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『行きたくない』(次男の話)

あたまでは解っていても

ある日、次男が
『学校、行きたくない』
そう言いだした。

転勤族故に避けられない転校
特性持ち故のしんどさ
色々重なったのだろうと思うけども

何かが凄くしんどくなって
もう無理!となってしまったみたいだった
だけどそこはやっぱり昭和の父と母。

そういう子が沢山居て
うちの子も特性持ちだからなる可能性はあって
実際幼稚園の時もあったので何となく予想はしていたけど

不登校の子の気持ちが解らない
理解してあげられない
私も登校拒否はしたが不登校まではなってない。

これが不登校ってやつなのか
後になって色々解ったし受け入れられたけど
やっぱりいざとなると頭では解ってても理解できない。

本人が一番辛いのは勿論だけど
親もしんどいよ、そりゃ勿論
私もお父さんも、苦しい時代があったからね。

でも不登校は解らない
あたまでは解ってるつもりだったけど
解ってあげられるまで時間がかかった。

明確なものはきっとない


進級のタイミングではなく
夏休み明けに転校したことも
こじれたきっかけになったかもしれない。

1学年4クラス
小学校としては中規模だと思うけど
全校児童の前で転校の挨拶は無いわ。

転校先の事情を知るのは難しいけど
転校生の少ない学校は避けた方が良いかもしれない
学年が上がれば上がるほど転入生は馴染みづらいと思う。

1年生からずっと同じメンツ
そんな中に特性持ちの子が入る
今思えば、大変だったに違いない。

本人は嫌な事をされたわけではないと言ってたけど
実際はからかわれたりどつかれたり
転入生あるあるみたいなことが起きたみたい。

でもいじめ!というわけではなく
勉強ついていけない!でもなく
明確に何かあったわけでは無いけれど

ちいさなことの積み重ねだったのかな
今思えばいじめかもーなんていうこともあるし
先生の対応が最悪だったと言うこともある。

きっかけは些細なことかもしれない
行きたくない、から、行けないになる前に
上手くサポートしてあげられたら良かったのにな。

解ってあげられなかったし
受け入れられなかった
次男と母の戦いは、数年続く。


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