子どもたちの“脳”を育てよう!!

人間の脳は10歳までに成長する

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人間は他の哺乳類と違って脳が未成熟の状態で生まれてきます。
脳の重さも赤ちゃんは300~400g程度と言われており、大人の脳が1,300~1,400gと言われているのでおよそ3分の1から4分の1程度の重さで生まれてきています。
そして、脳は約10年かけて大人と同じ重さまで成長しますので、重さや大きさとしては、10歳ごろまで成長することになります。

しかし、脳の成長で大切なことは重さや大きさより、機能的な脳になっているか、つまり脳の神経細胞(ニューロン)同士が結合している(シナプス)ことが大切です!!

シナプス強化のために様々な経験を

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人間の脳はシナプスの中を信号が駆け巡ることで働くと言われています。
人間は誕生してから8ヶ月間ぐらいで神経細胞同士が一時的に過剰に結合し、シナプスが形成されます。しかし、そこから不要なシナプスは除去されていき、10歳までに半減し、そこからは一定に保たれます。
このシナプスの除去を「シナプスの刈り込み」と言い、必要な神経細胞のつながりは残し、必要ないつながりは除去していく仕組みになっています。
つまり、10歳ごろまでに繰り返し信号が駆け巡ったシナプスは残り、信号が走らなかったシナプスは除去されていくのです。
ですので、10歳までに脳によい刺激を与えてシナプスを強化しておく必要があります。

脳に様々な刺激を届けよう

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子どもたちは赤ちゃんの頃から様々な経験を通して脳に刺激を与え成長していきます。そして、脳を育てていくためには様々な刺激を脳に届けないとシナプスが強化されないので、そのためにも様々な経験をすることが大切です。
同じ行動や同じ動作ばかりしていると同じ刺激が脳に届き、その行動に必要ないシナプスは弱くなってしまうので、様々な遊びや経験を積むことが子どもたちには大切だということがわかります。
泥遊びや砂遊び、鬼ごっこやボール遊びはもちろん、絵本を読んだり、パズルをしてみたり、おもちゃで遊んでみることも必要でしょう。
また一人で遊ぶ時間も大切ですし、家族や友達と集団で遊ぶ経験も大切です。様々な経験が子どもたちの脳を育てることにつながるので、そういった経験の場を大人が工夫して提供してあげることも大切です!!

外遊びは経験の宝庫

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様々な経験を子どもたちに提供することをクラブぽっとでは大切にしていますが、特に重要視していることは“外遊び”です!!
室内よりも外で遊ぶほうが様々な刺激がありますし、好奇心をくすぐることも多いでしょう。虫などの生き物がいたり、植物に興味を示すこともあるし、冬であれば雪が積もることもあります。
公園での砂場遊びやぬかるんだ場所があれば泥遊びを経験することもできるかもしれません。
外で遊ぶことで様々な刺激を受け、好奇心がくすぐられることで多様な経験につながります。また自由にやりたい遊びをすることで勝手に様々な刺激を受けることにつながります。
ぜひ子どもたちの脳を育てるためにも、幼児期や小学生の頃は外でたくさん遊んでみてください!!

クラブぽっとでは、子どもたちや保護者の方に外遊びの魅力を伝えたり、実際に外遊びや自然体験活動の場を提供しています。
2022年4月24日(日)は毎年開催している「泥んこ運動会2022」が開催されます!!この「泥んこ運動会」も子どもたちに外で遊ぶ魅力を伝えたり、非日常体験を通して成長してもらうために企画をしています。
興味がある方はお友達やご家族とぜひ一緒に遊びに来てください!!
盛り上がること間違いなしのイベントです!!
申込は下のURLをご覧ください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0e0d5e3a740357

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今後も皆様のためになる様々な情報を発信していきますので、ぜひご覧ください!!

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