精神終わっちゃうよね……といった記事がバズっていたからnoshユーザーとして読んだけど、あんまり共感できなかった。
確かにクオリティのバラつきはあるからわたしは主食がある系と魚がメインのものは注文しないけど、その他のメニューは普通に美味しいけどなあ。
めっちゃ美味しいというわけではないけど、自分1人が食べる分には何も問題あらしませんわという味。

まあ向き不向きはあるよな。
わたしは自分1人食べるだけならスーパー無頓着なので、平日のランチは9年間ベローチェとファーストキッチンだけを周回してるし、毎日夕飯noshの時期もなんも苦痛無かったし、むしろいわゆるメニューのデッキを組むのが楽しかった。
自炊期、自炊タイムアタック期、沼飯期、コンビニサラダ期色々経てきたけど、その中でnoshはコストパフォーマンスのバランスが一番安定してるかなあ。

どれかというとコンビニ飯が続くのが一番ストレスだったかも。
たまに行くと楽しいけど、続くと高いし、コンビニ飯になるってことは残業後なので疲弊した眼に陳列棚のアピールが少し圧だった。
外食も好きだけど毎日は高い。

食にこだわりが無いわけでは無く、どちらかといえば食大大大好きなんだけど、誰かと共感しながら食べるのが一番好き。
これ美味しいね〜とか何使ってるんだろ〜とかこれ自宅で作れるかな〜みたいに、コミュニケーションが発生する食事が好き。
だから1人だとそれが無いからお金をあんまかけたくないなと思うし、人と食事をする時にはあまり金に糸目をつけない。
めんどくせーやつだし時代的にもあまり迎合されないタイプかも。


3月7日(木)

いいださんとなむさんの「ゲームさんぽ」を読み終えた。
ゲームさんぽの動画は見たことないです、すみません。というかYouTubeチャンネルというのも購入してから知った。
人のオススメをひたすら欲しいものリストに突っ込んで、あらすじなどを見ないで読むのでたまにある事象。
精神科医の名越康文先生の話が面白かった。心の話、自我の話、依存症の話、ちょっと宗教の話、体癖の話、東洋医学の話。
やっぱ東洋医学面白いな。科学的根拠は無いけど、臨床実績はある。自分が何を信じるかで左右されていく。
かなり有機的というか、命のような、人間を感じるような。名越先生の本も東洋医学の本も読もう。

ゲームをしていて、主人公に感情移入して没入する感覚があまり実感としてないんだよな。
一人称視点というか、プレイヤーを自分自身に設定できるのはまだ没入するが、主人公というキャラクターがいるゲームは自分が操作していたとしても、そのキャラクターの物語と思って入り込んではいない。
単純にやっているゲームの数が少ないから検証が足りないだけか。
やりたいゲームがある、読みたい本がある、観たい動画がある、時間だけが足りない、ア……アァ……。


3月8日(金)

ゲームさんぽを読んで、東洋医学良いなあと思ったので今一度西洋医学に触れておくかと「最高のがん治療」を読み始めた。
別に身の回りにがんの人がいるわけでは無いんだけど、科学的根拠がないがん治療の情報が素人の間に流布していることが多い中、これは素晴らしい内容だといろんなお医者さんが絶賛していたので後学のためにも。

西洋医学も東洋医学もどちらも好き。好きの種類が違う気がする、なんだろう。
西洋医学はやはり科学的実証によるお墨付きへの安心感がある。東洋医学はあなたにはどうこうという、わたしを見てくれているというやすらぎの安心感がある。
西洋医学は病気を診て、東洋医学は病人を診る。

お茶の水はりきゅう専門学校のホームページに、機械のネジが取れて壊れてしまった時、西洋医学はその機械を再度動かすためにネジを探してはめる、東洋医学は何故ネジが外れたかを考える、といったようなことが書いてあってすごくしっくりきた。
なんだ、この足取りを探って道を示したり答えを求める所が占いっぽくて好きなんだよな。占いも荒唐無稽ではなく結構サンプル集めて傾向と対策勝負だから好きなんだけど、ま、科学的根拠は無いからね。
何を信じるか信じないかは他人に強要したら戦争なので、自分1人もしくは同じような嗜好の友人とこっそり楽しむ。

まるで東洋医学がスピと同じと言ってるみたいな感じになっているがそういう意図ではない。
東洋も西洋も得意分野は違うから、うまく使い分けられるようにしたい。明確な病気や健保適用の標準治療がある病気は西洋医学で治療したいし、もっと漠然とした、なんかだるいとかなんかしんどいとかは東洋医学が得意なんだな。


3月9日(土)

新宿まで散歩をし、新宿を4時間くらいうろついて歩いて帰った日。
同じ4時間くらいの散歩でも、場所を移動し続けてたら体感時間経つの遅くて体は疲れ、同じ場所をぐるぐるしているのだと疲れはそんなにだけど時間が経つのは早いと感じるのは何でだろう。相対性理論?

ランチは韓国料理のハヌリで食べた。わたしは焼き肉定食、ムーはチゲだったかユッケジャンだったか海鮮出汁のホルモンが入ったやつ。
食べ終えてから、ムーは辛いのは好きだけど自分が好きな辛さは韓国料理じゃなく四川の辛さなのかもと気づきを得ていた。
確かに韓国と中国の辛さって種類が違うか。韓国料理って焼肉!かと思いきや海鮮出汁!そして餅!みたいなジャンルの不意打ちみたいなものを感じる。
わたしも中華はジャンルとして好きだけど、韓国料理はジャンルってよりは特定のメニューが好きって感じだな。焼肉は好き、キムチも好き、でもビビンバとかチゲとかはそこまで好きではない。
というか、ごま油が大好きなのでごま油使われているものが好きです、韓国のりいくらでも食べられます。餅も好き。あとポサムが食べたい!
ランチの小鉢に小さい野菜炒めみたいなのがあって、他の料理で使ったであろう加工肉の切れ端が、ベーコンやらソーセージやらギョニソやらを集めまくって炒められてて面白かったし美味しかった。


3月10日(日)

ふくらはぎが痛い。これはむくみというやつなのか?むくみの症状ってわかりやすい痛みみたいなのが無いからよくわからない。
スキニー履いてると脚がだるくなるのは多分むくみ。アキレス腱伸ばしすると激痛なのはむくみ?
生まれつき足首(後)が固くてしゃがんだ時にかかとが地につけられない人種なんだけど、可動域が少ないからか歩いてもふくらはぎはやわらがない。意識的にストレッチをしないとならない。
足首(後)が硬い分普段の歩き走りは脚の全面がカバーしているからか、ふくらはぎの前側?前脛骨筋はめちゃくちゃマッスルになっている。


3月11日(月)

津川友介/勝俣範之/大須賀覚「最高のがん治療」を読み終えた。
めちゃくちゃわかりやすくてサクサク読めるし、専門知識が無い人にもわかりやすいように噛み砕いて説明してくれていて、その分エセ科学の蔓延にかなり悩まされているんだなという所が推し量られます。
患者や患者の家族など身の回りの人たちが、藁にもすがる気持ちで標準治療以外の治療法を探してしまう感情、汲み取りつつも科学的根拠が無いものは無いとズバッと言うのが悩んでいる人たちへの優しさと、悪意有り無し関係なく根拠の無い情報を流布する人たちへの憤りを感じる。

そもそもなぜ標準治療が軽んじられてしまうのか、ひとつひとつ原因とそうじゃないんだよを説明をしてくれているのだけど、標準治療に上がるまでに長い時間、何百人もの治験と臨床とを経ていて、医者だけでなく患者側も協力していてくれてそれで成っているのが、人間の種族の生業だと感じ入った。
精神科医の名越先生が言ってた、身体は死なないという話を思い出す。
がんを研究する人がいて、治験や臨床試験を受ける患者がたくさんいて、有効なものが見つかる確率は一万分の1で、その結果が出るまでには長い時間がかかってその間にも死ぬ人はたくさんいて、最終段階で国が有効性があると認可したら標準治療になって、国民健康保険の対象になる。
なんか宗教史や生物学史のことを調べたときより、人類という種族のスケールの大きさを実感した気がする。
そして標準治療はすごいよ、めちゃくちゃ時間とお金といろんな人間の人生がかかってる。人類の叡智だ。これを3割負担で受けられるんですか?!ありがたい話だよ。


3月12日(火)

大きい案件のスケジュールが伸びて安心していたのも束の間、次から次へと仕事が増えていく。
年度末に向けてもあるけど、仕事柄春に向けて活性化していくので終わらない仕事にぼーっとする頭、啓蟄に思いを馳せる。この時期は虫も仕事も湧き出てきます。
去年5月にやったプライベートの展示の準備を今時期にしていて、去年も今年ほどでは無いがまあまあ仕事が忙しかったので次は9月くらいに開催するか〜と思ってたけど、ほんとうにそうして良かった。今年も5月開催にしてたらちゃんと潰れてた。
人が辞めていったり新しく入ったりでPC周りの整備をしなくてはならない季節。春ですね。


3月13日(水)

AmazonMusicからAppleMusicに乗り換え、お気に入りをポチポチと移行している作業はまだ続いている。
やっぱELLEGARDENはめっちゃかっこいいんだよなあ!と次から次へとお気に入りに追加していたけど、段々と自分がほんとうにお気に入っている曲なのか、よく聴いていたから聴き馴染みゆえのお気に入りになっているのかの境目が曖昧になっていく。
別にいちいちそこで足踏みすなよって話なのかもしれないが、歳を取るにつれて新しいものを理解できなくなって、懐古ばかり舐めしゃぶって刺激が無くなって脳が衰えていくのを恐れている。
この懐古舐めしゃぶり事象はこと音楽に起こる事が多い気がする、のはわたしだけ?世間一般的に?漫画や本はそこまであんまり読み返すということをしていない。まあ一回の摂取にかかる時間の長さというのもあるけど、知っているものが来る気持ちよさみたいなのは音楽が多いかなあ。

最近日が長くなってきている兆しがあって嬉しい。夕方、全然終わらんやんこの仕事なあとなった時にまだ外が明るいと絶望感が和らぐ。明るいとか暖かいで嬉しい気持ちになるのは、人間の動物らしい部分が垣間見えて良い。虫も仕事も、人間も啓蟄。


3月14日(木)

お風呂にお湯溜めて、お湯浸かって待てど暮らせどムーがお風呂にやって来ないのて1人でぼーっとしていた。ちょっとだけ待っててと言われたからスマホもタブレットも風呂場に持ち込んでおらず、無の時間……デジタルデトックス(極小)。
ただこの時間で、なんかまとまらんな〜となっていた文章が脳内でまとまってきたのて良かった。やはり無の時間は大事か。1人の時は常にスマホ見てるか本を読んでいるか動画を観ているか、音楽か動画を垂れ流しにしながら別の事をしているかなので意識的に無の時間作ってやらないと脳がくたくたになってるかもなあ。

カレーが食べたい。今日帰るときどこからかカレーの匂いがしてきてめっちゃカレー食べたくなった。
カレー食べたいというか、ナンが食べたいのもある。ナン、焼き立てでパリパリモチモチで千切ろうとすると指がアチアチになるナン……。


3月15日(金)

ヨアブ・ブルーム『偶然仕掛け人』を読み終えた。
とても良かった……!
愛とは、友情とは、仕事とは、思考とは、自由意志とは、人生とは。ファンタジーで、スピリチュアルのようで、サイエンスでもあって、理屈で、哲学だ。
全ての学問の原点は哲学にある、という言葉が脳裏に点滅する。思考するということ。
断片的な話が複雑に絡み合って収まっていく。読み終えてからまた頭からパラパラと読み返す。
「偶然仕掛け人は全員が人間ではないかもしれませんが、人間は全員偶然仕掛け人です」。
我々はどれほど、ハッキリと自由意志を持って物事を決定している?行動を起こしている?今朝黄色い靴下を選んだのはたまたま手に取りやすい位置にあったから?それとも昨日読んだ漫画にヒマワリがたくさん出てきてたから?
脳みそは見えているのに聞こえているのに知らんふりをするのが上手い。自由意志の決定より遥かに多い、無意識と偶然の海に揺蕩って何十年も生きている。
毎日毎日奇跡を起こしている。

偶然仕掛け人の他にも想像の友達、夢織り人、幸運配達人、点火者……わくわくするような仕事がたくさんある。ほんとにいたら良い、いると思いたい。
魔法使いってこういう人たちの事なのかもしれない。


3月16日(土)

ペットショップに成約を検討しているお客さんがたくさんいる。春だね。友人が結婚をすると電話で教えてくれた。春だ。
春なので昼から焼肉食べ放題に飲み放題もつけてアルコールを摂取する。目がかゆい。春。
今日、とっても暖かくて上下ヒートテックでいたら軽めのアウターでも暑かったくらい。外は湿気と土の匂いがしていて、吹く風もぬるくてめちゃくちゃ気持ちよかった、最高の散歩日和。
これが春ですよ。
春と秋って気温の刺激が弱いからすぐ忘れちゃって、ちゃんと記録にしておかないと思い出せなくて春も秋も短くなってるのかもと思ってしまう。
ちゃんと春は来ている。うすら寒かったりうすら暑かったり気温の揺れがあるのも含めて春と秋だよと思うんだけど、小さい頃はもっと安定した春と秋があったんだっけ?
昔は30℃超えるなんてあり得ないし今の夏は暑すぎるみたいな話を聞いても、小さい頃感じてた暑さなんてもう覚えていないから、そうだったっけ?といつも思っている。
忘れないように記録する、生きていたのに忘れてしまうのはもったいないから。春はもう腰を落ち着かせつつあります。
わたしの花粉症は春も秋もちょっと目がかゆくなってくしゃみが多くなる程度なんだけど、ひどい人は逆に春と秋が苦痛シーズンなので長く感じるのだろうか?


3月17日(日)

ちょっと花粉やばいか。
わたしはそこまで花粉症の症状はひどくなく、即時ダメージというよりは蓄積ダメージ派だからいつも油断こいてしまう。
昨日浴びた花粉により今日はまあまあのくしゃみと目がしょぼしょぼ。コインランドリー行ったついでにドラッグストアに寄り、花粉症用の目薬を買って帰った。
花粉症の影響か、お昼ご飯を食べたあとの鼻炎薬の影響か、なんだか1日頭がうすらぼんやりして終わったので今日は早く寝ます。
それでも2時間くらい散歩したのは偉い。


3月18日(月)

昨日は早くに寝て、すっきり起きる。
やっぱ7時間寝るのって良いよな、仕事もがんばるか〜という気持ちになる。でも趣味の時間を減らしたくない。
長い目で見ればたくさん寝た方が体のためになるしその分長い人生趣味を楽しめるんだろうだけど、その日その日の精神の元気は趣味でしか元気にならないのだよなあ。

PloomXのスティックに洋梨フレーバーが出るという情報を見て、へ〜美味しそうじゃん買おうかなとホームページうろついてたら、キャメルのメンソールイエロー終売情報が転がり込んてきてインターネットの海で棒立ちになってしまった。
またなのか!シトラスが終売になるのは!glo使ってたときもneoの黄色いシトラスが終売になって、他のフルーツフレーバーは甘いか不味いかだからPloomXに乗り換えたのに、また、シトラスが犠牲に……。
そんなシトラスって人気無いの?一番吸いやすいフレーバーだと思うんだけど……。
大体他のフルーツフレーバーは甘ったるくて頭が痛くなっちゃうんだよな。普通のメンソールはちょっとミントすぎる。メビウスのシトラスは存続みたいだからこれに乗り換えるか、洋梨に期待。

アドバンスドに乗り換えようかなあ。なんかアーティストとコラボしているやつが赤くてつるつるてらてらでかわいいしショップ行ってみようかな。PloomXも乗り換えたきっかけは吸い心地もだけど、着せ替えカバーがその時コラボしてたアーティストのやつでかわいいのがあったからで、これからもっといろんなコラボしたりしてカバーの種類増えるかと思いきや全然増えなかったのが残念だった。
もっとイラストレーターとかアーティストとコラボして、毎日着せ替えられるくらい増えたらいいなあとおもうけど、採算無理なんだろうな、そのへんお金使う層と喫煙層って掠ってるくらいだろうし。
あとやっぱ煙草製品とコラボって印象悪いのかもなあ。


3月19日(火)

₍₍ 仕事終わらなすぎワロタのダンス ⁾⁾
いやあと1時間残業したら終えられてたと思うんだけど、さすがに最近残業代を嵩みすぎ人(かさみすぎんちゅ)。
というか明日休みじゃなかったら問題なかった。忙しいときの祝日ほど素直に喜べなくて悲しいものはない。
あとちょっとだけだから、明日やるかあとPCを持ち帰りました。これは良くない……残業代嵩むからとかあとちょっとだけだからとか言って休みの日に自宅で仕事するなんて……会社もそんなことまったく求めてない。
でも10年近く勤務して初めての事だから許してね。許してねって、誰に許しを請うてるんだ。
許しを請うているということは、これ以上残業代を重ねるのは望ましくないと思っているということは、会社が求めていないのにこっそり仕事をさせてくれと思うのは、つまり仕事をちゃんと捌ききれていない自分に納得できていないという事だ。
あら、意外と仕事で負けず嫌いなところがあるんだな自分。しかも自分自身と戦っているよ。これは伸び代ですよ!


3月20日(水・祝)

目が覚めたらまためまい症の気配、花粉で鼻水が出るので鼻炎薬を飲んだらぼーっとする頭、原因不明のぼんやりとした腹痛と膨張感。
満身創痍すぎるだろう。
お腹が痛いのはなんなのや、変なもの食べたっけと考えてたけど、これもしかして生理痛か?生理終わりたてだと言うのに。
確かに今回の生理中は痛みが全く無かったけど、痛みだけが遅れてやってきたということ?難儀な体すぎるだろう。
もしかして、これが加齢ということ……?

今日は美容院でカットとパーマ。4ヶ月ぶりだった。こ
っちに引っ越してから、たまたま近所で感じの良い美容院があり下調べもせず初回→高すぎないし嫌な感じは無いからとずっとそこに通っているのだけど、どうやらここは上手で人気なところらしく予約が全然取れないので、そろそろ切らなきゃな〜というタイミングで予約を取ろうとすると最低1ヶ月は埋まっていて行けた時には伸び散らかした状態になっている。

髪もさっぱりして、遅めのお昼は久しぶりに近所のインドカレー屋。やはりナンはお店の焼きたてに限る。
帰宅して持ち帰った仕事を終わらせる。めまい症が若干あるからか、視界がふらつくということはつまり体調が悪いのでは?!と身体が勝手に体調不良モードに入っている気がする。身体が「なんか熱あるのかも……🥺」みたいに訴えかけてくる。
ほんとにね、身体くんにはいつもお世話になってるし心配してくれてありがたいんだけど、全然平熱だからね。ちょっと寒暖差でバグってきてるのかな?今日は早く寝るから心配しないでね。


3月21日(木)

長引いているぼんやりとした腹痛。これはやはり生理痛っぽいな。
急にタスクが片付いたので一昨日までの自分のスピードに置いてけぼりになり、日中もぼんやりしていた。
約1ヶ月半?ぶりの定時退社!嬉しすぎ。夕飯も久しぶりに自炊。
KALDIで買ってた海苔鍋の素で鍋を作る。鍋作るときいつも具材パンパンに入れてしまうので、鍋の素で作ると味が薄くなる。

佐藤晃子『アイテムで読み解く西洋名画』を読み終えた。
西洋絵画にある、このアイテムを持っている人はマリア、この人はヨハネなど登場人物の固定持ち物や、それぞれのアイテムが持っている意味などを解説してくれている本。あまりにも様々な所に様々な意味が込められているし、秋田麻早子の『絵を見る技術』で視線誘導の解説を読んだ時もそうだったけど、解説通りだとしたらあまりにも綿密な設計ゆえに、脳裏で(作者は果たしてそこまで考えているのか?)という疑問がうっすら浮かんでくる。
宗教の布教や教訓を文字が読めない人へ伝える手段として、絵だけで説明できるように設計して描かれている当時の絵画。現代における絵画と役割が違うから、現代の感覚のままで理解しようとすると懐疑的になってしまうので、それは今自分が文字を読み書きできて、自由に絵を描いたり売ったりすることができるからそう思ってしまうんだよということを何度も何度も自覚したい。
宗教画などは設計図や手紙を受け取ってみる、といった感覚で見るのが受け取れるものがまた増えていくのかなあと思う。


3月22日(金)

仕事、ゆとりが出たのでやる気が失われてしまった。
久しぶりによそ見しながらついでに仕事をする1日を過ごしたな。大体の事は来週の自分に期待しよう。

夜は友人とごはん。いつも共通の友達と一緒に会っている人で、2人だけで会うのは初めてだから少し緊張した。
歳を取るにつれて誰にどう思われようがどうでもええわいと思えるようにはなってきているが、それでも未だ、特に女性と会う時は少なからず己の不備が無いか逐一確認してしまう時がある。
他人と一緒にいるときここ気になるよなポイントみたいなのが、やはり同性だと同じ事が多いから余計気にし過ぎているというのがある。こればかりは一緒にいる時間を増やして、そこまで気にする間柄では無いなと実感するしか無い、相手が友達だろうが仕事の人だろうが。
今日の会は趣味の話も盛り上がったし、お互いちょっとした内側の開示も自然とできたし楽しかった。
ここからもっと仲良くなるかもしれないと思うと少し高揚する。もしかしたらここ以上お互い踏み込みしない程の仲でキープするだけかもしれない。なんか新学期の学生みたいな心境になっているな。

帰宅して、ムーが家にいるもんだと思っていたらいなかったので、今日はいない日かとだけLINEを送ったら、深夜2時過ぎとかに突然やってきた。コンビニのホットスナックを食べながら。
びっくりしつつ喜びつつ、どうやって来たの?と聞いても無言で昆布が揺蕩っているようなジェスチャーしかしないのでよくわからんが、体がキンキンに冷えていたのでどこかから歩いて来たか、レンタルチャリで来たかしてくれているんだろうな。
なんというかこの人の優しさというか健気さというか、ラブだぜというでっかい感情になる。


3月23日(土)

めまい症と謎の腹痛はうっすらと続いており、めまい症は大体朝が一番強く夕方くらいになると収まるのを繰り返している。
腹痛はうっすらなので平日とか何かに集中していると忘れているのだが、休みの日は気が散漫としているので体調やなかんじ〜と平気かも〜を行ったり来たりしている。

体調の悪さに釈然としない気持ちになったので、夜はパンを爆食いしました。
パン、大好きなんだけど食べても食べても腹に溜まらず食べすぎてしまうし食べたとてすぐ消化されて腹持ちが悪く、ただ体に糖質と脂肪が蓄積されてしまうだけになってしまうので、パンの事は少し避けている。
朝に食べる分にはまあ摂取したカロリーは1日で消費できるだろうし、食べたはなからお腹がすいていってもすぐ昼ご飯がやってくるから許してるんだけど、夜にパンは!無限に食べてしまうから!これは禁忌なんです。
ほんとはパン、いっぱい食べたい。一度に5個も10個も食べたい。あんなに芳しい香りを蒔き散らしながら、太陽みたいな黄色い光を発しているパンたち。全部救いたいよ。

そういえば!今日歯医者行った帰りに伊勢丹へ寄ったら期間限定でルルメリーのショップが出ていて、お菓子たちの陳列と一緒にBEAMSとコラボしたスマホショルダーが並べられていて、それがかわいすぎて釘付けになってしまった。
正直今すぐ買いたい、しかしわたしはキャッシュレス化しておらず喫煙者なのもあって外出にはスマホショルダーだけで荷物が収まらない人間なので、スマホショルダー買っても逆に持ち物の采配に困るのでは?が戦ってフロアをぐるぐるうろつく。
BEAMSの通販ページをみたら予約販売とあったので、な〜んだゆっくり考えればいいかと思い伊勢丹を出たが、よくよく見たら売り切れマークもついている商品もある、はて。
予約販売ではあるが受注生産というわけではないから予定数切ったら売り切れなんだ、しまった最近増えてきた受注生産システムに甘やかされていた。
しかしギリギリ、ほんとにギリギリ欲しい色の在庫が残り1点だったのでそこから超速でBEAMSに会員登録し注文し支払いを完了しました。
わたしもスマホショルダーデビューか。これを期にもっとちゃんとキャッシュレス化生活しようかな。もしくは財布と喫煙道具入れるだけのちまいバッグ探して買おうか。


3月24日(日)

洗濯をし、スプラのフェスをやり、散歩、夕飯、スプラという1日だった。
ちゃんと休日かい。

友人が何かを決断したとき、その決断が明らかに自身をすり減らすような決断だとしたらもうちょっと何かやりようがあるんじゃないかと考えたり提案したりするんだけど、当人が明らかにポジティブに思っていて、まあ社会的に問題無いことなら好きにしな〜と、その決断の前後関係がどうでも良くなるのかもしれない、わたしは。もしくは人の話をちゃんと聞いていない?
言ってることとやってることが違いすぎるとヘイトを買っている友人がいて、周囲の人がイラつく理由もわかりつつ、でも明らかに悪いとか不幸になる事じゃないことへ正論パンチを撃ちたくないと思いつつ。
というか、わたしの見積もりが甘いだけで、周囲はこれ不幸になるだけだろって思ってる事案なのかもなあ。
今回で学んだこと。本音(感情)と建前(理屈)を分ける事は大事だけど、普段から建前で生きすぎるといざ自分ごとになって感情に翻弄されたとき、周囲から普段から言っている事とやってることが違うだろと思われるから感情的に動く事も大事だということ。自分でも自分の感情にビビって動けなくなることもあるし。


3月25日(月)

昨日までの謎の腹痛は収まったように思われたが、夕方あたりから右側の下腹部がうっすら痛い。これは排卵痛なのがわかる。
昨日までの腹痛は中央で生理痛に近く、子宮なのか腸なのかわからないのが嫌だった。生理痛と同じく腸の調子も悪くなるし。
排卵痛はわかりやすくチキチキしている痛みなのと、痛くなるときはいつも右側が痛い。右側の卵巣がもう限界なのかもしれない。

先週ぼんやりしていた分、今週はがんばるぞ!!と意気込んでいたけど、昨日友人らと遅くまで通話していたので途中眠気にやられてしまった。自滅。
少し残業したけど、ネギがあるのでスープを作る。スーパーに並んでいるキャベツたちが丸くてふかふかなものばかりになっていて、春を感じますね。


3月26日(火)

雨すんご〜、湿気が来てるね春ですね。
パーマをあてるようになって良かった事は、髪のセット時間が大幅に短縮できるというところが大きいけど、こういう湿気ジメジメジの時に髪がヘタる悲しみを味わわなくて良くなったというところもある。湿気が出れば出るほど髪がふわふわになって嬉しい。
直毛って羨ましがられる事が多かったけど、直毛は直毛で真っ直ぐの癖が付いているのと同じである。いくら熱で毛を曲げようが固めようが、雨だったり汗だったりで朝の数十分を亡き者にしていく。
あとわたしの髪質なのか直毛あるあるなのか、スーパーハードのワックスでもスプレーでも時間が経ったら髪に馴染んで?跡形も無くなってしまう時もある。
そうなると本当に朝セットした時間がただ虚無。酷いときだと駅に向かう時間だけで全ておしまいになるし、この辺の悩みは癖毛民と変わらないと思っています。
あとわたしは毛が細めで頭がでかいので、セットが全部終わり髪がぺたんとすると顔のデカさに拍車がかかってしまうのも悩みのタネだったのが、パーマをあてるだけで全て解決!
もっと早くにパーマ当てれば良かった。


3月27日(水)

もう残業の波が落ち着いてきたので、久しぶりに友人が働いている居酒屋で夕飯とした。
常連さんからいただいたワインを4杯くらいと日本酒を1合飲んだので、まあまあ酔うが、毎度面白いくらいに帰宅してから酔っぱらい然となる。
わたしが20代半ばの頃から変わらず、常連のおじさまおばさま方はわたしの事を玉のように扱ってくれる。もう30を超えたというのに、ありがたい。
いくつになっても年上の方が甘やかしてくれるから、わたしはいつまでもガキンチョでいてしまう。


3月28日(木)

今週はそこまでやろ、と余裕をこいていたらしっかりと週末に向けて仕事は溜まり、しっかりと残業をした。新入社員のPCセッティングが終わっていません!!!
Twitterで、入社予定日1週間前に他社に縁があったのでやっぱ辞めますという連絡が来て辛いみたいなツイートに、会社はさんざお祈りメールして辛い思いをさせてるんだからざまあみやがれみたいなリプライがたくさんついていたのを見かけて、胸の奥が沈むような、ひたすらに虚無にボールを投げ続けるむなしさみたいな気持ちになっている。
全部が全部ではないだろうけど、人事はめちゃくちゃお金と労力を割いている。本人が好きな会社、向いている会社に行ってくれた方がいいけど、1週間前にキャンセルされたら会社側はお金と労力が全て無駄になるだけなので、インターネットでぼやきたい気持ちがわかる。


3月29日(金)

なんか!いろいろな仕事が一気に落ち着いたという感じがある。
落ち着きざるを得ないというところもあるか。肩の荷が半分くらいは降りたような感じだ。あっという間に3月が終わっていく。もう桜が咲いているらしい。
明日は友人らと動物園に行くので、帰りがてらスーパーに寄って明日用のおやつなどを買いに行く。
普段はあまり行かない方のスーパー行ってみよう、ついでにあそこのでっかいシャケが載っているお弁当を夕飯としようと向かったのだが、シャケ弁はおろか米系のお弁当は根こそぎ狩られていて膝がふにゃふにゃになった。そりゃそうか……もう20時半だもんね……。


3月30日(土)

この人といると何か疲れるのは何でだろうと考えた結果、強い言葉で誰かを否定する愚痴やぼやきをするからなのかもなあと思った。
わたしは基本的にまあ人それぞれ事情があるからねえというスタンスで、見える一面だけで判断するのは怖い、それは優しさとかではなくて自分がそうされたら嫌だからしているだけなんだけど、このスタンスは前述の人とは多分相性が悪い。
でも正論パンチで強い言葉は、痛くて怖い。自分が発した言葉は巡り巡っていずれ自分に返ってくるから、強い言葉を使い続けるといつか自分で自分を苦しめてしまう。
あと嫌だったことを、抱えきれない時は人に話したほうが良い時もあるけど、そこまで溢れていないものは無闇に話したりしない方が良いよなとも思っている。話すと残るから。嫌なことは早く忘れたいんだわたしは。

今日は友人らと東武動物公園へ行った。最高の行楽日和!風もなく日差しがサンサンで……あっついな流石に!
いうてそこまでだろう、夜は寒いしと薄いヒートテックを着て来たけど、汗でべしょべしょになる。
敷地が広いからか、一見混んでいるようでトイレもほとんど並ばず、ベンチにも大体座れるし、敷地内に喫煙所もあるし、結構穴場なのかも。金カムのコラボアトラクションやグッズ売り場も全然人が集っていなくてびっくりした。
春休みで土日なのに。まあしかし埼玉の宮代町って絶妙に行きづらいところだから、ほどほどの混み具合になるのもわかる。


3月31日(日)

昨日から同じようなことをずっと考えている、動物園の感想を疎かにするほど。
わたしは何かの原因をその人自身にしたくないんだと思う。人間の思考や言動ってあまりにも自立していなくて、その日の環境にかなり影響を無意識に受けている。
思考や言動は流動するものだから、それについてのぼやき愚痴ではなく、怒り愚痴で起きた事象についてやあやあ言っても過ぎた事だしそれだけパワー使っても意味ないよなと思ってしまう。
だったらこういう環境の時って人間はこうなりやすいよね〜と分析していったら自戒にも自衛にもなるから得だよなというのが基本スタンスなんだろう。

別に自分が怒らない人間だという事でもなく、怒ることは全然あるんだけど怒りの感情が鈍いのかなんなのか、人より怒るポイントに気づかなかったり、後から気づいてうわ〜すぐ気付いて怒るべきだった!と後悔することもある。そして自分も怒りの愚痴をすることもある。当然ある。
このときの自分の心情はなんだろうと考えた時、これは怒って然るべき事象だよね?という共感を求めているんだなと思ったので、怒りの愚痴をする人もきっとそういうことなのかもしれない。
だから怒って然るべきだよね?というところにわたしがま〜色々事情があるんだろうねとか機嫌が悪かったのかもね〜とか言ってると、宥めてるんじゃねえとか中庸でいていい子ちゃんかよと思われるのか。だから八方美人と言われるってこと?!なるほど。
ただシンプルに一緒に怒って欲しいだけなのかも。でも自分が怒ってない事をあまり進んで怒りたくない。嘘でもそういう態度をしていると、それに飲まれて自分の感情が嘘か本当かわからなくなっていってしまうから。
しかし如何せん会うたび何かしらに怒ってる怒り愚痴の人と喋っていると、疲れる。

今日は2時間くらい散歩して、帰りはレンタルチャリで帰ってきた。暑すぎる、昨日と気温そう変わらないはずだったよね?と帰宅してから改めて天気予報を見たら、昨日から4℃も最高気温が上がっていた。
28℃は、さすがに初夏か……。
でも空気は春のままなので、自転車で帰っている時は春風がすごく気持ちよかった。夜はジンギスカンを食べました。

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