「私は、延べ1万人施術しました!!」は、なんの自慢にもならない理由

「私は延べ1万人を施術しました!」というフレーズ、聞いたことありますよね?このような大きな数字を聞くと、つい「すごい!」と感じてしまいますが、今日はこの数字が本当に重要なのか、一緒に考えてみましょう。

日常の例で考えてみる
例えば、私たちがよく行くカフェ。あるバリスタが「私は1万杯以上のコーヒーを淹れました!」と言っていたとします。それは確かに素晴らしい実績ですが、それだけでそのコーヒーが美味しいと言えるでしょうか?大切なのは、その中でどれだけお客さんの反応を見て、味を調整したか、新しいレシピを試したかですよね。

施術の場合も同じことが言えます
「1万人施術」という数字は、その施術者が多くの経験を積んでいることを示していますが、重要なのはその数よりも、一人一人の患者にどれだけ丁寧に向き合い、どのように治療を進化させてきたかです。真の専門家は、ただ多くの人を施術しただけでなく、その経験から何を学び、どのように自分の技術を磨いてきたかに価値があります。

質を追求することの大切さ
私たちが日々の生活で求めるのは、ただの「多い」ではなく「良い」ですよね?お料理をする際も、ただ多く作るだけでなく、食べる人が喜ぶ味を追求するのと同じです。施術も同じで、患者さん一人一人の反応を見て、必要な調整を行うことが本当に重要です。

皆さんにとっての意味
この考え方は、どの職業にも応用できます。数字に惑わされず、日々の作業の質を高めることが、結果として大きな達成へと繋がります。自分の仕事においても、どれだけ多くの作業をこなしたかではなく、一つ一つの作業にどれだけ心を込めたかが、真のスキルアップにつながるのです。

私たちが目指すべきは、数字で人を圧倒することではなく、一つ一つの経験を大切にしながら、真の専門性を高めていくこと。ぜひ、このメッセージを心に留めて、日々の業務に活かしてください。

https://youtu.be/5em7RcVEW_k?feature=shared

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