見出し画像

いざ転院!

↓なぜ転院に思い至ったかは前回のこれを参考にしてね!

で、まずは夫を説得に当たろう…と意気込んで、2人っきりになるタイミング見計らってドクターからの話と次の抗がん剤を受けたくない事、これを機会に病院変えたい事を話した。
いいかげん夫も私の身勝手さ(もしくは猪突猛進?)に慣れてきたのか、好きにしたらいいよとすんなり受け入れてもらえた。はじめての抗がん剤治療の時に泣いて八つ当たりしてしまった事が彼を諦めさせる事になったのかもしれない。ごめんよぉ。
でも今回、次の抗がん剤を言われた事で死のステップを登ってる感覚があって、どちらを選んだとしてもよくない状況には変わりないんだなぁと思って、そしたらなおさら、たとえ夫が反対したとしても私の信念を貫こうと決意していた。それが夫のためでもあると思ってた。
人間いつかは死ぬ。死んだ時に付き添った者は、もっとこんな事ができたんじゃかいかと思いがちだ。そして、もし私が夫の思いに寄り添って毛が抜けようが辛い思いしようが抗がん剤治療を受けながら死んでしまったら、確実に夫は自分を責めると思う。だから死が迫ってきてる感覚がある今、絶対に自分の思いを押し通して、わがままだろうとやり切ってやると決意した。私は自分の思い通りにやりきったんだって夫が思えるのがいいと思った。
まぁ、いろんな思いをこねくり回しながら伝えたのに思いの外すんなり受け入れてもらえて、肩透かしぎみに夫同伴の検診日になった。

そしてドクターの反応もこれまた肩透かしぎみに…というか、転院バンザイ!くらいの感じでとんとん拍子に話が進んだ。
後から思うと、私の申し出はことごとくドクターのサンプルとして対象外になる事で、論文?だの医薬品業者との研究とは程遠いお荷物患者だったのかもしれない。

というわけで、今までふつふつとストレスに感じていた、抗がん剤やドクターとしばしのお別れができて羽がはえたような気分で夫とランチを楽しんだ!

動物タンパク質とかとってやるぅ!なランチ

病院自体の方針とかはもちろん悪いわけじゃないし、ドクターも「必要とあればいつでも戻ってきてくださってかまいませんよ」と声かけしてくれて、根っから心のない人ではないんだと思う。ただ、私の思う方向性とドクターの診療方針があまりにもかけ離れすぎて交わらなかっただけだと思う。

そして、私は抗がん剤をしない日々が続く事に小躍りする日々を堪能して、ウォーキング、ひまし油湿布、瞑想、断捨離に勤しむ毎日を送った。

しかし、そんな日々は長くは続かなかった…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?