三省堂書店神保町本店140年フェア
こんにちは.株式会社ゆめみの Keeth こと桑原です.
先週末の日曜日.ひょんなことから,久しぶりに神保町の三省堂書店本店に行ってきたら,思いの外顧客体験がよく,また行きたいなと思うなどしたのでその時のことを書いてみる.
どんな書店にも店頭に書籍が並べられているとは思うが,殆どの場合は新作の書籍・雑誌・コミックなどが並ぶだろう.さらに並べ方も余白を作らず,台の上にびっしりと置かれているかと思う.
これが三省堂さんでは,ちょっと高めの丸いテーブルに5,6冊の名著が美しく並べられており,このテーブルが正確な数字は覚えていないが3つくらい置いてあった.これらの書籍はとても高級感というか,特別な書籍のように感じられ,書籍なのに宝石店に来たかのような錯覚を覚えたくらいだ.
ちなみにその中に,エンジニアなら一度は読んだことがあるであろう「リーダブルコード」もあり,正直嬉しかった.もしまだ読んだことがないエンジニアの方はぜひ一度紐解いてみていただきたい.
上記の丸テーブルを正面に,右の壁にも沿って本棚があり,そこにはカテゴリ毎のベストセラー作品が,ランキング形式で並べられていた.そのカテゴライズがまたちょっと面白く,ついつい足を止めてしまうようなものだった.
私が足を止めたカテゴリは「平成で売れた書籍」「140年間で売れた書籍」の2つ.前者は私も読んだことがある書籍ばかりで懐かしみを感じた.後者は,三省堂さんが今年の4月8日をもって創業140年を迎えられたとのことで,その記念フェアの一つらしい.これはとても凄い事.
折角なので,代表の亀井氏のご挨拶も掲載されていたのでリンクを添付する.それにしても140年会社が続くというのは本当に凄い.
閑話休題
他のカテゴリとしてはよくあるもので,各階に本のカテゴライズがされており,その階毎に売れた書籍のランキングだった.これはこれで興味深く,私は職業柄テクノロジーやコンピュータ関連の書籍が並ぶ階に足を運ぶのだが,以外にもその階で売れた書籍にはほとんど専門書はなく,思想や習慣などのヒューマンスキルに関する物が多かった印象だ.
丸テーブルの先に進むと左手にレジが並び,その前に新作,またはヒット作の書籍が台に並べられていた.こちらは他の書店さんとほとんど同じ見た目.面白かったのは,新作の台の前に来て初めて手の消毒用スプレーが設置されており,ここから本に触れてみてください,と言っているような感じがした.普通は店に入ってすぐに設置していると思うので,あえてそういう設計にしたのかな?逆に捉えると,丸テーブルの書籍は手に取るのではなく,あくまで飾り・景観の役割をもたせたのではないかなと(私の考えすぎかもしれない).
そこから先はいつもの大きな書店さんの体で,普段の体験だったのだが,入口入ってのインパクトがとても大きく,ワクワクしたので,こんな時ではあるがもしご興味ある方は行ってみてください💁
ではでは.
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