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今日は誰にも愛されたかった


6/19にバイトを辞めて、ニートになりました。
些細なことでの口論から辞めるという一般的に考えたら自分に非がある身勝手な行為ですけど、バックれずにちゃんと話をしてお互い納得して前向きに辞めれたから少しは大人になれたということでいいですか!

自分は、高校三年生の時に学校にあまり行かなくなってからずっと嫌なことから目を背けて逃げ続けている人生なので、毎朝起きて学校や仕事に行っているみんなを本当に尊敬します。
同級生が大学を卒業して、社会人になっていく中、自分だけが高等遊民と呼べるほどの思想や学歴、社会への不満があるわけでもなくただただ怠惰にモラトリアムの延長として過ごしているのはいかがなものかと思う一方で、就職活動をして社会人になり、毎日仕事をやめたいと辛い思いをして働いている友達の話を聞くたびに、”会社辞めてフリーターになればええやん”と思ってしまいます。
でも、大人ならそういう訳にはいかないですね。
定職に就いて毎日働くということが社会的に大人になるということだと思いますし。
まぁうだうだ言ってますが働かない言い訳にしかすぎないです。
自分へ
7月はちゃんと働いてください。

自分を許せるのは自分しかいないのだから、せめて自分だけでも、20代の短い間だけでも、この怠惰な人間を許してあげたいと思います。
そして、自分にやさしくしている分、好きな人たちにはやさしくしたい、やさしい人でありたい。

自分語りはこの辺にしといて
6/17の七尾旅人/塩塚モエカのツーマンとやついフェスの感想を
先ずはモエカさんから
ソロの音源はサウンドクラウドに数曲だけとyoutubeにしかないので、あまり聞く機会がなく、ソロでのライブを見るのは二回目、一年ぶりということで、ほぼ初見の気持ちで見れた。
ソロのモエカ氏は、アルペジオでゆったりと演奏する曲が多く、バンドとのギャップに驚かされる。唯一無二のあの歌声は、弾き語りでより際立って最高だった。
羊文学のライヴは、メンバーの3人の世界があって、3人の作り出す空間にいさせていただいてるように感じることがある一方、ソロは、会場にいる一人一人に対して歌っているような気がした。単純に会場の規模が違いすぎるのもあるとは思うけれども
年に一回は必ず聞きたいそんなライヴでした。
続いて、七尾旅人さん
旅人さんの音楽は、ジジイになっても一生聞き続けていたい音楽の一つで、いつも優しく寄り添ってくれる。
サブスクが解禁初期作品は、刹那的で今とは
音源はもちろんいいけれど、ライブならではのアレンジと遊び心があって、とにかく圧倒される。MCも面白いし。
印象に残ったのは、”入管の歌”や”ホームレス・ガール”
”入管”とは、在留期限をこえて日本に滞在する「オーバーステイ」の外国人を収容することで、国外への「退去命令」が出ると、多くの人は帰国するが、帰らない選択をする人もいて、その理由は「長年日本で暮らし祖国に戻る場所がない」「子どもや配偶者がいる」「難民申請中で祖国に帰ると迫害の恐れがある」などさまざまあるそうです。
今現在、入管施設での外国人の扱いはとてもひどいもので、そこで受けた不当な扱いに対しての旅人さんは歌にしているわけです。
自分は、この歌に出会わなかったら入管のこと、宮下公園の再開発で追い出され殺された女性”ホームレス・ガール”のことを知らなかったし、調べようとも思わなかった。
影響力のある大人が自分の意見をはっきりと口にするのはとてもかっこいい。
自分の意見を世間に晒す(特に政治面で)というのはかなり勇気のある行為だと思うので。
曲がいいのはもちろんだけど、そういう面でも勉強になる、先生であり、親戚のおじさんのような存在です。
実際、自分には先生をしていて趣味で音楽をしている仲良しの叔父がいるので、旅人さんを見るたびに叔父のことを思い出します。
ライヴの最後に、旅人さんとモエカさんが二人でサーカスナイトをした。
サーカスナイトは、旅人さんのも、モエカさんと君島さんのカバーも、なんなら向井秀徳のカバー、青葉市子さんのカバー、ラブリーサマーちゃんのカバーも全部大好きなので、本当に夢のようだった。二人が目を合わせながら歌う空間は尊すぎて、俺が聞いていいんですか!?と俺の中のオタクが騒ぎ始めたので殺した。
自分に金と権力があったら、サーカスナイトをいろんな人が歌うサーカスナイトフェスを絶対開催するから、みんな来てね。
これを読んでる人にはぜひ旅人さんのライブ見てほしい。
ちなみに明日渋谷で19時から無料ライブするようです。銀杏のライブと被ってなかったら絶対行ってた、関西人はケチで無料が大好きなので。←日曜の昼にはこのnoteを上げようと思っていたけれど、無理でした。ごめんなさい。
聴きやすい曲ではないけれど、旅人さんの曲で一番好きな曲

6/17のやついフェス
前日まで行く気なかったんやけど家にいるよりはいいかと思っていくことにした。
どうせいくなら最初から最後まで楽しみたい派なので、行きたいとこ全部行ってたら10組も見てた。我ながら元気すぎ。
12:00~MONO NO AWARE
MONO NO AWAREから始まる1日。気持ちが良すぎてこれが幸せかと涙を流しそうになる。が、朝から泣くわけがない。23歳成人男性なので。
ライヴでの”かむかむしかもにどもかも!”はいつ聴いても最高。あんなに耳が気持ち良くなる曲ない。あれ、洗脳ソング。気づいたら脳内で歌詞が永遠に流れてるもん。聞くドラッグ。今日から俺が法律で禁止します!
12:40~I's
ポンコツの日に愛しておくれを初めて見てからなかやまさんのことしか考えられなくなる。
曲が始まってモッシュが起こったのをいいことに上手の最前に移動してずっとなかやまさんのこと見てた。時々目があったんやけど、なかやまさん多分怖がってたと思う。そら怖いよな、知らん男がずっと見てたら。
失礼ながら”愛しておくれ”はポンコツの日でライブが始まるまで知らなかったバンドで、前身バンドのグッバイフジヤマも曲は聴いたことあるけどいまいちはまらなくて再生したのは一回きりだけ。
でも、ライヴがグチャグチャでむき出しで本当にかっこよかった。
今ではグッバイフジヤマと愛しておくれを毎日のように聴いています。
次のライブいつですか?、見たくて見たくてて我慢できそうにないです。”ひとつになれないけものたち”を一緒に歌いたいです。
I’sのライブレポなのに、愛しておくれの話しかしてない。ごめんね、あのちゃん。
13:20~SPARK!!SOUND!!SHOW!!
スサシは名前しか聴いたことなくてどんなジャンルかも知らなくて、いざ見に行ったらめちゃくちゃ怖そうな人たちで金玉縮んだ。
HIPHOPは普段聞かへんから数曲聴いて移動しようと思ってたけど、盛り上げ方が上手くて結局最後まで見てしまった。
ライヴは普段聞くか聞かへんかとか音楽のジャンルとかどうでもいい、楽しかったらいい、それだけ。
14:00~Weinners
Weinnersのライヴはとにかく楽しい!勝手に体が動いてジャンプしてる!
予習なしで曲を知らなくても楽しめるバンドって本当にすごいと思う。
四星球とWeinners!は俺がフェスするなら絶対出て欲しいバンド!好き!
14:40~ANORAK!
大本命バンド、去年知ってからずっと見たかったバンドで、なかなかタイミングが合わなくてやっと見れました、嬉しい。
ドリチケを交換してお酒片手に最前確保、満を持してライブが始まる。
爆音すぎてわけがわからんまま、キチガイのようにヘドバンをしまくり酸欠になる。
数曲やってmcを挟んで”浮かない顔のまま”のイントロが流れる。
一緒にシンガロング。2023年やりたいことリストの一つが叶いました。
ありがとう、ANORAK!
”浮かない顔のまま”は2022年に出会った曲の中で一番好きな曲なので、みんなにも聴いてほしい。

良かったと思ったら、7月のリプレイスメンツにANORAK!も出演するので、ぜひ見てみてください。
16:00~the dadadadys
前の方で見ている人の大半がtetoとヘルシンキのTシャツを来ていたのが印象的やった。
自分は、the dadadadysからtetoを聴くようになった人間なので、tetoの曲に思い入れはなくて、どっちも同じくらい好きです。
でも、tetoの曲のイントロが流れた瞬間めちゃくちゃ喜んでるファンの人たちを見るとこっちまで嬉しくなるし、飛びたかったらいつでも使って!って気持ちになる。
友達が”拝啓”や”Pain Pain Pain”で喜んでいて嬉しかった。
最後にやった”東日暮里5丁目19-1”
この曲を聞くたびに、小池の優しさに全てを委ねてしまいたいそんな気分になる。この先何度もこの曲に救われる時が来るんだろうな。
the dadadadysを初めて見たのがベイキャンプで、”東日暮里5丁目19-1”が始まって小池が声を発した瞬間、不思議となぜか峯田と重なって、少しだけ泣いた。
俺にとって峯田は特別な存在なので、the dadadadysを知って間もないけどこれから小池も峯田と同じように俺にとっての特別な存在になっていくのかなとドキドキ、ワクワクしています。
”マーブルケイブの中へ”と”溶けた銃口”、"恋"
いつか聞けますように。
(茜)のツアーは絶対に行こうと思ったそんなライヴでした。
18:40~東京初期衝動
しーなちゃん、好きだよ。
20:10~小山田壮平(bandset)
前回のnoteでも書いた通りLife Is Party大好きマンなので、久しぶりに聞けて大満足。濱野さんのギターソロがかっこよかった。いつかはファンファンのトランペット聞きたいな。
あと、寛大好きマンでもあるので、ひろしーーー!!!って2回も叫んでしまった。ひろし!ひろし!
20:55~DJやついいちろう
革命→FOLLOW ME→BABY BABYの流れが最高すぎて、その後あまり覚えてない。みんな疲れ切っているはずなのに、会場の盛り上がりは最高潮←(これ変換で出そうとして、素でさいこっちょーと打ってしまい、脳が年々馬鹿になっているの再確認した、おたけ許すまじ)
その後は、茜色の夕日→Shangri-la→sTAY GOLDって流れだった気がする。
壮平さんがはけた後すぐに革命を流すところや、裏のSATANICで演奏をしているHi-STANDARDを想ってSTAY GOLDを流すところが粋な人だと思ったし、大勢の芸人、ミュージシャン、アイドルが参加するフェスを10年以上も開催できているのは、やついいちろうの人間性のおかげで、色んな人に尊敬されている人なんだろうなと思った。
自分もそういう大人になりたいと思った。
やついフェス初めて参加したけれど、とてみ楽しかったです。また来年も行きたい。
ありがとう、やついさん!


長々と書いた文章を読んでくださりありがとうございました!














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