見出し画像

乙女椿プロジェクト1

ゴルフ事業に拘っている、と書きながらも、農業ビジネスに昔から興味があり、今、構想段階のプロジェクトについて書いてみます。

サラリーマン時代に電力会社に在籍していて、当時「電力の自由化」が将来的にやってくる頃でしたから、社内で新規事業のアイデア募集などがあって、「新規就農者支援事業」なんて企画を提案していました。

電力会社には、農業電化の研究部署があり、それを活用して3年間は給与支給体制で就農して独立していく制度だったのですが、具体性が低いとのことで却下。

ついでに吐露しますと「人力発電して家庭の電気代を節約し健康にもなれるエアロバイク」も提案したのですが一蹴されました。まあ、技術的可能性や製造コストなども分からずにアイデアだけでしたから当然です。ただ、これどこかの会社が実用化していますね。

話を戻しますと、現在6次産業化が推進されていますが、そもそも農産物として成り立っていない(一部農家さんもいるようですが)「椿」を生産しようとのプロジェクトです。

「椿」は日本原産の樹木で、花が綺麗なので園芸品として昔から親しまれ品種改良でいろんな花が作られて、海外にも広まって多くの品種が存在しています。

「椿油」、これに着目したのです。
日本での生産量は、平成20年頃のデータですが、50~75KL程度です。椿油は美容液としての利用が多いのですが、食用にもできます。

サザンカがツバキと似て非なるもので、椿油は、ヤブツバキの種子から取れる物だけをいうようです。その他のツバキやサザンカは「カメリアオイル」未だ区分は曖昧なようです。

私が農産品としてこの椿に着目したのは、椿が樹木全体に利用価値があることからです。
花ー鑑賞・養蜂、枝ー木炭、枝葉ー木酢液・木灰、葉ーお茶、幹ー工芸用・木材などです。

つまり、椿の樹木自体が「資産価値」を有するので、オイル製造販売以外にも利用用途が広がりうまく活用することで事業の安定化や拡大が図れます。

また、椿は強い植物なので寒暖差や施肥などほぼ気にすることなく、ほったらかしでも育っていくことが大きな特徴となります。

本日はここまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?