乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~

期別で行われてきたバースデーライブも終盤戦。この日は4期生によるライブが行われた。

影アナは早川聖来、弓木奈於、田村真佑

遠藤さくらがセンターを務めた24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で幕開けると、「逃げ水」「バレッタ」「ぐるぐるカーテン」と、1~3期生が初センターを務めたシングル表題曲を続けた。

MCでは賀喜遥香が無観客での開催を謝罪。そしてファンからのメッセージで埋め尽くされた客席を見て感謝を伝える。

清宮は「あやめちゃんとWセンターで、大好きな先輩がセンターの曲をやらせてもらってうれしかった」と感極まって涙をこぼした。

早川聖来はファンからのメッセージの他に1期生から寄せ書きをもらったことを明かしこれからのライブに意気込んだ。

 続くコーナーを前に、乃木坂46キャプテン・秋元真夏のVTRが流れ、4期生たちに「1期生が経験してきたことにチャレンジしてほしい」と伝えた。
和服をアレンジした衣装で再登場した4期生は、赤い和傘を手に、和風アレンジの「水玉模様」を披露。
続く「ガールズルール」では和傘を扇子に持ち替え、下駄を履いてタップダンスをする“下駄ップ”に挑戦。

続いては齋藤飛鳥の指令で、“かっこいいの鉄板曲”という「世界で一番 孤独なLover」を田村真佑のソロからスタートし、黒を基調にした衣装でクールにパフォーマンス。

 最後に高山一実は、ご当地クイズ最下位のチームのメンバーが「走れ!Bicycle」を歌唱中、自転車をこぎ続ける企画の追体験をリクエスト。
自転車でこいで発電し続けないとステージの照明が電力不足になり、照明が消えるという地獄の企画。
4チーム対抗で「千葉県ご当地クイズ」を行い、最下位の筒井チーム(筒井、柴田、林、弓木)が罰ゲームとして自転車をこぐことになった。
必死にペダルをこぎながらも悲鳴の飛び交うステージとなった。

4期生最年長22歳の弓木は既にぐったりしていたが、別の場所でライブを観ていた秋元と松村沙友理が生中継でサプライズ出演し、呼びかけられると一気に元気が復活した。
田村真佑が「先輩方と同じことができて嬉しい」と話すと、松村は「いつかコントとかもやらせちゃおうかな~」と返した。

 ユニットブロックでは5つのユニットに分かれ、「2度目のキスから」(掛橋、黒見、清宮、矢久保)、「ごめんねスムージー」(早川、筒井、松尾)、「流星ディスコティック」(賀喜、田村)、「偶然を言い訳にして」(遠藤、金川、北川、佐藤)、「雲になればいい」(柴田、林、弓木)を披露。北川は憧れの曲を披露できた喜びを語り、柴田は涙ながらに継承の不安と無事終えた安堵を語った。

 ラストスパートは4期生曲を連発。賀喜が先頭を切って花道からセンターステージへ移動すると、前日に『ミュージックステーション』で披露した「I see...」をパフォーマンス。
「キスの手裏剣」「図書館の君へ」「Out of the blue」と4期生楽曲を続け本編のラストは、遠藤が「私たちにとってはすごく宝物みたいな、大事で、大切で、強い思いが詰まっている曲」と語る4期生初のオリジナル曲「4番目の光」で締めくくった。

 アンコールでは、4期生の新曲「猫舌カモミールティー」を初披露。センターは田村、フロントは弓木と松尾。
初センターの田村は期で曲を貰えるのはありがたいこととしつつ、「可愛いに全振りしたような曲だから、4期生の可愛さが観ている方に伝わったらいいなと思います。」と語った。

 そして、表題曲でセンターを務める遠藤は「前回のシングルのセンターのときより確実に成長した姿を見せなきゃいけないという焦りがあって、大きな壁みたいなものはいくつかあると思う」と本音を明かしつつ、「先輩方に甘えつつ、同期のみんなにも甘えつつ、頑張ります!」と意気込みを語った。

 ラストナンバーは賀喜が「4期生の仲の良さが一番伝わる曲」という「おいでシャンプー」。
間奏では、おなじみの「ナカダカナシカ」コールの口の動きをする矢久保が抜かれここにも継承の跡が。
歌い終えると賀喜が4期生を代表して「さらなる未来を目指して頑張っていきます」と宣言。
先輩の卒業が続く中未来を照らす彼女たちのライブは幕を閉じた。

「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~」
セットリスト

0 Overture
1 夜明けまで強がらなくてもいい(センター:遠藤さくら)
2 逃げ水(センター:清宮レイ・筒井あやめ)
3 バレッタ(センター:早川聖来)
4 ぐるぐるカーテン(センター:遠藤さくら)
5 水玉模様(センター:筒井あやめ)
6 ガールズルール(センター:賀喜遥香)
7 サイコキネシスの可能性(センター:遠藤さくら・柴田柚菜)
8 世界で一番 孤独なLover(センター:田村真佑)
9 走れ!Bicycle
10 転がった鐘を鳴らせ!(センター:清宮レイ)
11 狼に口笛を(センター:松尾美佑)
12 ダンケシェーン(センター:賀喜遥香)
【ユニットブロック】
13 2度目のキスから(センター:清宮レイ/掛橋沙耶香、黒見明香、矢久保美緒)
14 ごめんねスムージー(センター:筒井あやめ/早川聖来、松尾美佑)
15 流星ディスコティック(賀喜遥香、田村真佑)
16 偶然を言い訳にして(センター:遠藤さくら/金川紗耶、北川悠理、佐藤璃果)
17 雲になればいい(センター:柴田柚菜/林瑠奈、弓木奈於)
18 悲しみの忘れ方(センター:早川聖来)
19 日常(センター:筒井あやめ)
20 今、話したい誰かがいる(センター:田村真佑、弓木奈於)
21 I see…(センター:賀喜遥香)
22 キスの手裏剣(センター:遠藤さくら)
23 図書室の君へ(センター:掛橋沙耶香)
24 Out of the blue(センター:早川聖来)
25 4番目の光(センター:遠藤さくら)
<アンコール>
en1 猫舌カモミールティー(センター:田村真佑)
en2 おいでシャンプー(センター:遠藤さくら)


前回の1期生ライブからだいぶ間が空いての今回のライブ。
昨年末に単独でライブをした時よりも進化した彼女たちが見れたと思う。

4期生の曲もそうだが、先輩の曲にも果敢に挑戦していた。
逃げ水、バレッタ、ぐるカーの表題、2度キスに始まるユニットコーナー。
重圧やプレッシャーは計り知れないほどあると思うし、ケチがつくこともないとは限らない。
それでも先輩の曲を大切に、大事に歌おうとするその姿はとても素敵だった。

かっきーも言っていたけど「重み」だったり先輩に追い付きたいけど追い付けない「もどかしさ」「力不足」は本人たちがひしひしと感じているもの。
そんな中でも切磋琢磨出来る仲間がいる、見続けてくれる先輩がいる、応援してくれる人がいるから頑張れると前を向く姿がまた「乃木坂46」を背負うものなんだなと感じた。
最後に想いが溢れた部分が物語っていたかな。

2期生、1期生、そして4期生へと見事にバトンが繋がりました。
乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE 大トリは3期生です。
期待しかありません。
12人の絆を見届けたいと思います。

(一部引用)

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